お手頃価格で温泉に入りたいし、美味しいお魚も食べたい！
そんな時におすすめなのが、雲見エリア。
雲見温泉は小さな温泉街で、たくさんの民宿が並んでいます。
海の目の前ですから、美味しいお魚が食べられることは間違いなし。お魚が美味しい！と口コミされている宿も沢山あります。
海水浴シーズンは混み合うでしょうが、冬の雲見はとても静かです。
雲見の駐車場に車を置いて、細い川沿いを歩いたところに、今回泊まった宿、川端荘がありました。ちなみに、以前泊まった石松（残念ながら現在は廃業してます）は川を挟んで斜め前にありました。
民宿に一歩入った途端、隣にいた友人が「綺麗」と、声を上げます。
すごい新しいわけではないけれど、入り口からして清潔感のあるお宿です。
出迎えてくれた女将さんに温泉の場所を教えてもらい、部屋に案内してもらいました。
十畳だったかな。三人で十分な広さです。
部屋には小さな冷蔵庫も。
洗面トイレは共用となります。
トイレも洗面も、お掃除が行き届いていてとってもキレイ。
温泉は一階にあって、一応男女別になっていますが、フロント横にある貸切の札を持って行ってお風呂場にぶら下げれば、貸切風呂を楽しむこともできます。
写真は女湯で、男湯の方が少し浴槽は小さかったです。
とはいえこの日は、宿泊客は二組だけだったみたいで、ゆったりと温泉を楽しむことができました。
温泉は湯船の下に吹き出し口があったので、循環でした。
じゃらんには、温泉掛け流しって書いてあったんですが……。
カルシウム・ナトリウム-塩化物泉ということで、身体がよく温まるお湯です。
夕飯は一階のお食事処でいただきます。
席についてびっくり！のお刺身てんこ盛り。
これを三人で食べるだけで、お腹いっぱいになりそうです。
勿論それだけではなく、最初だけでもテーブルにはこれだけ並んでいました。
日本酒を頼んで、新鮮な海の幸を堪能します。
こんな時でもないと、たくさんお魚を食べる機会はありません。
友人が「蟹はこの辺りじゃとれないだろー」といいつつ、一生懸命ほじくってました。
のんびり食べていると、女将さんが次の品を出してくれたのですが……。
鮑！まるまる一つ鮑！
火にかけられてうねうね動く鮑はちょっとかわいそうな気もしますが、歯ごたえ抜群で美味しいんですよね。
更にお魚攻撃は続きます。
これもおいしい。
家だと面倒くさくて揚げ物しないから、こういう普段作らない家庭料理っぽいものが食べられるのも嬉しいです。
〆のご飯は、普通のご飯かと思いきや……。
マヨネーズで和えられたこの梅風味のしらすが、ご飯に合います。
お腹いっぱいで苦しいと言いながらも綺麗に平らげて、最後はデザート。
これだけお腹いっぱいだと、甘いお菓子より、こういったさっぱりした果物がいいですね。
お腹がはちきれそうなほどたっぷりとお魚攻めにあって、満足な夕飯でした。
翌日の朝食はこちら。
栄養満点な朝食の中、二度見したのは、お魚が二種類出てること。
普通どっちかだけですよね。煮魚か焼き魚か。
両方出るってさすが海近くのお宿。
嬉しいけど、朝からこんなに食べるのは結構大変です。頑張って完食しました。
きんぴらなど小鉢も、いい味付けで美味しかったです。
最後にもう一度温泉を楽しんで、チェックアウト。
冬の雲見はとても静かで、のんびりと温泉とお魚を楽しみたい人にはいい所だと思います。
チェックアウト後は伊豆の反対側、来宮神社と伊豆山神社にお参りに。
それから超美人な弁天様にもご挨拶。
伊豆山神社は源頼朝に縁のある神社ということで、初めて参拝したのですが、来宮神社からほど近い所にあります。
お社の後ろから登って本宮社に行くこともできます。ちょっと気になったけど、今日はその後も予定があったので。
頼朝が腰かけた石などもあって、ふむふむ～と見ていたら、友人が猫がいるよと教えてくれました。
人が近くに来ても全く気にせずに、お腹を見せての日向ぼっこ。かわいい～。
大物の猫ちゃんでした。
