本日はホテルチェックアウト後、太平洋フェリー乗船まで結構時間があるので、まずは少し観光を。
まずは鳴子峡。駐車場の入り口が分からなくて、少し迷いました。

紅葉の時期は大人気のスポットらしいのですが、まだこの時期は訪れる人もまばらでした。
それからまた近くの潟沼へ。
十分くらい、急な山道を登っていきます。
こちらは天気が良ければ綺麗な湖面を拝める場所みたいなんですが…。


と、まあ、鳴子の観光も少ししたので、平泉に向かいます。
奥州藤原氏。小学生の頃に義経の伝記を読んだ私には、何となくロマンを感じる場所です。
中尊寺は二回目の来訪になります。
金色堂までの道の間には、様々なお堂が建っています。


中尊寺は小高い場所に立ってるので、開けた場所からは眺めがいいです。


本堂の中には、大きなお釈迦さまがいらっしゃいました。
金色堂は拝観料を払っての参拝となります。
建物は名前の通り金箔で彩られており、当時金が採れて豊かな財力があった、奥州藤原氏の栄華を感じます。
多数の仏像もみんなピカピカしてるし、金色堂のあちこちにちりばめられた螺鈿細工も半端じゃない。
今でもこういったものが見られるというのは、ありがたいことです。
金色堂のチケットを買うと、資料館にももれなく入れます。
資料館の入り口には金色堂のミニチュアが、中には仏像などが展示されてました。

周囲はみんなお寺なのに、なぜかここだけ神社があります。

ぐるりと回ってきて、帰り道に参道の脇にあったお店でお蕎麦を食べました。


岩手といえば、わんこそばが有名ですからね。


量的にはちょうどよかったです。お蕎麦は普通の一人前くらいかな~?
お蕎麦の汁もおいしかったし、メロンも甘かったし、ちょこっとついてたチーズケーキも美味しかったです。市販のだとは思うけど、どこのチーズケーキだろ?
以前来た時は、駐車場の脇にあるお店のどこかに入ってわんこそばを食べた記憶がありますが、こちらの方が美味しかったです。
中尊寺の後は、そろそろ仙台方面へ。
フェリーに乗る前に、金蛇水神社に足を延ばします。
神社の駐車場の前には誘導員がいて、この神社の人気の高さを窺わせます。


イベントの準備とかで、今日は一旦神社は17時で閉まるようです。



水の上にきれいなお花を浮かべてる神社は最近よく見るようになりましたが、ここまで花でデコレーションされた手水舎は初めて見ました。すごい~。

神社の名前からして、蛇の神様がいる=金運ということで、お金を洗う場所もあります。

拝殿の横には様々な蛇がずらりと並んでます。

直感で選んで撫でるといいらしいので、一つ選びます。

金運アップしますように~!

神社を後にして、ようやく仙台フェリーターミナルへ。

ネットで予約していたので、さくっと手続き終了。太平洋フェリーも、乗る時に車検証必要なかったですね。大洗~苫小牧の三井商船は必要なのに。



日も暮れて、乗船開始になったので、船に乗り込みます。




今回は、一等クロスツインです。
クロスツインは窓側ですが、通路側の空間は……。


各部屋鍵もかかるし、一人なら、こういうので十分ですね。
そしてクロスツインの部屋はこちら。

面白い造りですよねー。
こういうの、子供がワクワクしそうな部屋だな~なんて思いつつ、自分がテンション上がって、さっそく上階のベッドに上がってみました。

二階はちょっと秘密基地感があって、楽しいです。

一等なので、バスタオルもついているし、ナイトウェアがあるのはいいですね。


個室なのでトイレと洗面はもちろん、シャワーまでついてます。
大浴場に行っちゃうから、使わないんですけどね。

出港前ですが、夕食を食べに行きます。

ピアノや大きなソファー。こういうの見ると、船旅してるんだなーといった感じになります。

そう言えば、東京から出発なのに、なぜ大洗~苫小牧の三井商船フェリーではなく、仙台~苫小牧の太平洋フェリーなのかというと……。
フェリーのビュッフェが、太平洋フェリーの方がいいからです。
いいというか、三井商船フェリーのビュッフェがお粗末すぎるので、往復で三井商船フェリーを使いたくなかった、というのが正解かも。帰りは疲れているから、三井商船でいいけれども。






ローストビーフが出るなんてすごい。ビュッフェだからもちろん取り放題!
三井商船フェリーじゃ、ビーフとか出ないですよ。


いやほんと、お刺身が単体で出るだけありがたいです。それがカツオだとしても。




通りすがりのおじちゃんが「ビールは飲み放題じゃないの!?」って言ってましたが、2,300円でそんなわけないじゃないですか。




あれこれと取ってきて、ビールも用意して、いただきます~。

ローストビーフやカツオなど、ちまちまとつまみつつ、ビールを飲むのは至福です。ローストビーフも柔らかくて、こういう所にしては美味しかったです。すぐに補充もされてましたし、太平洋フェリーのビュッフェは、船の上にしては、いいんじゃないかと思います。
これなら、外から持ち込んで食べなくても、フェリーでビュッフェ食べようかな、って思えます。(一方、三井商船は……)

ごちそうさまでした~。
部屋の帰りにみつけたこんなもの↓

ちゃんとシェフの名前まで載ってるんですね。太平洋フェリーのやる気を感じます。三井商船フェリーにはシェフいたのかなぁ?いなさげだけど……。

食事も済ませたし、船も出港したし、あとは部屋でお酒を飲みながら、ゴロゴロしたり、大浴場に行ってお風呂入ったりなどして就寝です。
翌朝。

日の出を見損ねた……。
あと10数分早ければ!
いやー……ここ数年毎年船に乗ってて、毎回日の出は曇天で、今回も天気あんまりよくなさそうだから全く期待してなかったのに、そんな時に限って、雲一つない快晴のこの天気っ!!
失敗した~……。


なんか、ゴツゴツしててカッコいいですね。(小学生並みの感想)
早朝なので、プロムナードも静かなものです。





しばらく静かな船内をうろうろして、朝食の時間になったので、ビュッフェにいってきます。
朝食には珍しく、カレイの焼いたものがありました。
夕食ほど品数はありませんが、朝からそんなに食べられないし。







ビュッフェの朝カレーは、私の中では定番です。
食後に売店を冷かし。


朝食を食べてしばらくすればもう、苫小牧港が見えてきます。


接岸するときに、船から太いもやいロープを陸に投げ入れるんですが、先に細いロープをつけてその先にボールをくっつけて投げ入れるのかな~と思っていたら、ここでは筒に入れたロープを陸目掛けて発射してました。そんなやり方もあるのね。

上陸したので、さっそく苫小牧の市場の近くにある「ぷらっとみなと市場」をひやかします。
ここには海鮮関係の飲食店が多く入ってます。ホッキカレーが有名です。





市場内には、丼と同時に、ホッキカレーのメニューも多々見かけましたが。
ホッキはやっぱり、刺身で食べるのが一番おいしそうな気がするけれども……。

お値段は……観光地価格……かな。
そこまで安いのは、あんまりないような。よく見れば、お得なものもあるのかもしれないけど。

それから苫小牧といえば、樽前山神社へ。

お次に、千歳神社を参拝。

千歳のイオンで食料品の買い出し。

サンマがめっっちゃ安いんだけど!
東京じゃ2匹でもその値段越えるんだけど~。
今年は一杯捕れてるって聞いてたのに、東京だと高いよねー……。
あれこれと立ち寄りつつ、ようやく目的地の穂別に到着。
穂別には温泉があって、以前から良くそこに通っていたのですが、なんと移転して綺麗になったそうなので、早速行ってみました。

となりは恐竜博物館を作ってるそうです。道路の対岸にある恐竜博物館を、移転するみたいですね。
日帰り温泉の中もめっちゃ綺麗。


時間によっては、ここでご飯も頂けます。
メニュー見たら、アンモナイトバーガーとか面白そうなものもちらほら。
一度ここでご飯食べてみたい気もするんだけど、家がすぐそこなので。食べる機会はないですね……。

当然温泉の中もめちゃくちゃ綺麗になってました。
しかもサウナと水風呂までできてる!
これは滞在中は毎日通っちゃいますねー(月曜定休だけど)
ちなみのここの温泉は、タンクローリーで運んできてます。稲里のはくあの湯とおなじだったかな~。
なので循環ろ過なのですが、家のお風呂に入るなら、ついついここに通ってしまうのでした。
いい気分でお風呂を出て、家に帰って待っていたのは……。
もちろん(!?)ジンギスカンでした。
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