今年も、ものすごーくギリギリになっての戸隠参拝。(2年連続…)
戸隠の近くで、まだ泊まったことがなかった「戸倉上山田温泉」エリア。
行ったことないから行ってみたい!
という単純な動機で、戸倉上山田温泉の宿「清風園」に泊まってきました。
いつもは中規模な宿を選ぶことが多いのですが、今回は大きな湯船に大の字になって浸かりたい!という気分が抑えられなかったので、大きめの良さそうな宿にしました。(もちろん、中規模でも、広い温泉を持ってるところはたくさんあります。その逆も然り)
少しだけ大掃除をやって気分がよくなったmariです、こんにちは。
宿に行こうと思った前々日に、車が壊れて動かなくなるという大ハプニングが発生し、レンタカーで行く羽目に…。
高坂インターでブランチ。
友達はラーメンを食べてましたが、私は武蔵野けんちんうどんに。
これが予想外に!具だくさんでびっくり。
メニューの写真と遜色ないものが出てきました。
食べ応えもあるし、これはなかなかSAでは当たりかも。
ちなみにラーメンの方は、スカスカでがっかりだったようです。
チェックインより早く着きそうだったので、途中から下道で清風園まで。
宿の入り口に車を寄せると、宿の男性の一人がオーライオーライと車を誘導し、もう一人は、さっとカートに荷物を載せてくれました。
大きな宿は、こういうところがいいですね~。
チェックインを済ませて、そのあとはロビーの席でウェルカムお茶&お菓子をいただきます。
写っているのは紙おしぼりですが、普段は布おしぼりだけど、コロナ対策で紙に変更しているんだそうです。別に布でいいのに~。
この宿は本館と別館の清流亭があって、私たちは築年が新しい別館の方に。
途中には、相田みつをのコーナーや、ライブラリなどあります。
ライブラリって、ぼちぼち旅館で見かけますが、行こうと思いつつ結局行かない場所一位じゃないかっていう…。
係の人に案内してもらったのが、今回のお部屋302号室。
一人に一つずつ脇息が用意されてます。
お部屋は綺麗で新しくて、気持ちいいです。
ドライヤーももちろん完備。
リンスやボディーソープはPOLA。POLAが置かれてると、ここはなかなかいいんじゃないか!と思ってしまうPOLAのブランドイメージ。
部屋の中に戻って。
湯呑も人数分以上たくさん入ってました。
まさかこれ、各部屋に用意されてるとか…???
当然電波入らないー!なんてことはありませんでした。
普通金庫って一つバーンと置かれてるものですが、人数分の金庫が用意されてるみたいです。
まぁ、気になる人は、その方が安心といえば安心ですね。
と、普通ここにはバスタオルも加わるはずなんですが、ここはありません。
何故ならば、
お風呂場にバスタオルとフェイスタオルが常備されているからです!!!
ブラボーーーー!!!(長友風)
これは地味にかなり嬉しいですよね。
何度もお風呂に行くと、濡れたタオルやバスタオルを使うことになるし、宿に戻ったらタオルハンガーだけじゃ足りないから、ハンガーを持ってバスタオルをかける場所をうろうろ探すことになるんだけど、その必要がない!
素晴らしい。タオル使い放題最高。
フェイスタオルは使い放題で置いてあるところはたまーにあるけど、バスタオル使い放題は珍しいです。
向こうに見えるのは、千曲川ですね。
休憩してさっさく宿のお風呂を堪能したかったのですが、歩いて十分ちょっとのところに「万葉超音波温泉」という評判の良い日帰り温泉があるので、そちらに行ってみました。
本当は超音波温泉からすぐ近くにある戸倉観世温泉に行きたかったのですが、そちらは休館日だったので。行けなかった観世温泉は緑色のお湯なんだそうです。
料金は400円と、都内の温泉より安い!
うらやましい!!
こちらのお湯はほのかに硫黄の匂いを感じる、透明なお湯でした。もちろん掛け流しです。気持ちいい~。
内湯は三段階に温度が分かれているみたいで、皆さん思い思いのところに入ってました。外は寒かったけど、露天も気持ちいいです。
ここの温泉でびっくりしたのが…カランの前に座ってお湯を出そうとして、赤い印がついてる方の蛇口をひねってもお湯が(水も)出てこなくて、青い印がついてる蛇口をひねるとお湯が出てきたということです。
分かんないってこれ!w
ホカホカになった身体が冷えて宿に戻ってくると、夕食の時間です。
食事は本館の最上階でいただきます。
こういった複数の前菜に必要なのがお酒!干し柿にバターがミルフィーユになってるやつとか、これはもう濃厚です。白ワイン飲みたくなる。
ていうか、左下のキノコの形状…これはもしや松茸!?
ということで、まずは熱燗。それから冷酒。
オリジナルと侮ることなかれ。なかなか美味しかったです。
ボタンエビ美味しいですよね。頭のところなめつつ、日本酒飲むのが最高です。
シャモも、まあ家ではお目にかかることがない鶏です。
生卵を付けていただきます。
お次は牛も出てきました。
ちょうどいい食感、ちょうど食べきれるサイズ。(だんだんお腹いっぱいに)
こちらはメニューにはないけど「料理長からのサービスです」といって出してくれたお蕎麦。
お蕎麦でさらっと口直し。お蕎麦にクルミという初めての味でしたが、なかなかマッチしてました。
友達が口々に「チーズいらない」と言った品…。
まあこれはこれで悪くないと思うけど、チーズ強いから、食べたら口の中がほぼほぼチーズでいっぱいになりますw
コースでこういう手間のかかるザ・和食的なものが出てくると、何となく嬉しくなります。味もほっとしますしね。
プリンもおいしかったです。
腹11分目くらいになって、ごちそうさまでした~。
部屋に戻ってからしばらくごろごろして、それからようやくお風呂に。
女湯と男湯は、時間で入れ替わります。
さざれの湯の方は、大きな内湯にサウナ、寝湯もあって、外には露天とつぼ湯があります。もう一つの萬天の湯の方は、サウナと内湯と露天だけなので、さざれの湯の方が色々あります。
お風呂の温度は、内湯の方が少し熱くて(と言ってもそこまで熱くないけど)、露天の方が温い感じです。
宿泊客があまりいなかったせいもあり、広いお風呂にひとりでぷかぷか浮いて掛け流しを満喫しました。
ここの泉質は「アルカリ単純泉」で、透明で硫黄の匂いとかも特には感じませんでした。
やわらかい泉質なので、長湯も大丈夫です。
同じ時間に、友達は貸切風呂(有料)を楽しんでいたので、ちょこっと覗かせてもらいました。45分くらいで、二千円ちょっとだったかな。風呂によって値段は違ったはずです。
入れて3人くらいですかね。
大人数の場合は、隣のお風呂を予約するといいかもです。
翌朝。
まずはお風呂。
足湯の入り口にも、タオルが積まれていました。至れり尽くせりです。
ただ、外が寒すぎて、誰も入っている人を見ませんでした。
こちらは内湯と露天のみのシンプルな造りになっています。
露天から外の眺めが、こちらの方がよくて、朝の気持ちいい空気の中入る露天はとても癒されます。なんで温泉ってこんなに気持ちいいんだろ~。
もっと温泉に浸かっていたいのですが、朝ごはんです。
朝ごはんも、夜と同じ本館最上階へ。
サラダやデザート、飲み物、ごはんのお供などは、バイキング形式になっていて取ることができます。
こういう小鉢でちょこちょこと色々あるのって好きです。
びっくりしたのは味噌汁で、朝から具沢山すぎて嬉しいけど…嬉しいけど。。。
入口でシェフが料理してくれていたオムレツも出てきました。
が、もう既にお腹いっぱいで、半分しか食べられませんでした。
そういえばここのデザートにはパイナップルがありました。
最近の朝食バイキングで駆逐されつつあるパイナップル…。
友人が喜んで食べていましたが、高いんですかね~パイナップル。
多少残しつつも、大体食べました。
ごちそうさまでした~。
この日は戸隠奥社に行くので、ごはん食べて少し休んだらチェックアウト。
なかなかいい宿でした。
ご飯もおいしかったし、お風呂も広くて気持ちよかったし。のんびりできました。
サービスも食事も、トータルで安定した感じの旅館でした。
ただ、エアコン掛けながら寝てたら、翌朝全員が鼻をかんだら鼻血が出るという乾燥具合だったので、加湿器があると嬉しかったかもしれません。
それと、これは宿には関係ないのですが、エレベーターですれ違った風呂帰りのおじいさんが、下着姿(シャツに股引)だったのがドン引きでした。
他にも、お風呂に後から来た人が、掛け湯もせずに湯舟に入ったと知人が怒ってたりと、マナーの良くないお客さんがいたようです。
そういったお客がいなければ、気持ちよく過ごせる宿だと思います。
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