戸隠神社奥社のパワフルな空間と、見透かされたように図星すぎるお御籤

戸隠神社奥社のパワフルな空間と、見透かされたように図星すぎるお御籤
随神門より先の杉並木

戸隠神社は今や超有名なパワースポットで、5社あるうちの中でも奥社が特に有名です。奥社は神気が強く浄化作用もすごい、最強のパワースポットなのだとか。
今年もまた戸隠に行ってきたので、ご紹介いたします。

気づいたら、今月も予定がぎゅーっと詰まっていることに気づいたmariです、こんにちは!当然ながら遊ぶ予定を最優先にするので、他の予定が……(;・∀・)

戸隠神社ですが、去年はGWに行きました。相変わらず素晴らしい場所です。今回は、奥社でおみくじも引いてみたので、そちらの驚くべき結果も合わせてご紹介っ。(๑•̀ㅂ•́)و✧

戸隠神社について

創建については、なにぶん昔のことなので諸説ありますが、一番古い説で紀元前210年とも言われています。戸隠は天岩戸が飛んできた場所とも言われ、「天の岩戸開きの神事」に功績のある神様をお祀りしています。

平安時代末期には修験道の道場としても有名となり、比叡山、高野山とともに「三千坊三山」と言われて栄えたそうです。
江戸時代になると、東叡山寛永寺の末寺となりましたが、明治の神仏分離で寺は切り離され、今の戸隠神社になりました。

戸隠神社は以下の五社からなります。

  • 奥社……天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝
  • 中社……天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。学業成就、商売繁盛、開運、厄除、家内安全
  • 宝光社……天表春命(あめのうわはるのみこと)。開拓、学問芸妓、裁縫、安産、女性や子供の守り神
  • 九頭龍社……九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)。地主神。水の神、雨乞い、虫歯、縁結び、特に心願成就
  • 火之御子社……天鈿女命(あめのうずめのみこと)、高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)、栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)。舞楽芸能、縁結び、火防

全部お参りできるなら、宝光社→火之御子社→中社→奥社(九頭龍社)の順で参拝するとよいとのことです。できないなら、中社と奥社に行かれると良いかと。その時間もないなら奥社一択になります。
奥社だけでも、参道は片道2kmありますので、行ってお参りして戻ってくると1時間半くらいはかかります。
また、戸隠神社は奥社と九頭竜社は同じ場所にありますが、他はそれぞれ離れているので、車などでの移動が必要になります。

戸隠奥社

いきなり話が逸れますが、戸隠奥社の手前に忍者の里みたいな場所があって、忍者気分が味わえるっぼいので、ここ面白そうだなぁ~と思いながらいつもその横を通り過ぎています。実際面白いみたいなので、そのうちぜひ行ってみたいのです。

そこより少し先に戸隠奥社があります。
駐車場は参道入り口のすぐ先にあって、500円必要です。去年はGWに行ったので、もちろん満車で、スキー場の方まで回されて、そこから臨時バスで奥社まで運んでもらいました。
今回は平日なので、車も少ないです(´∀`)

参道入り口

最初はひたすらまっすぐ続く道を歩いて、まずは中間地点の随神門を目指します。歩くのが少々つらい方は、駐車場の横に登山用の杖があるので、それを借りることもできます。
参道が2kmと距離があるため、トイレは途中にあるのですが、まだ冬季閉鎖中ということでしたので、必要がある人は駐車場横のトイレを使うことになります。

道の左右には、ちょろちょろと山からのせせらぎが流れています。
その横には小さなフキノトウが生えてました。
GWごろだと大きなこごみがわっさーと生えていたのですが、今回は少し時期が早かったせいか、美味しそうな山菜は育っていませんでした。(国立公園なので、採ったら怒られるのかもしれません)

随神門の付近から、道の左右に大きな杉が並び始めます
随神門 このあたりで約半分

随神門を越えると、樹齢400年の杉が次々と姿を現します。その数200本以上!

振り返ってみたところ

左右に聳え立つ杉の見事さ。感じる森のチカラ。
素晴らしいのですが、去年見た時より、杉が切り倒されている……?
戸隠神社の公式HPを見ていたら、去年の台風21号で、杉並木の杉が3本折れてしまったのだとか。
自然のこととはいえ、去年と景色が少し変わっていたのは、ちょっと残念でした。

そしてこの写真皮もわかる通り……まだ雪が残ってました!
油断しました。他はほとんど雪なんて残ってないのに。
しかも、杉並木の先はもっと道が険しくなるのですが、そこは雪の上を歩かないといけない場所が多くなり、歩ける場所を探しながら奥社を目指すのは、前回より大変でした。
GW前は、まだこんな感じなんですね。

息を切らしながら階段を上って、ようやく奥社まで到着。

奥社はひっそりと小ぢんまりしています。社は小さくても、パワーはありますからね。
お参りを済ませ、隣の九頭龍社に行きます。
九頭龍社自体が丸ごと木の家のなかに入ってました。去年はこんなのなかったし、これは雪が無くなったら、取り除かれるんですかね?

怖いほど当たる!?戸隠のお御籤

それから社務所で御朱印をもらいました。(´∀`)
それとおみくじを頼んでみることに。
お御籤を頼んだら、神主さんが私の年齢を尋ねてきました。横には、数え年の早見表があります。誕生日を迎えてなければ、現年齢に+2歳します。
年齢を伝えると、神主さんは奥に引っ込んで、なにやら声が聞こえてきます。
祝詞をあげて私の年齢と性別を伝えて、神様にお伺いを立てている様子。
おくみじのジャッジャッという音も聞こえてきます。

ここは自分で引くのではなく、神主さんにひいてもらうのですね(・∀・)
自分で引くと余計な雑念が入っていることが多そうだし、お願いしちゃうのもいいのかも、なんて思っていたら神主さんが出た数字のお御籤を渡してくれました。

こちらのお御籤がまた、普通の神社で引くのと違って、カッコいいのです。

袋に入ったお御籤と、左は足腰守りを買った袋

私は平吉(たいらきち)で、まあまあだったのですが、そこまで悪いことも書かれてなかったです。
書かれている内容が、これからちょっとしようかな~と思っていたことについて言われているような気がして、なるほど気を付けようと思った次第です。
このお御籤は、神様からの言葉と、失せ物や商などの各項目についてのコメントの他に、この神様を信心するといいよというアドバイスもついてきます。
戸隠の神様にお参りに来たのに、他の神様を信心するといいよというなんて、日本の神様は心が広いですね。大宮の氷川神社のお御籤も、こんなかんじなんだとか。

で、私はと言いますと……。
富士の大神を信心すべしと書かれてありました。
富士の大神といえば、富士山本宮浅間大社。
「!!」
めっちゃ思い当たることがあって、一瞬固まった私。その神社、今年2月に行きました。
その時のブログに書いてありますが、そこの神社がなぜだかわからないけど、すごーく気持ちがよかったのです。心が晴れやかになっていくような。たぶん、今まで行った神社の中で指折りの、気に入った神社だと思います。訪れて気分がよくなる神社というのは、その人と相性がいい神社のようです。
この記事です:すがすがしく気持ちいい、陽の気の満ちる場所【富士山本宮浅間大社】

ちなみに今回たまたま一つだけお守りを身に着けていて、持って行ったカメラにぶら下げていたのですが、そのお守りは富士山本宮浅間大社で買い求めたものでした。

神様、天手力雄命様は、私が富士山本宮浅間大社と相性が良いことを分かっていたと!?
神様はやはり何でも御見通しなのですね……!?
戸隠のお御籤、戸隠の神主様、戸隠の神様、おそるべし!

お言葉通り、富士の大神を信心してみようと思います。
もう一度富士山本宮浅間大社や、その周囲の富知神社などに行ってみたいっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

人気のお蕎麦屋「そばの実」

無事にお参りも終えたので、帰りに近くのお蕎麦屋さんに寄りました。
戸隠と言ったら、お蕎麦ですものね!

そばの実

実はここ、去年のGWに食べようと思ったのですが、大行列でなくなく断念したお店なのです。
一年越しの念願がかないました(´∀`)

私はそばは好きなのですが、肝心のそばの味がよくわからないので胸を張っては言えませんが、美味しかったと思います。

本当は十割そばが食べたかったけど、売り切れてました。
平日のお昼でもう売り切れってことは、開店からしばらくしたらすぐに売り切れちゃうのかも(>_<)

食べ終わったら早々に、次の宿に向かいます。次の宿までは、これまた遠いのです……。
次こそは、5社全部と忍者の里に行ってみたいです!

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