4種類の泉質と気ままなビュッフェが楽しめる【登別温泉ホテルまほろば】

4種類の泉質と気ままなビュッフェが楽しめる【登別温泉ホテルまほろば】

湯の川温泉をチェックアウトした後は、登別へ。

まずは大沼をちらりと観光。

大沼

場所によっては、大沼と北海道駒ケ岳がセットで見えるところがあって、そこからの景色は映えそうでした。
北海道駒ケ岳って、すごいツンツンしてるんですね。
登るの大変なのかな~と思ったら、往復3時間くらいあれば行けるっぽいので、いつか登ってみたいです。

そしてそして。函館と言えば!のラッキーピエロに立ち寄り、昼食を買っていきます。

ラッキーピエロ 森町 赤井川店

ラッキーピエロ 森町 赤井川店は函館でも一番外れにあって、そのせいか駐車場には札幌ナンバーの車がたくさんありました。

写真のとおり、入り口からあふれて人が並んでいるわけですが…。
まあ、このくらいなら十分くらいでいけるのでは?と、並んだのですが、実際品物を受け取るには45分くらいかかりました…。
数歩歩けば入り口なのに、店内に入るのにまた時間のかかったことかかったこと…。

モスどころじゃない、この待たせ具合。
それもそのはず、店内に入ったらレジが一つしか稼働してませんでした。

店内

これだけ混んでいるのだから、店内で食べてる人もさぞや多かろう、と思いきや、中はかなり空いています。テイクアウトする人がほとんどで、みんな両手にぱんぱんのビニール袋を下げて店を後にしていました。

ようやっと順番が来て、一番人気のチャイニーズチキンバーガーと、とんかつバーガーを一つずつ注文しました。

それから大沼道央自動車道で八雲PAで休憩。
すごく見晴らしのいい場所で、休憩するにはもってこいです。

向こうには海も見えて広々~
お土産
あめせん…?

中に水飴がはさんであるそうで、北海道土産で初めて見ました。
その他にはチーズなんかも売ってたり。酪農が盛んな北海道では、よく物産展でチーズを見かけます。

小腹が空いてきたので、さっき買って来たラッキーピエロを。

チャイニーズチキンバーガー

これが人気No.1のチャイニーズチキンバーガー。
レタスが折りたたまれて、みっちり入っているのが驚き。
味は甘辛で、ヤンニョムチキンにちょっと似てるかな~。

こちらは、とんかつバーガー。

とんかつバーガー

半分に切られたとんかつが、がっつり挟まっているこの存在感。
これ本当に美味しいの?と一口ぱくり。
かつとそれに絡まる甘いソースがバンズに意外と合っていて、美味しい。
私はとんかつバーガーの方が好きかな~。
チャイニーズチキンバーガーは、予想していた感じの味だったので。

また車を走らせて、お次は洞爺湖に。
洞爺湖は日本で三番目に大きいカルデラ湖で、真ん中には「中島」が浮かんでいます。昔は中島にも人が住んでいたのだとか。

洞爺湖と中島
綺麗な青

洞爺湖の近くに昭和新山があるので、そちらにもちょっと寄り道。

昭和新山

角度によっては、もくもくと噴煙を上げてました。登れはしないので、近くまで行って、見上げるだけです。
昔にしか来たことが無いので記憶があいまいすぎますが、そのころに比べて周囲がだいぶ整備されたような印象です。(昔ってたぶん30年以上前ですが…)

色々さらっと観光してから、登別温泉へ。
今回泊まるのは「ホテルまほろば」です。

ホテルまほろば

巨大ホテルですね~。あまりこういった大きいホテルに泊まることは少ないんですが、こちらの温泉は4種類の泉質があるということなので、こちらにしました。
登別なら一番泉質があるのは、第一滝本館の5泉質なのですが、この日はもう高い部屋しか空いてなかったので、こちらのまほろばにしました。

ロビーも広い

今回は、じゃらんから
【じゃらんのお得な10日間】 ご夕食は~リバティ~ 季節によって変わるビュッフェと蟹食べ放題 18,520円(大人)× 2名
で、和室を予約しました。

フロントの横で浴衣を選んで、それから自分の部屋に向かいます。
嬉しかったのは、鍵を2本渡してくれたことです。3件目の宿にして、初めて2本の鍵!

和室10畳

部屋は本当に、超オーソドックスな和室でした。

引き出し
さらにその下
クローゼット
冷蔵庫と金庫
水2本サービス
お茶とお茶菓子
ユニットバス トイレはウォシュレット
窓から見えるクマ牧場
クリックで拡大

部屋を一通り探索した後、近いので地獄谷に行ってみることに。

地獄谷までの道にはお店が色々
夕方の地獄谷

地獄谷も何十年かぶりで、昔はもっと地獄谷の側を歩けたような気がするし、昔の方がもっと硫黄の匂いが強烈だったような気がします。
歩いていると、気分が悪くなるくらいだったし、結構近くを歩けたので、踏み外したらヤバそうと思ったような…。
今は木道が整備されていて、こちらもすっかり綺麗な観光地になっていました。

ホテルに戻って、温泉へ。

大浴場

このホテルの売りは、なんといってもこの大浴場でしょう。
女湯と男湯は時間で入れ替わりなので、どちらも入ることができます。

まずは地下2階の女湯へ。
地下2階の大浴場の方が、地下1階の大浴場に比べて露天など開放的で広いです。
泉質は硫黄泉、食塩泉、単純硫黄泉、酸性鉄泉と豊富。
内湯の硫黄泉と食塩泉と酸性鉄泉は加水ありの掛け流しの浴槽があり、あとは循環併用となってました。
掛け流しの浴槽はどれも小さめでした。まあ、露天などあれだけの大きさの風呂だから、循環だろうなーとは思ったのですが。
気になる方は脱衣所に図があるので、そちらを確認するといいと思います。

地下2階の露天の端っこに、3つの滑り台付きの温泉があって、中国人観光客がワイワイいいながら楽しんでいたので、私も便乗して滑り台から放り出されそうになりながら滑ってみました。
日本人の大人じゃ、まあ滑り台なんてやらないだろうし、中国人の行動力はさすがです。

内湯にはサウナや水風呂もあって、水風呂は日帰り温泉の水風呂みたいにしっかり冷えてました。

あちこちの温泉を楽しんで、熱くなったら水風呂へ、そして外気浴、を繰り返し、長く温泉を楽しみました。いろんな種類と泉質のお風呂があると、温泉を満喫できて楽しいです。やはり硫黄泉が一番温泉入ってる感がありますね。

ゲームコーナーがショッピングモールのみたいに広かった

お風呂上りに、一階の売店をのぞき見。

売店

やっぱりお風呂上りはお酒だよね~ってことで、購入したのがこちら。

ハニーアップルエール

この北海道麦酒醸造のフルーツビールはいろんな種類が売っていて、これが一番人気があるっぽいです。
飲みやすいけど、やっぱりビールの苦みがあるので、リンゴの風味を生かすならチューハイとかの方がいいのかもしれないですね。

お待ちかねの夕食は、巨大なビュッフェ会場にて。

広い会場

なにがあるかな~。

夏カスベイの煮凝りと左は南蛮漬け
釧路産胡麻つぶの山海和え
知床鶏とトウモロコシとあつま芋のサラダ

メニューを見る限り、北海道のものにこだわってるみたいです。

海老とトマトのカプレーゼ
エビチリ
手羽のザンギと真鯛の唐揚げ
パスタとチャーハン
海鮮丼コーナー

自分で作れる海鮮丼。湯の川温泉の朝食にもありましたが、こちらは夜に。イクラがまぶしいです。

まんじゅう
ステーキ

私はステーキは食べませんでしたが、父曰く、柔らかくておいしかったそうです。

カラフルお野菜
ビールのお供 枝豆
果物色々
ケーキも種類多め
隅っこに天ぷらコーナー

この宿のビュッフェも品数豊富です。
でも、豪華さで言えば、昨日泊まったホテルの方があったかな~。

いただきます~

昨日の失敗を繰り返さないように、まずは日本酒に合うものを取ってきました。
昨日取らなかったカニも取ってきました。

カニは壺に入れての提供
日本酒はこれ

ちびちびとお刺身やカニをつまみ、日本酒で流し込む。最高。

あとは適当に気になったもの
〆はラーメンといくら丼

ごちそうさまでした~。
味の方はビュッフェだね、っていう感じの味でした。昨日の湯の川温泉のほうが、味、質ともにちょっと上だったかな~とは思います。

翌朝。
1人でお散歩。再び地獄谷まで。

昨日はここで引き返しましたが、今日は通路の先まで歩いて行きます。

もくもく
白い

朝早かったんで、奥の突き当りは私一人…かと思いきや、ゲストがいました。

鹿さん

何か食べてるか飲んでるかしていたみたいなんだけど、こんな地獄谷で食べるものなんてあるのかな。

大湯沼

ついでに大湯沼まで。天気よかったら、水の色とかも綺麗だったのかな。
こちらも噴煙を上げてます。

早く帰らないと朝ごはんの時間になる~、と、宿までの道をショートカットしていたら、なにやら視線を感じて…。

鹿の親子

そんな離れてない場所からガン見されてました。
登別にも鹿はたくさんいるんですね~。
ちなみに、宿の前の道路脇でも一匹見かけました。

からの、朝ごはん。会場は夜と同じ場所。

相変わらずサラダ
パンも何種類か
朝の定番筑前煮
肉じゃがも
ベーコン
焼売
北海道と言えばジンギスカン
北海道と言えばカボチャ
北海道と関係なくライチ
スイーツ色々
どれも一口サイズ
取ってきた

なんか、取りたい!ってものが少なくて、あんまり選ぶ気がしなかったので、朝はこれだけになりました。
それもこれも、前の宿のビュッフェが良すぎたせい。
それがなかったら、普通に喜んで食べてたと思うんですが…。

やっぱりここは温泉ですね。
朝風呂は男女入れ代わった地下1階に行きましたが、こちらの方は掛け流しの浴槽が、硫黄泉と酸性鉄泉の2種類しかなったです。
とはいえ、朝から大浴場を楽しめるのは贅沢ですよね。
は~気持ちよかったーとお風呂を上がったら、中国人観光客が、身体を拭かずにびしょびしょのまま脱衣所を歩いているのを目の当たりにして、眉を顰めましたが…。
まあ、大きな宿だし仕方ないかな。

ホテルまほろば、全体的に見て値段相応かな~と言った感じです。
コスパ的に、おトク感とかはなかったです。
このご時世だし、人気観光地だし、温泉のメンテナンスにもお金かかるだろうし、まあ…。みたいな。

もちろん悪くはなかったので、登別で泊まる際の選択肢の一つに入れてもいいと思います。

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