山あいの静かな宿で国産鰻を食し、星を見上げながら源泉かけ流し温泉を堪能す

山あいの静かな宿で国産鰻を食し、星を見上げながら源泉かけ流し温泉を堪能す

神社仏閣に興味を持つようになってから「絶対行きたい!」と思っていた熊野。
熊野三山は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社なのだそうですが、神様を見ることができる桜井識子さんの熊野三山は玉置神社、熊野本宮大社、飛瀧神社の3つだと言っていたので、それならばそちらに違いないと、念願かなって行くことができました。

しかしそのあたりは奈良と和歌山付近でございます。
東京から二泊三日の強行軍。しかも車。
更に、帰りに伊勢神宮寄りたいとか思ってたので、初日は終日移動、二日目は三重まで移動と、結構な強行軍でした……w
車で和歌山とか、確かに遠いですが、行けないことはないんですね~。
その時乗った車がBMのM5とかいう、パッと見は羊(セダン)だけど中身は狼(スポーツカー)的な車で飛ばしていったからかもしれませんが。道中運転させられましたが、車のことを全然わからない自分でも、カーブとかでも地面に張り付くような感じで、なんかすごいなこの車~くらいには理解しました。

閑話休題。
というわけで、朝早く東京を出発して、ひたすら新東名を爆走し、今回宿泊の宿「十津川温泉 静響の宿 山水」に到着です。
翌日玉置神社に行くのに近い場所で、ついでに温泉も入りたいということで、ここにしました。
三重県側からも玉置神社には行けるみたいなのですが、十津川温泉の方から行く方がらくそうなので、こちらにしました。

なかなか口コミがよかったのでこちらの宿にしましたが、外側は結構古くて、最初見た時「ホントにここ?」と思いました。(外の写真撮るの忘れました。)
中に入れば普通に綺麗な旅館です。

ロビー
廊下

口コミでも書いてありましたが、外国人の従業員の人が多いです。有名な温泉地というわけではないのに、ちょっと珍しいですよね。もちろんみんなニコニコ接客してくれます。

「吉野川」

私たちが泊まったのはこのお部屋。洗面やトイレはありませんが、この部屋の対面が洗面所とトイレなので、さほど不自由しませんでした。お風呂もついてません。

泊まった部屋

お湯も氷水も用意されてます。

浴衣じゃなくて作務衣なんですね。作務衣の方が寛げていいですよね。

旅館は川沿いに建っており、部屋の窓を開けるとこんな景色でした。

着いたら早速お風呂に。
個々のお風呂は、空いていればいつでも入れる貸切風呂が2つと、男女別の内湯&露天があります。

貸切風呂へ

貸切風呂は外の小屋になります。

脱衣所は綺麗で広い
こちらは「ひのき」
お湯がほんのり白いです
こちらは「うめ」

掛け流しということで、常時温泉がドバドバ注がれています。贅沢~!
泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉ということで、美肌の湯です。入るとお肌がツルツルします。
ここの温泉は、本当にお風呂が気持ちよかったです。

貸切風呂は窓が開けられないので、温泉の熱気で小屋が暑くなって長居はできなかったです。涼しい季節なら大丈夫かも。

こちらは、貸切じゃないお風呂。

お風呂は時間で男女入れ替わったはず。下は翌朝撮ったので、上の写真でいう男湯の方だったような。

内湯のお湯も新鮮で綺麗でした。こういう感じの色をした温泉も、なんとなく好きなんですよね~。
露天はこんな感じです。

左側のお風呂は寝湯っぽくなってます

晴れていれば夜は満天の星が眺められるので、寝湯につかりながら最高の景色を楽しむことができます。

右は普通に

露天の前は川と山なので、のーんびり温泉に浸かりながら自然を満喫できます。

そして夕飯。お食事処へレッツゴー!今回私たちが頼んだのは、うなぎ会席です。
国産のうなぎがたくさん食べられる!ということなので!お肉は色んな宿で出てきますが、国産うなぎはなかなか見かけませんからね。

お品書き

この辺りの物を使ってる感があって、好感の持てるお品書きです。

先付、前菜など
うなぎの陶板焼き
紀州のうなぎ かば焼き

うなぎキター!!!
と、かば焼きをワクワクしながら食べたのですが……。みんなちょっと渋い顔。
食べてから、私は「あっ……」と察し。皮がねちょっとしていて、ちょっとなまぐさい?
そっかー……うなぎっていうと、「うなぎ」=「ふきぬき(という名のお店)」で食べたようなもの、を想像していたのですが……。
そうだ、ここは鰻専門店じゃないんだ、と理解。
そりゃそっかー。うなぎ屋さんって下処理とか焼き方とか、さすがプロなんだなぁ。

朝ごはんはこんな感じでした。
こちらにも地の物が使われていたようで、美味しかったです。

ご飯に関しては、せっかくの鰻がちょっと残念ではありましたが、この宿のお風呂は本当にいいお湯でした。
こんないいお湯なら、もう少し入っていたいなぁ……と、ちょっと名残惜しかったです。

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