木曽駒ヶ岳に行ってみたかったので、長野へお出かけ。
東京から日帰りもできなくはないけれど、たまにはゆとりをもって行動したいということで、木曽駒ヶ岳に近い駒ケ根高原リゾートリンクスに泊まってきました。
諏訪を通過するのならば訪れないという選択肢はない、という諏訪大社へ。
今回は、上社本宮、下社秋宮、下社春宮を参拝しました。
秋宮と本宮は温泉が出ているので、参拝した時はいつも温泉を触っていくことにしています。(秋宮の温泉は熱め)
春宮は中洲の神様と、万治の石仏を見るのがルーティンです。
春宮の横を流れる川は、子供たちの水浴びの場となっているようで、浮き輪をもって気持ちよさそうに遊んでいました。
今年初の諏訪神社参拝です……。他にも、今年も行きたいと思いつつ行けてない神社がたくさんあります。
車でひた走り、駒ケ根高原リゾートリンクスに到着。
入り口が奥の方にあって、なんというか控えめなエントランスです。
大きな高級ホテルのようにドアマンが駆け寄って……というホテルではありません。荷物は自分でもっていきます。
フロントでチェックイン。
今回はじゃらんの木曽駒ケ岳のロープウェイやそこまでのバスの往復チケットがついたプランがお得だったのでそれにしたのですが、部屋の指定が喫煙の部屋しかありませんでした。
まあいいか、と思っていたけど、ホテルの受付の方が禁煙の部屋に変えてくれました。
また、宿泊当日の朝にホテルから電話がかかってきて、その時にムササビをみるホテルのツアーに申し込みたい旨を伝えたら、本来は前日予約のところを、滑り込みさせてもらえました。
色々と柔軟に対応していただけて、ありがたかったです。
今回泊まったのは、220号室。近くに階段やエレベーター、製氷機などの部屋があって便利でした。
部屋はまあ普通のホテルのツインといった広さ。古めですが、お手入れはされています。
冷蔵庫はあったけど、クローゼットや金庫がなかったり。アメニティ類は一揃え用意されていました。
1階に温泉もあるので、バスタブはあまり使わないかもしれません。
ホテルのツアーでムササビを見られるということなので、参加してきました。
ついでに星空も。
部屋と周囲を一通り探索し、ムササビツアーまで時間があるので温泉に入りに行くことに。
温泉は広くて、泳ぐことができそうな広さでした。
これで掛け流しなら最高だったのですが、循環です。
露天風呂は4人入ればいっぱいになる広さ。
夕食前に、ムササビ観察ツアーに参加します。
最初にスクリーンで軽い説明を受けてから、日没直後のホテルの森にくりだします。見るチャンスは、巣箱から出てきて巣箱の上から飛ぶ瞬間、なんだそうです。
ホテルの周りに巣箱が設置されていて、そこにムササビが住んでいるようなのですが、どこの巣箱いるかは気分次第で、見られる確率はまあまあ高いけど100%ではないという、博打的な要素も大きいです。
結局この日はあまり観察にはいいポジションの巣箱じゃない場所にいて、飛ぶ瞬間をちらっと見ることができたくらいでした。
しかも、飛ぶというよりこの時は下に落ちるという感じで、
「なんか木から、白い座布団が落ちてきた」と、思ったらそれがムササビだったという。
モモンガより全然大きいんですね。
このあともう少し見られないか粘りましたが、これっきりでした。
まあ、ちょこっとでも野生のムササビが見られたので良かったです。
その後はホテルに戻って夕ご飯。ビュッフェスタイルです。
このあと星空を見に行くので、お酒は我慢です……。
ビュッフェはそこそこの品数がありました。
デザートも何種類もあります。
ここのビュッフェは、きちんと作られているものが多いみたいで、デザートももちろんそうです。
ちょびちょびととってきて、いただきまーす。
私は牛肉がダメなので、予約時にホテルにそのことを伝えていたら、その代わり(たぶんあの牛フィレの鉄板焼き)に鯛のグリルを出してくれました。
ビュッフェだから、そこまで気を使ってもらえるとは夢にも思っていなかったので、とても嬉しかったです。
一緒に行った人は、ラム肉の料理を絶賛していました。
私はブイヤベースが気に入って、お代わりしていました。うまみたっぷりで、パンをひたして幸せを感じていました。
食後は星空観察ツアー。
隣の公園まで歩いて行って、街灯の少ないところで空を見上げます。
この日は晴れていて、絶好の観察日和。
振り仰ぐと、天の川が綺麗に見えていました。
とはいえ……、やっぱり灯りが多少あるので、周囲に灯りがない山奥の湯宿の露天風呂から見る夜空の方が、星はくっきり見えるかなーと思ったりして。
翌朝も夕飯と同じレストランで朝食ビュッフェ。
オムレツがおいしそうだったので、洋食風のものをチョイス。
品数はさほど多くありませんが、朝はそこまでたくさん食べられないから、まあいいかなーと。
ご飯を食べた後は早々とチェックアウトをして、車はホテルに置いたまま、木曽駒ケ岳のロープウェイに向かうバスに乗り込みます。
バスはホテルの手前から乗ることができるので、便利です。
九時ちょっと過ぎ、平日のバスにもかかわらず、補助席まで使うほどの混雑っぷりでした。
橋が通行止めになっていて、橋の手前でバスを降り、橋の先でバスを乗り換え、ロープウェイの出るしらび平駅に到着。
大きなロープウェイに乗り込んで、ぐんぐんと上っていきます。
7分ちょっとで、千畳敷駅に到着~。
したのはいいのですが……。
あれっ……。下は天気よかったのに、上の方は雲がすごい……。
山の天気あるあるです。
それでもここまで来てそのまま引き返すのはもったいなさすぎるので、木曽駒ケ岳を目指します。
テントを担いで登る人たちも結構見かけました。
ですが、日帰りであれば往復4時間もかからない、初心者向きな山です。
乗越浄土手前はかなり急ですが、そこから先はそんなに大変ではないです。
乗越浄土についたら視界が真っ白。
おまけに風が吹きつけてきて寒いーーー。
たまらずに持ってきた上着を被り、手袋装備。8月末でも、そこまでしないといけないくらい寒い。
そしてここから先はずーーっと雲の中でした。とほほ。
寒ーい!あっ、これは駒草じゃん!と、歩いて行くと、結構あっという間に駒ケ岳山頂に到着。
山頂近くかちょこっと晴れ間がのぞいたりしましたが、ほとんどは雲の中。
それでも一瞬、雲の向こうに晴れたら見られるであろう景色が見えました。
しばらく山頂でコーヒーを飲んだりして時間をつぶしたけど、晴れなさそうだったので、あきらめて下山。
山の天気だから仕方ないとはいえ、残念~。もう少し天気が良いと思ってたけど、なかなかうまくいかないものです。
また来ることがあれば、その時に。
下山後、ソースカツ丼で有名らしい明治亭で、少し遅めの昼ごはん。
折角ならご当地グルメを食べたいし。
ミニソースカツ丼とおそばがついているセットにしました。
ソースカツ丼は美味しかった。下のキャベツと一緒に食べるのがいい感じ。
そばは……あんまりおすすめしないかもw
ボリュームはすごくて、食べきれませんでした。
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