東日本大震災の津波の被害で、他一面流されて何もなくなっているところに、神社だけがぽつんと残っていた映像を見た方も多いんじゃないかと思います。
それを見て「あ、もしかしたら神様って本当にいるのかもしれない」と、思った人もいるんじゃないでしょうか。
今回は東日本大震災で被災した神社にスポットを当てた、桜井識子さん著の「神仏のなみだ」という本を読んで、めっちゃ泣けたのでご紹介します。
神社仏閣に行くのが大好き!という方はもちろん、神様が本当にいるわけないじゃん、と思う方でも、一つのファンタジーとして楽しめるんじゃないかと思います。
最近桜井識子さんの本をよく読んでいて、神社仏閣めぐり欲にさらに拍車がかかるmariです、こんにちは!
識子さんは神様や仏様などの高級神霊とお話しできる人です。
識子さんみたいに神様とお話しできたら、とても楽しいんだろうなぁ。(´∀`)
さて、今回とりあげるこの桜井識子さん著の「神仏のなみだ」。
東日本大震災の津波ライン上に神社が多くあり、被災を免れたという話を、この本を読んで初めて知りました。
全ての神社が被災を免れたわけじゃありませんが、それでも結構な数の神社が残ったという。高いところに作られた神社というならともかく、住宅地の真ん中にあって、他は流されたのに神社とその周辺だけが被害が少なかった場所などもあります。
また、この本ではありませんが、東工大の教授たちが特にスサノオ(水難から守る神様でもある)の祀られている神社がほとんど被災しなかったのに対し、アマテラスを祀った神社は結構被災しているなどの論文を発表しています。(論文はこちら)
識子さんがそういった残った神社をまわって、神様とお話ししようとしたのですが、どの神様も先の地震で人々を助けるのに力を使い果たして、すっかり疲弊して存在が薄くなってしまって、上手くお話ができなかったことが書かれています。回復するには、例外はあるもののおそよ30-50年ほど必要だそうです。ですからそのあたりの神社にお参りに行く時は、お願い事をかなえてもらうのは難しいので、それよりも感謝を送った方がいいですね。
識子さんを見てよろよろと立ち上がろうとして立てなかった御稲荷さんのくだりなど、読んでいて「神様ありがとう(´;ω;`)ウッ…」と感謝せずにはいられません。
また、なぜ神様が地震や津波といった天災から必ずしも人を守りきれないかということについても書いてありました。気になる方は、ぜひ読んでみてください。
なんとなく神様っているんだろうな~くらいにしか思ってなかったのですが、これを読むと、どうやらもっとはっきりと、本当に神様っているんだなと思いました。
何れにしても、神様が私たち人間のためにどれだけ津波と戦っていたのかが良くわかって、神様に一層感謝したくなる本です。
識子さんの本は日本の神々が書かれていることが多いのですが、今回はセドナに行ってキリストと話をしてきたことも書いてあります。
この話も、「おおっ」となる展開が用意されています。
これがもしホントだとしたら(ホントなのでしょう)、キリストって本当に人間として生まれてきても、中身は神様だったんですね。
最終章では死後の様子がフィクションで書かれています。
あくまでフィクションですが、死んだ後に今までの人生を総点検するという点は、よく言われていることですよね。
死んだ直後の世界を知りたければ、ブルーアイランド(エステル・ステッド編)が面白いかなと思います。沈没したタイタニック号に乗っていたジャーナリストのエステル・ステッドが、自動書記で書き記したものです。沈没した時どういう風に死んで、その後どうなったのかというところから書かれています。
最近読む本って、引き寄せの本とか、神社仏閣に行ってご縁もらおう!的な物とかが多いんですよね。簡単に読めるし、毎日楽しく過ごせるヒントになったらいいかなって。
しかし今までそこそこの数を読んでいながらも、片っ端から捨ててしまっていたので、捨てる前にレビュー書いておけばよかったと、後悔しきりです。(´ω`)
これからは、そういったことももう少し書いていきたいです(`・ω・´)
書けるといいな(ノ´∀`*)
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