いったぜ東北3 伊達政宗も訪れた源泉かけ流し宿【青根温泉 不忘閣】

いったぜ東北3 伊達政宗も訪れた源泉かけ流し宿【青根温泉 不忘閣】

8時50分にフロントに行くと、すでに館内ツアーに参加する宿泊客の方がいっぱい集まってました。

食事会場であった2Fをさらに奥に進み、資料館となっている「不忘閣」に入ります。
中には、伊達家ゆかりのものや、泊まりに訪れた文豪たちの直筆など、歴史的価値のあるものがいっぱい!

政宗のお父さんの鎧も展示されてます

訪れた文豪たちの書

ちなみのこちらの部屋で「行くぜ東北」のCMが撮られたそうです。
ここはもともとお殿様が泊まっていたりした部屋を昭和7年に再現したもので、後は文豪たちもこの部屋に滞在したそうです。
今回は天候が悪かったのでいい眺望は望めなかったのですが、「不忘閣」から見る景色はなかなかのものなのだそうです。今日は全部白く曇ってて、何も見えなせんでした。(´・ω・`)ガッカリ…

その後、もう一度大湯に入ってからチェックアウト。
噂にたがわぬ、お風呂の良さでした(*´∀`)
こういう温泉に入っちゃうと、ますます循環の温泉には行きたくなくなっちゃいますね。

そんなわけで、今回のお宿の

良かったところ

  • お風呂の数と「蔵の湯」の雰囲気が最高
    「蔵の湯」の、あの広さとお湯を独り占めできるのは、贅沢ですね。しかも、空いていればいつでも入れるのも嬉しいところ。他のお風呂も全部掛け流しで、新鮮な温泉をどこのお風呂でも楽しめるのは素晴らしかったです。
  • お休み処のサービス
    お風呂上りにいろんなものが自由に飲めたり、少しつまめたりするのは嬉しかったです。しかもそこに冷えた日本酒があるなんて最高!
  • 味わいのある建物
    「不忘閣」自体色々と歴史のある建物で、そこに展示されているものを見るのも興味深かったですし、宿自体の建物も古い木造建築なのですが、きちんと手入れされていて趣がありました。
  • ご飯
    思ったよりたくさんの種類が出てきましたし、おいしいものが多かったです。

    気になったところ

  • フロントお留守率が…?
    チェックインの時間より5分くらい早く来てしまったのもありますが、係りの人が誰もいなくて立ち尽くす先客の方々や、そのあともお風呂に入ろうとフロントを横切ったら、チェックインしようとした人が誰もいないフロントの前で途方に暮れていたりするお客さんを見ました。係りの人はみんな忙しそうだなーみたいな。
    まあ、ここは温泉が売りな宿ですし、そのあたりはのんびり待つのがいいかと思います。

チェックアウト後は、せっかく蔵王の近くにいるのだから「御釜」を見に行きました。
宮城側から蔵王エコーラインに上ると、道端に白いお花がずっと植えられていて綺麗です。
そこから山頂に続く蔵王ハイラインがあるので、お金を払って高いところまで登ります。
車を降りた瞬間、
「寒いっっっ」Σ(゚д゚lll)
多少は東京で過ごすより厚めの格好を用意してきましたが、そんなのじゃ全然足りないくらい寒い。
標高1750mだから、下より10度くらい低いわけだし……。
そーいえば、バスから降りてきたトレッキングの格好をした人たちは、ちゃんと防寒対策してるわ。

凍えながら御釜の近くの見晴らし所まで行ってきました。

写真でみたとおりの景色です(´∀`)
この水の色が、見る時間などによって変わるのだとか。今日は深めのグリーンですね。
眺めはとっても素晴らしいです。(寒すぎるけど)

お土産屋さんで、ずんだ(枝豆)の中にキューピーの生首が3つ埋まってるストラップや、蔵王の御釜とかけて、お釜からキティちゃんが顔を出しているストラップなどを購入し、蔵王温泉大露天風呂へ。

この温泉は山形のほうにありますので、エコーラインに戻ってから、山形方面に行きます。
同じエコーラインでも、宮城側は道路が広くて道端に白い花が植えられていて、チェーン着脱所も結構目にしたのですが、山形側のエコーラインは道が狭くて鬱蒼としていて、景色的にもあまりよくなかったです。山形側は、あんまりお金をかけなかったんですかね。

エコーラインから外れて進んでいくと、蔵王温泉の街に出るので、そこの一角に蔵王温泉大露天風呂があります。看板は出ているのですが、入口がちょっとわかりづらいかも。

写真でもわかるように、温泉までは下り階段です。
下っていくと川が流れており、温泉はその横、川に面して男女別に設置されています。

550円を払って中に。入口は男と女でわかれていますが、入るとすぐに小さな休憩スペースがあって、そこは男女一緒なので、「あれっ、女湯ののれんをくぐったはずなのに?」と、一瞬ドキッとしました。

入ってすぐ横に女湯の入り口がありますので、そちらに行くと脱衣所があります。
目の前すぐには野天風呂が広がっています。服を脱いでかけ湯をしますが、これがまた、かけられないくらいに熱い(;・∀・)

お湯は源泉に近いところにいれば熱いですし、遠ければぬるくなるので、好きな場所を選べます。
といっても、一番ぬるい場所は休憩所の下になりますので、頭上の板張りが足音でドンドンいう音をききながらくつろぐのは難しいと思います。

大露天風呂というから、草津の西の河原温泉のような「うわー!おっきーい!」と驚くような大きな露天風呂を期待していたのですが……。
単なる露天風呂の大きさです。本当にこれで謳っているように200人も入れるんですかね?西の河原温泉なら、入れるかも?とは思いますが。

広さはかなりの期待外れでしたが、お湯はとっても良かったです。
ph1.9の強酸性の硫黄泉で、お湯はうっすら白く濁っています。これだけでもかなりテンションの上がるお湯ですが、川と木々に囲まれているというのが更に気分を良くしてくれます。

ふー…気持ちいいなぁ、なんて空を見上げていたら、頭上をロープウェイが通り過ぎていきました。
……( ゚д゚)
めちゃめちゃ近い距離ってわけではありませんが、具体的に何かが見えるほど近いわけじゃないですが、思いっきりそっちの方向を向いてお湯に入っていたので、ちょっと気になりました。
また、温泉の入り口が二つあって、手前の方の入り口が深くて、下の石がでこぼこしてるので、気を付けないと足を怪我をしそうです。実際ちょっとすりむきました。
そのあたりが気になったことですが、温泉自体は堪能できました。

単純泉もまろやかでいいですが、こういった強い温泉も、いかにも温泉っぽくていいですよね。
帰りに高速に乗る前に、通りかかったお食事処で、てんぷらそばを食べました。

げそ天そば950円。お蕎麦は結構ボリュームがありました(´∀`) 小鉢やサクランボもおいしかった。

落ち着いた雰囲気の店内

このお店、「わらべの里」美術館の中にある「彌平治亭」というお食事処でした。
「わらべの里」にはいろいろ歴史的な価値のあるものが展示されているようなのでしたが、そちらの方は見なかったです。

そんなこんなで、温泉二つを楽しんで、東京へと戻りました。
楽しかったー。
3泊ぐらいして東北の温泉をいくつか回ってみるのも、楽しそうです(`・ω・´)

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