旅行2日目。
本来ならばこの日の午前中は、まるで桃源郷と見まごうばかりに、このあたり一帯に咲き乱れる花桃にうっとりする予定だったのですが。。。
今年は1週間ほど花が早く咲いてしまい、すでに全部散ってしまったとのこと。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
折角そのためだけに岐阜にほど近い昼神温泉まではるばる来たというのに、これは衝撃の事実でした。( ;∀;)
ま、まあ、昼神温泉が思いのほか楽しめたので、良かったとしましょう……。
戸隠神社とは
そんなわけで、急きょ本日観光する場所になったのが、戸隠温泉です。
渋温泉からは車で1時間弱のところ。少し離れますが、昼神温泉からみればだいたい同じ方角です。
戸隠神社は、
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
(戸隠神社HPより) http://www.togakushi-jinja.jp/
とのことです。
今ではパワースポットとして人気で、訪れる人も多いのだとか。
その中でも今回は一番人気のある奥社へ行くことにしました。奥社に祀られているのは、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)という神様です。この神様は、天照大神が天岩戸に引きこもっているところ、天鈿女命(あのまうずめのみこと)が八百万の神様を大笑いさせて、それが気になった天照大神が岩戸を少し押し開けた時に引きずり出したのが、この天手力雄命です。戸隠神社の御本尊です。
奥社までは2kmと結構歩くので、歩きやすい格好で行った方がいいです。
お昼頃に着いたのですが、奥社へ続く道の入り口にある駐車場は満車。
上のスキー場からシャトルバスが出ているということで、そちらに車を置いてから奥社に向かいました。
奥社までの道のりはハード
砂利道の参道は中ほどまでは一本道です。
静かな場所ですが、GWだけあって参拝者でにぎわっています。朝方まで降ってた雨で道がぬかるんでないかと心配しましたが、そういう場所は少なかったです。
道端には水芭蕉がちらほら咲いており、参拝者を歓迎してくれます。
しばらく歩くと、朱塗りの随神門が見えてきます。
そこを抜けると、参道の両側に見事な杉が並び始めます。
3人くらいで抱えることができる太さですかね……これは。
圧巻の杉並木で、ここが良く写真で使われている場所ですね。
この先は神聖な場所なんだぞと無言の圧力をかけてくるような存在感です。
あたりには、杉の爽やかな香りが漂い、森林浴効果を倍増させてくれます。
太い杉の並ぶ道を抜けると、更に奥社までの険しさは増します。
このあたりに来ると、見事なこごみをたくさん見かけます。こごみの天ぷら美味しいですよね。ビニール袋があっという間にいっぱいになるくらい生えていましたが、ここ、国立公園かなんかだったような気がするから、そんなことはできませんが。
そんな不謹慎なことを考えながら、何とか奥社手前までたどり着きました。30分くらい歩いたでしょうか。
階段が続くので、着くころには、みんな息が上がってます。
しかもなんと、今回はGWということで。。。
お参りするのに長蛇の列が!
1時間くらい並びました……w
奥社自体は小さくて地味なのですが、立派な神社だからものすごい力を持った神様が祀られているというわけでもありませんしね。
奥社の横に小さなベンチがあって、そこで男の人が座って瞑想していました。参拝客が多すぎて、瞑想には向かなそうなところでしたけど。
戸隠の自然 水芭蕉
奥社の入り口に戻ってきた頃には2時を過ぎてました。
それから、近くに水芭蕉の群生地があるらしかったので、奥社入口の横にある戸隠の散策ルートに。
歩いて5分ほどのすぐのところに、水芭蕉がいっぱい咲いていました。
水芭蕉といえば、夏が来~れば思い出す~♪という歌が脳内再生されますよね。
そこは尾瀬じゃない、と突っ込まれそうですが。
水芭蕉の白い花が湿地にあちこち咲いている姿は、可愛らしいものです。
お参りも終えて、お昼ご飯を食べてなかったので、近くにある「そばの実」というお蕎麦屋さんで食べようとしたら、15組以上が順番待ちで、あきらめました。もうお昼時もとっくに過ぎていたというのに、すごい混みようです。
食べログとか評判よかったから、食べたかったのに~。(´ω`)
時間があったら他の社にも回ってみたかったし、もう一度来てみたいところです。
戸隠を後に、本日の宿のある渋温泉に向かいます。
志賀高原からほど近いところにあるのですね。もう少し遠いのかと思ってました。
渋温泉は源泉の数と湯量が豊富で、全ての旅館が100%源泉掛け流しなんだとか!
これは期待せざるを得ませんね。
続きはこちら:GW長野温泉紀行3【6つの源泉を持つ宿・古久宿】
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