さて、我々一行を乗せたバスは、台北のランドマーク101へとやってきました。
101は以前は世界一高い建物としてギネス認定されていました。その高さは509.2m。下から見上げると見上げきれない、カメラのフレームに全部おさまらないという高さです!
お金を払って上の展望台に行くのも良かったのですが、今回は地下のお土産屋さんやスーパーを見ることにしました。
地下にはお土産によさそうなお店がいっぱい!しかも、今まで連れて行かれたいくつものお土産屋さんよりも、取り扱っている品物が圧倒的にカワイイ!!パイナップルケーキのお店とか、その他美味しそうなお菓子のお店、お茶のお店ももちろんあります。
しまったーーーー!お土産ここで買えばよかったじゃん!!
と、一同激しい後悔に襲われました。
みなさんも101に行く機会があるならば、それまでお土産は買い控えておくといいかもしれません。
私も買い物したかったのですが、もうすっかりお金を使い果たしていた&お土産は大方買ってしまっていた&ここで買えばよかったというショックから、ほとんど買う気力を喪失していたので、ぼんやり眺めて終わってしまいました(>_<;;
こちらのスーパー、かなり広くていろんなものが売っているので、見て歩くのが楽しかったです。
もちろん、お土産になりそうなものもたくさんありました。
やはり品揃えが結構日本と違いますね。
南国の果物などは、日本のスーパーのよりおいしそう……(*´∀`)
ふらふらと歩き回っていたら、空豆のお菓子を発見。
ほーん、空豆が好きで辛いものが好きな友達のお土産に、まさにうってつけじゃないですか、これ。
なんて見ていたら、スーパーのお姉さんが「味見してみたら?」と勧めてくれました。
なんか、台湾って日本より試食させてくれるとこが多いような気がします。
試しに食べてみたら……花椒のぴりりとした辛さと空豆のスナック感が絶妙!これ絶対にビールに合う!!
他にカレー味とかあって、カレーもおいしかったです。
自分のためにもお土産に買っていきたかったのですが、手持ちの現金がちょうど一つ分しかなかったので、とりあえずひとつ購入して友達へのお土産にしました。
渡した友達はいたく気に入って、取り寄せたいと通販で一生懸命探していました。
とてもとてもお勧めです。
それからフードコートに行って、台湾に来たからには食べたいマンゴーかき氷を食べました。
こちらのかき氷、最近流行りのふわふわ系かき氷です。しかも、ただのかき氷ではなく、氷にもマンゴーが入っているみたい。そこが昔ながらの日本のかき氷とは違いますね。
当然おいしい……!けど大きさが半端ないので、数人でシェアするのがいいと思います。
年中出ているわけではないみたいなので、見かけたらぜひご賞味ください。
フードコートは中途半端な時間にもかかわらず盛況で、空いている席を見つけるのに一苦労でした(・∀・)
それでも、から揚げとか、インドカレーとか、台湾料理とかいろんな食べ物が食べられるので、こういったところで軽くご飯を食べるのも楽しいですよね。
その後は十分(じゅうふん)に。昨日行ったのは九份で、今回は十分です。
十分は行くだけで幸運になると言われているスポットで、そこで天燈(ランタン)を上げると願いが叶うと言われています。
昔十分には炭鉱があり、日本統治時代に「石炭の街」として発展したそうです。最盛期には4000人の労働者とその家族で賑わっておりましたが、1997年に閉山したそうです。
という十分の由来はわかったのですが、なんでここ十分での天燈上げが人気なのか、それが気になって調べてみたのですが、そういったものは良くわかりませんでした。
炭鉱は危険だったから、その無事を祈って妻が天燈を飛ばしたのが始まりではないか……といった説もあるようです。
こちらも九份ほどではないにしても、かなり観光客でにぎわってました。
ランタンの色によってかける願い事が違うみたいです。
筆で願い事を書いたあとは、線路にランタンを持っていき、そこでお兄さんが写真を撮ってくれます。
そのあと周囲を散策。
この十分は、九份に負けず劣らず、とてもレトロな雰囲気です。
この店々、線路のすぐ横に立っているのです。
ランタンを上げるのも線路からですし、電車が通らない限りはみんな線路の上を平気で行ったり来たりしています。
電車が通るのは一時間に一本くらいとのこと。
私たちが滞在中、電車を見かけましたが、電車の中の乗車率は200%くらいあってびっくりしました。
電車が迫ってくると(といってもゆっくりした速度ですが)、線路で天燈を持っていた人たちは片づけて線路端により、電車が通ると何事もなかったかのように天燈を上げ始めました。
十分は九份とは違い、この線路沿いに天燈(ランタン)を上げる店と、小さなお店が立ち並ぶくらいなので、一時間の自由時間はちょっともてあますかもしれません。
もっと時間があったら、駅から歩いて15分くらいの所に十分大瀑布という見事な滝がありますから、涼しげな滝を見て気分爽快になるのもいいと思います。
次から次へと、ひっきりなしに空に上がっていく天燈(ランタン)を見上げていると、中には途中で紙に火が燃え移って炎上している天燈や、燃料切れで力尽きて落ちてくる天燈などがありました。
途中で燃えちゃっても、お願いはちゃんと空に届いているんでしょうか?( ・ω・)
ちなみにこの時、一人の子が旅行直前に中耳炎になってしまい、そのまま旅行に来たので耳が痛くて寝られなかったらしく、お願い事に「耳が治りますように」と書いて飛ばしたのだそうです。
そしたら翌日、痛いのがすっかりなくなっていたと言ってました!
たまたま治る時期だったのかもしれないと、その子は言っていましたが、きっと天燈を飛ばしたご利益もあったはずです!
ということは……。
私の願いも程なく叶うはずっ(`・ω・´)9
……( ゚д゚)
( ゚д゚)ハッ!
さて台北に戻って夕食後、台北1大きな夜市、士林夜市にちょこっと行ってきました。
台湾と言えば、夜市は外せませんよね。
長くなりましたので、そちらは次回に。
コメントを書く