岩盤浴エリアの充実と内湯の開放感が気持ちいい【美楽温泉 SPA-HERBS】

岩盤浴エリアの充実と内湯の開放感が気持ちいい【美楽温泉 SPA-HERBS】

こちらの温泉、とーーっても、内湯が気持ちよかったのです!そして岩盤浴エリアには、あるものがずらりと並んでいて、来る人を驚かせます。つい童心に帰っちゃいました。

というわけで、オープンして間もない「美楽温泉 SPA-HERBS」に行ってきました!
土呂駅から歩いていくこともできますし、シャトルバスも出ています。
が、一時間に一本くらいしか出ていません。
この美楽温泉 SPA-HERBSの横に「ステラモール」というショッピングモールがあって、そこへの無料シャトルバスが15分おきくらいに出ていますので、そちらを利用するのがいいと思います( ´∀`)bグッ!
土呂の駅前には特に何もないのに、ちょっと離れた所にドーンと大きなショッピングモールがあるのが何か不思議な感じがします。

駅から10分ほどてくてく歩いていくと、見えてきました美楽温泉 SPA-HERBS。

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駐車場の入り口から、適当に建物の中に入っていきます。10時過ぎでしたが、駐車場に止まる車の数は少なめ。

受付は2Fになります。
新しくできたばかりなので、建物施設みんなキレイでピカピカです(´∀`)

靴を脱いで靴箱に入れて、受付に。ここは靴のカギは自己管理になります。
受付でお風呂と岩盤浴を頼み、1F階段の手前にあるカウンターで岩盤浴着とタオルセットを受け取ります。
岩盤浴をしない人は館内着、岩盤浴をする人は岩盤浴着のみの支給になります。

これねー。いつも思うのですが、岩盤浴着が館内着を兼ねる施設も結構多いけれど、いくらドライ機能つきの岩盤浴着でも、館内着はほしいですよね。そのうち乾くといっても、岩盤浴着が汗だくになってしばらくは冷たいですし、お風呂に入った後もまたその湿った服を着ないといけないというのは、あんまりいい気分しないなと。
なんでこういう所、多いんでしょうか。
とはいえ、ここはメインの休憩スペースが岩盤浴着を着ていないと入れないエリアにありますので、まあ、館内着はあまり使わないかもしれません。

館内は平日だから混んではいませんが、それでもそこそこの人がいます。ここは、車以外で来る人が多いのかもしれませんね。

3Fに上がると、男湯女湯と、カフェスペースとその横に休憩エリアがあります。カフェも休憩スペースとして利用できるのですが、隣にある休憩エリアは、緑の芝のようなもこもこカーペットにビーズクッションとテーブルが置かれていて自由に使うことができます。こちらは、10組も休憩したら一杯になりそうな広さです。よく休憩スペースにあるリクライニングソファは、岩盤スペースにありました。ここの施設は、岩盤浴利用を前提として作られているような感じですね。

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休憩スペースとしても利用できます

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女湯ののれんをくぐって、ロッカーに。
更衣室は結構な広さ。ロッカーは好きなところを使うことができます。
縦長ロッカーには、ちょうど館内着とタオルセットのバッグが入る仕切りがついていて、ロッカーが使いやすくなっていました。
鏡台もそこそこあって、ドライヤーのついている鏡台は24くらいありました。
また、係の人がしょっちゅう掃除しているようで、床も綺麗。これはいいですね。

それではお風呂に。
入って右手前が洗い場で30くらい、左はサウナで結構な広さがありました。
中央にはジェットバス、奥の窓側には炭酸泉とシルキーバスがあって、露天の入り口もあります。

ジェットバスは威力がどれも弱めでした。もう少し強いほうが私は好きですね。
炭酸泉は入ってすぐに身体に気泡がついてきて、いい感じの炭酸具合です。炭酸泉って狭いところが多いのですが、こちらはまあまあ広かったです。
シルキーバスの横には電気風呂がついていて、強めと弱めの2種類ありました。
弱の方が私にはちょうどよい加減で気に入りました。

シルキーバスや炭酸風呂は窓辺にあるのですが、大きなその窓があけ放たれているので、半露天みたいな感じになっていて、解放感があってとっても気持ちいいです。シルキーバス自体も、お湯の色が白くて綺麗だし、他のお風呂と比べてお湯が軽い感じがして好きなのですが、それだけではなく……。
シルキーバスに入りながら、端っこの弱電気風呂で腰をマッサージしてもらいつつ、目を閉じていると涼しい風が吹き込んでくる……。はぁ~。
もう最高!(*´▽`*)

露天風呂エリアの方は、こちらは40度と42度と、温度の違う温泉があって、好きな方を楽しむことができます。泉質はアルカリ単純泉で、塩素消毒してあります。
それとは別に、壺湯が4つと、寝湯もあります。
そして中央には水が流れ落ちる水溜まりがあって、一見これも入れるのか?と思ってしまいますが「入れません」と温泉じゃない旨が書いてあります。間違って足を突っ込まないように注意です。

露天の奥に洞窟風呂という丸い部屋があって、中はほんのりの暗くて膝ぐらいの水の高さで、ぐるりと中心に向かって座るようになっており、お湯の温度は36度と温めになっています。
そちらはゆったりヒーリングできそうなお風呂でした。

身体を温めてから2Fにおりて、岩盤浴エリアに。
岩盤浴エリアは広くのんびりくつろげるような造りになっています。

驚くべきは、岩盤浴エリアに入って左手を見れば、なんとそこには…

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ハンモックエリアが!(゚д゚)
しかも私が見たことがない円錐形な楽しそうな形のものまで。
これは子供がみたら、絶対中に入りたくなるでしょう。

もちろん私は、全部試してみました。( ̄^ ̄)

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チェアハンモック~ヽ(・∀・ )ノ

岩盤浴終わった後にソファに座るとどうしたってべたっとしてしまいますから、むしろハンモックの方がいいかもしれませんね。

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広くゆったりくつろげる岩盤浴エリア

ハンモックの反対側は休憩スペースで、リクライニングソファが共用と、女性専用のエリアがあります。その間には、漫画コーナーがあって、漫画がぎっしり!
これはかなり読みごたえがありますね。

肝心な岩盤浴ですが、岩盤浴ヨガもできる広い部屋「煌空(こうくう)」が1つ、最近新設のところによく見る、なだらかな曲線型のイスのように座るタイプの岩盤浴「癒塩(ゆうえん)」と、いろんな石が敷かれている普通の岩盤浴の部屋「遊雲(ゆううん)」があり、その他ロウリュができるサウナと、身体をクールダウンできる冷蔵室がありました。

「癒塩(ゆうえん)」の腰掛けタイプの岩盤浴は、うつ伏せになってお腹が温められないから好きじゃないのですが、試してみたら意外と気持ちよくて、癖になりそうな感じでした。
が、地元のおばあちゃんとおぼしき二人組が、その中で大声でしゃべることしゃべること…。
狭い空間に大きな声を反響させまくりです。(-ω-;)
「私はねー85歳までは頑張るの」
などとおっしゃってるのが聞こえてきましたが、それだけでかい声が出せているのであれば、大丈夫ですよ……。

「遊雲(ゆううん)」の岩盤浴の方は、足元から霧みたいなのが出てくる演出になっています。最近の岩盤浴は、こういったところもこってますよね。ヨガも開催されている広い岩盤浴の部屋は、なんというか岩盤浴の雰囲気が少ない部屋なので、この「遊雲(ゆううん)」や「癒塩(ゆうえん)」が満員でヨガが開催されてない時に使う、くらいですかねー私的には。

岩盤浴エリアのロウリュも体験してみました。
こちらはオートロウリュとかいうもので、係りの人二人が大きな団扇で風を送る他にも、自動で空気が回る模様。最近は音と映像を使ったロウリュが流行りなんですかね。
そしてお姉さんたちが団扇を扇ぐ時に、みんなで「わっしょい!わっしょい!」という掛け声をかけます。お祭り気分のロウリュです。

そのごご飯を食べました。
レストランのお値段はこういう施設の中の値段ですよ~みたいな値段でした。(つまりちょっと高め)
サラダの種類が多くて、好きなのをいくつか選んで、それとご飯やら小鉢がついてるセットも美味しそうでしたが、私は天ざるうどんを注文しました。

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うどんは手打ちです。ごまだれ……もうちょっと一杯くれてもいいのに。っていうか、ごまだれだからコクを期待したのですが、淡白な感じのタレでした。(´・ω・`)
隣にショッピングモールがあったから、次ここに来るときは、そっちで食べてから来ようかな~。
施設がよくてもご飯がイマイチだと、ちょっと残念です。もちろん、私が食べたもの以外のお料理は美味しかったかもしれません。

その後帰路に。
もう少し長くいたかったのですが、用事があったため3時間弱しか滞在できませんでした。
ここはメインの休憩スペースが岩盤浴エリア内でしたので、朝から晩までのんびり…というのとも、ちょっと違うかもしれませんね。

温泉だけの利用で訪れる人には、休憩スペース等ちょっと物足りないと感じるかもしれませんが、岩盤浴も利用する人ならば、十分くつろげる仕様になっていると思います。とはいえ、炭酸泉やシルキーバスに浸かりながら風に当たれる、内湯の開放感がとっても気に入ったし、洞窟風呂もなかなかリラックスできそうな感じでしたので、温泉だけの利用も十分いいものだと思います。温泉でくつろいで、隣のショッピングモールに遊びに行く(あるいはその逆)なんていうのも、楽しそうですしね。

皆様もぜひ、広くて綺麗で開放感のあるこちらのスパ施設を楽しんでみてください。ヽ(´ー`)ノ

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