別府でやはり外せないのは、地獄めぐり&温泉!
別府には色々な地獄がありますが、全部回っている時間はなかったので、その中でもとくに有名どころである、色が綺麗な赤(血の池地獄)と青(海地獄)、それから坊主地獄を見てきました。
いろいろ平成から令和ですね。令和がいい時代になってくれるといいなと思うmariです、こんにちは!
昭和、平成、令和と三つの時代と……なんかすごい自分が時代を超えてきたような気がします。
地獄めぐりですが、別府地獄組合というものがあって、そこは7つの組合が属していますが、組合に入ってない地獄もあります。今回行った坊主地獄は、組合に入っている坊主地獄ではなく、組合に入っていない本家の坊主地獄の方です。こういった地獄は、個人が運営しているのだとタクシーの運転手さんが言ってました。
各地獄へは400円の入場料を払って入ります。組合の地獄を6つ以上回るつもりなら、共通券2,000円を買った方がお得です。
一番最初に行ったのは、血の池地獄です。
血の池地獄と海地獄は、結構立派な売店があり、お土産などもたくさん売ってました。
酸化鉄の色で赤くなってます。
私が見た時は真っ赤というより、こんな朱色と茶色の混ざったような感じでした。
池の周りには、煙がもうもうとたちこめています。この中に落ちちゃった大変だなー、なんて思ってぐるっと池を歩いていたら、「血の池地獄爆発ヶ所」という柱が立っていて、昭和二年にその場所で、爆発して約220メートル吹き上がったそうです。空めがけて220メートルってどんだけ!?( ゚Д゚)
後で触れますが坊主地獄もそんな感じだったみたいで……。別府の人たちは、いつか自分も吹っ飛ばされるかもしれないという、結構すごい場所に住んでたんですね。(まだ進行形?)
それから、海地獄に。
入口すぐのところに大きな池があって、手前にはかわいい蓮の花が咲いていました。
売店を抜けた先にある海地獄は、色がとっても綺麗です。
綺麗な青~!
思わず吸い込まれるような綺麗さですが、ここの地獄は一番温度が高くて98度!
写真に赤い鳥居がありますが、その先にはお稲荷さんがあります。
友達が売店の地獄蒸焼プリンを食べたいというので、私も一緒に。
イートインのスペースがあるので、買った横で食べることができます。
味のほうは、甘くて素材の良さが出ている、昔ながらのしっかりしたプリンでした。美味しかったです。
次は坊主地獄に。こちらは、組合には属していない方の坊主地獄です。坊主地獄は、こっちが本家?らしいです。
入場料を払って入ると、猫ちゃんがお出迎えしてくれました。
この猫ちゃん、来てくれてありがとにゃ~!とばかりに鳴いて、私たちの気を引きます。
そして私たちが一通り見て回って帰る時にはこの猫ちゃん、もはや私たちのことなど見向きもせず、入り口を凝視し、来るお客さんをじっと見てこんどはそちらにむかって「(寄ってく)にゃ~ん」と鳴いていました。
まさに招き猫!こんなお利口な猫ちゃんがいるんですね。
園内のいくつものところで、泥がボコボコと泡立っています。
時々大きくボコッと弾けて泥が飛んでました。
昔この辺りはお寺だったんだそうです。
お寺の建物の真下で爆発が起こって、住職もろとも吹っ飛ばされたそうです。
凄まじいですね……。
ここに住職さんが住んでいた建物があったらしいのですが、今は数メートル陥没しています。
もともとお寺だっただけあって、お寺の名残も随所に残っていました。
それからもちろん、お土産も買わないとね!というわけで、明礬温泉の湯の里に。
本当はココの温泉に入りたかったんですよね。乳白色の綺麗なお湯らしいので。
温泉だけではなく、ここは湯の花を特殊な方法で作っていたり、お土産屋さんなどがいくつも並んでいて賑やかです。
私も湯の花を購入しました。家で使うと、ちょっとだけ温泉気分を楽しめます。
それから湯の里の近くにある、岡本屋にも立ち寄りました。
友達がここの「地獄おにぎり」を食べたかったようです。
地獄おにぎりとは、鳥ごぼう飯の真ん中に地獄蒸された半熟卵の半分が入っているという、ドカンとしたおにぎりです。
残念ながら訪れたのが夕方ということもあって、地獄おにぎりは完売でした。
地獄蒸しプリンと卵サンドを買って帰りましたが、どちらも上品な味で美味しかったです。
岡本屋のプリンは海地獄で食べたプリンに比べると、甘さ控えめで、今風の柔らかなプリンでした。方向性は違いますが、どちらも甲乙つけがたい美味しさでした。
岡本屋売店の駐車場から見えた、別府明礬橋。1989年竣工当時、日本で一番長いアーチ型のコンクリート橋だったんだそうです。
この後、宿まで送ってもらいました。朝から夕方までぎっしりと、かなり密度の濃い観光になりました。
次回は、砂風呂と泥風呂に入った話になります。
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