霧ヶ峰には何度か行ったことがあるのですが、それぞれのポイントをバラバラに観光したことがあるくらいで、今回は車山から八島湿原までをぐるりとトレッキングしてきました。
今回のルート
車山肩からスタートして反時計回り。まず車山まで登り、蝶々深山まで行って、八島湿原をぐるりと回って帰ってきました。
全体的に危ない所はありません。湿原から戻る最後が結構登りで、ラストがちょっとしんどかったです。
駐車場情報
車山肩に車を停めました。駐車場は道路を挟んで二つあって、一つは建物側に、一つは反対側にあります。建物側は無料でしたが、反対側には「有料」の文字が。もしかしたらそっちは、お金取られるのかも。
9時半ごろに到着しましたが、駐車場は平日にもかかわらず、結構混んでました。平日でこれだと、土日無料駐車場の方はかなり混むんじゃないかと。(有料無料合わせて約200台)
他には八島湿原にも無料駐車場(約100台)はありますが、そちらも混むと思います。
登山開始~
それでは登り始めます。
都内はまだクソ暑いですが、高原は20度くらいととても快適です。(日差しはまだまだガンガン強いですが)
レストランチャプリンの右の道から歩いて行きます。
右手には、バイオトイレなるものがあります。水で流さないトイレです。
今までは木々の中を歩いて行くことが多かったですが、今回はほぼずっと草っ原の中を歩いて行きます。
歩くほど30分くらいで車山山頂に到着~。
そしてもう一つ、山頂には神社があります。
天空の神社です。
さすが諏訪の神社。小さいながらも御柱があります。
この御柱も、諏訪大社の御柱と同じような形で持ってくるんだそうです。ただしこちらは、山から落とすのではなく引き上げます。
以前来た時は、横に見えるリフトを使って山頂まで行きました。
リフトはなかなか気分爽快で面白いです。
リフトに乗った時、横を登山姿で階段を上り下りしている人を見て、へーそういう人たちもいるんだ、と思った記憶がありますが、数年後まさか自分がそういう人になっているとは思いませんでした。
それからしばらくは、なだらかな道を歩きます。
この辺りはとても見晴らしが良くて、歩いていて楽しいです。
このあたりは木で舗装されているので歩きやすいですが、山に登るあたりになると、ゴロゴロ石が転がっています。
眺めを楽しんだ後は、物見岩に向かいます。
物見岩近辺でランチをしている人たちが結構いました。
みんなここを、休憩する場所にしているみたいです。
私たちは先を急いで八島湿原へ。
ここから八島湿原までは、道に迷うことはないのですが、今までのところより道が細く、笹で足元が見えづらい所に石が転がっていたりで、少々歩き辛いです。
八島湿原は、以前行った時「うわ!?なにここ、すごい綺麗!!」という記憶があって、また来たいな~と思っていたのですが、今回訪れて「あれ……?ここだっけ?」と、何か前抱いていた印象と違ったのは、季節が違ったからか、それとも最近他に綺麗な景色を色々と見てしまったからか……。慣れって怖い。
この湿原は上から見ると、ハートの形をしているんだそうです。
湿原には色んな花が咲いていました。
今年はニッコウキスゲ見れなかったな~。
湿原の周りでは、カメラを持った人たちがあれこれと写真を撮るのに忙しそうでした。
帰り道は、違うルートをたどって帰りますが、こちらはあまり見晴らしの良い場所がありませんでした。
途中に神社や、おいしそうなカレーがあった山小屋を横目に見ながら進みます。
小川の横で必死に写真を撮ってる人がいたので、なんだろうなーと思ったら、綺麗な蝶が花にとまっていました。アサギマダラといって、高地にいる蝶のようです。
こういう時ほど、ズームできるカメラ持ってくればよかった!と思うことはありません。
あんまり近づくと逃げちゃいそうだし、それでも何とかスマホのデジタルズームで撮った写真だと、これがせいぜいです。
綺麗な蝶も見られてラッキ~。
まだそこまで疲れてないし、今回のトレッキングは楽勝楽勝。
そんなことを思っていたのもつかの間、残りあと1キロくらいから、登りは急になるし道は狭いし、最後の最後で体力使うか~と思いながら、最後は無心になって登ってゴールです。
今までの登山はみんな木々の間を進むものばかりだったので、こういう見晴らしの良い景色の中を歩くのも楽しかったです。
そして山登りの〆は温泉!
帰りは諏訪の有名な日帰り温泉「片倉館」へ。
一度行ったことがあるのですが、プールみたいに大きな温泉がドーンとあります。掛け流しではないのですが、諏訪は宿が多いから仕方ない所でしょうか。
柔らかいお湯で、気持ちいいです。
建物もレトロで、温泉なのに日本の温泉っぽくない洋風なデザインの温泉ですので、そういうのが好きな方は一度訪れてみるといいと思います。
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