あの松下幸之助さんが通い詰めたのも納得!な、霊験あらたかな神社【椿大神社】

あの松下幸之助さんが通い詰めたのも納得!な、霊験あらたかな神社【椿大神社】

東京への帰り道、最後に行ったのは椿大神社(つばきおおかみやしろ)です。つばきだいじんじゃかー、へー、なんて思ったのは私だけではないはず。
この神社は、なんとあの松下幸之助さんが足繁く通った神社なんだそうです。
椿大神社は伊勢国の一宮で、創建は垂仁天皇の紀元前71年ごろという説もあります。ご祭神は猿田彦大神で、別宮では天之鈿女命(アメノウズメ)がご祭神として祀られているのだそうです。猿田彦を祀る神社の総本宮でもあります。

熊野などを回った旅の最後は、椿大神社でした。
駐車場について車から降りると、すぐそこには山が見えます。
もしかしたらここって、山の神様なのかなぁ?と、そんな思いが頭をよぎります。
入口すぐに売店のような感じでお守りを売っている場所があったりして、普通の神社とちょっと違う?もちろん、中でも売っています。

手水舎も少し変わっていました。

手水舎

カエルが水を吐き出していました。左は鯉の滝登りみたいな。

鳥居
由緒書き(クリックで拡大できます)

境内に足を踏み入れると、訪問者も少なかったせいか、森閑とした空気に包まれます。
参道の途中には、恵比寿様と大黒様がいらっしゃいました。

恵比寿様と大黒様

大黒様を見かけると、大体挨拶するようにしています。なにとぞ金運を、なにとぞ金運を……(←必死)

次の鳥居の先に、本殿が見えてきました。

本殿

どっしりとした檜造りの本殿の前に立って、お賽銭をあげてお参りをして御神籤を引いて……。
と、そこでふと、顔を上げて本殿の前でキョロキョロする自分。
なんか……もしかして、ここの神様って……厳しい?
ザルのような感覚しか持ってない自分でも、空気がピシッと凍ってるような感じがしました。

後で家に帰ってから、桜井識子さんの本を読み返していたら、「神社仏閣パワースポットで神様とコンタクトしてきました」という本の中に椿大神社の項目があって、ここの神社の管理は神様の一の眷属の龍に任されているとのことで、だからその龍の凛と張りつめた気が漂っているのだそうです。神様は山の神様で、松下幸之助さんが通い詰めたのも納得の、とてもパワーがある神様なのだそうです。

ここの御朱印帳は、手塚治虫先生が描いた猿田彦大神と天之鈿女命のものがあって、一緒に来た人が喜んで買っていました。椿をモチーフにした御朱印帳もありました。

御朱印を書いてもらっている間に、本殿ではご祈祷がはじまったようです。

どんな感じのご祈祷するのかなぁ?と興味津々で覗いていたら、巫女さんが舞い始めたのには感動。

巫女さんの舞を見られてラッキー!
うわーいいなぁ。あんまり東京だと、ご祈祷で巫女さんの舞を見ることができないような気がします。
今までいった神社で、御祈祷をたまたま見ることができてかつ巫女さんが舞っていた所って、島根の美保神社、出雲大社、この椿大神社と、熱海の来宮神社くらい?私がそんなに頻繁に神社仏閣に参拝してないために、各所で見る機会も少ないのだとは思いますが。

本殿の右側には、椿岸神社があります。

椿岸神社

朱色で華やかなのは、天之鈿女命を祀っているからなのでしょうか。
天之鈿女命といえば元祖エンターテイナーですから、芸能人の人たちもこちらにお参りに来るようです。

そしてこの、かなえの滝。

かなえの滝

こちらが識子さん曰く霊水なんだそうで、飲めば体の中を浄化してくれるんだそうです。
もちろん飲ませていただきました。

そして滝から少し行ったところに、小さなお社が立っていました。

松下幸之助社

もう神様としてお祀りされてるんですね。
実際本当にいらっしゃるのかどうかはわかりませんが……まだ神様になるには時間が足りないような気もしますね。
お社の上に椿が咲いているのが、いかにもこの神社らしくて、いい風情です。
そのうち起業する人たちの強い味方となる神様になって、困っている人たちを大いに助けてくれるようになるのかもしれません。

 

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