宿の名前は「おやどきんきゆ べっていすいかずら」と読みます。(私は読めなかった)
今回泊まった川湯温泉は北海道では有名な温泉地で、釘をも溶かす全国でも屈指の強酸性の温泉です。
というわけで、今回目指すは川湯温泉。
その前に、帯広にある帯広神社を参拝。一年ぶりかな~。

駐車場に車を停めて、入り口の鳥居に着いたら…。
石燈籠の後ろに、両手で木の実を抱えてぼっ立ちしていたリスを発見。
どうやらお出迎えしてくれてたみたいです。かわいい~。

帯広神社でのリスの遭遇率はほぼ100%です。

お参りして、おみくじを引こう~と、引いたら、なんと1番大吉でびっくりしました。神様、ありがとうございます!
参道を歩いていると、上からガリガリと音がするので…。

見つけやすいw

エゾリスの方がよく目にしますが、今回は別の場所で、エゾシマリスも目撃しました。シマリスの方がレアキャラなイメージです。
お参りを済ませて、お腹もすいてきたので、途中の道の駅でランチと行きます。

ここには「赤いベレー」という宿泊施設があって、中には温泉やレストランがあります。タンチョウヅルは赤い帽子被ってますからね。

ここ々のレストランでお昼にします。


美味しそうなメニューが並ぶ中、私が選んだのは…


初めて阿寒ポークなるものを食べましたが、お肉が柔らかくて美味しかったです。美味しい豚は脂身もおいしいですね。
阿寒ポークチャップも気になったんだけど、他の人が食べてるの見たら結構ボリュームがありそうだったので…。でも、食べてみてもよかったかな~。
ランチも終えて。
阿寒と言えば、絶対行かねばならない場所があるでしょ!

摩周湖はとってもすごいパワースポットとのことなので、ここいらで一発、運転で疲れてきた私にはパワーチャージが必要!
霧の摩周湖と言われるけれど、何故か今回も前回もめちゃくちゃいいお天気。


本当に気持ちのいい場所です。
いいエネルギーが、身体に満ちてくるような感じ。

駐車場からは、硫黄山が煙を上げてるのが見えました。


ここの硫黄山が、今日行く川湯温泉の源になっています。
阿寒湖から川湯温泉はすぐです。

宿の入り口に人が立ってるわけでもなく、ここから入っていいのかな?という雰囲気ですが、ここから入ります。
宿の横には岩盤テラスがあります。

宿の内部は、外見からは想像できない広さになってました。


中は広々としています。
フロントで受付を済ませましたが、受付のお姉さんはあまり愛想がない対応でした。珍しいな~こういうの。
エレベーターの横にはアメニティなど用意されてます。




今回のプランは、
ご夕食は「レストランhaspo(ハシポ)」で地場産食材の和洋中ビュッフェ【夕朝食・フリードリンク付】東館【旧館】和風ツイン (和室)
即時ポイント利用して、一人14,400円です。
この宿もオールインクルーシブになります。
本日泊まる部屋は317号室です。

部屋は古さを感じますが、お掃除は綺麗にされてます。









リビングカフェでは、夜10時までお酒を頂くことができます。
ビールを飲む前には、まず風呂を上がらねばなりません。

大浴場は、温泉の露天と内湯が一つずつ、あとは中に真湯が一つありました。
成分が強いみたいなので、真湯は肌が弱い人が、最後に軽く洗い流す用ですかね。あと、サウナと水風呂もありました。
泉質は、酸性・含鉄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性酸性高温泉)で、循環や消毒なし、加温加水なしの、正真正銘の源泉掛け流しです。素晴らしい~!
泉質的に強烈なお湯なのかと思いきや、意外とそうでもなく、柔らかい感じもする硫黄泉でした。
pH 1.73の白い濁り湯を存分に堪能した後は、リビングカフェへGoです。


ここだけ別世界のような、滅茶苦茶オシャレな空間でびっくり。
飲み物もそこそこ種類が用意されていました。





ちなみに夜のビュッフェのフリードリンクでも、日本酒はこの二種類でした。

本当にこのスペースは隣との空間も広くて、静かで、落ち着いていて、ゆったりとビールを楽しむことができます。
もっとここでくつろいでいたいのですが、この宿の姉妹館というか本館の温泉も楽しむことができるみたいなので、さっそくそっちに行ってみます。

ただこのアナウンスが、エレベーターに貼られているこの紙だけだったので、普通は見落としてしまいそう。(私は口コミで知ってました)
歩いて4、5分くらいのところに本館はありました。
しかし川湯温泉って、寂れてますね…。廃業したホテルがあったり、あんまり活気があるようには見えません。
温泉はいいのに、もったいない。

宿の浴衣を着ていたからか、タオルの入った黒いメッシュバッグを持っていたからか、宿の入り口にいた法被を着たおじさまが、私を見るなり「大浴場はあちらになります」と、にこやかに教えてくれました。
おお!忍冬(すいかずら)より対応がいいやん。
こっちの宿に泊まったほうが良かったかな~。(残念ながら、この宿は25年10月末で休館になります)
こちらの温泉は低温、中温、高温に分かれていて、忍冬(すいかずら)の温泉より、成分が濃いのか、ガツンと硫黄泉がくる感じ。
確かにこれはいいかも~。休館になっちゃうのもったいないな。
高温や中温で温まって、心臓がバクバクしてきてから、冷まそうと低温に入ってもバクバクしたまんまで、へにょへにょになってお風呂から上がりました。
いい温泉でした。
宿に帰ったら、もう夜のビュッフェの時間です。
私たちはビュッフェ会場の方へ。
オールインクルーシブなので、アルコールも飲み放題です。


ビュッフェの品数は結構多くて、よりどりみどり。
スィーツ類も豊富でした。






お酒がすすみそうなものが一杯ですね~。
食事はまだまだあります。












こちらからは、ライブキッチンコーナー。













本醸造よりもう少し上のお酒飲みたかったな~なんて、贅沢ですか。

ビュッフェのスタッフの皆さんは愛想がよくていい感じでした。



ビュッフェなので、味の方は普通のビュッフェです。何かが格別に美味しい!ということはなかったのですが、種類が結構あって、色々つまめるのは楽しかったですね。
ごちそうさまでした。
で、お風呂入って、最後にもう一回カフェエリアでビールを楽しんでからの、おやすみなさい~。
翌朝。
夕食と同じ場所でビュッフェとなります。














弟子屈は昭和時代の大横綱、大鵬の地元なんだそうで、確かに宿の近くに大鵬の記念館がありました。
以前は、巨人・大鵬・卵焼きなんて言葉もありましたね。





上と合わせたら海鮮ちらし寿司も作れそう。


朝からかなり品数があります。
大体朝食ビュッフェでは、和食なものを選ぶことが多い私としては、嬉しいです。炊き込みご飯ならともかく、朝からちらし寿司があるというのは珍しい気がします。

食事の最後は、コーヒーと少し甘いものをということで、フレンチトーストをチョイス。
久々にフレンチトーストを食べましたが、ふわふわしていて美味しかったです。
この日も結構移動を予定していたので、少し早めのチェックアウト。
この宿で一番印象に残ったのは、リビングカフェでした。
あれだけゆったりした造りだと、パソコンとか持って行って、あそこでずっとくつろいでいたいです。すごい居心地が良かった~。
温泉はもちろん川湯温泉なのでよかったのですが、噂のとおり、本館の方が私は好きでしたね。
食事に関しては、品数が多めなので、あれこれとちょこちょこ食べてみる楽しみがあって良かったです。
北海道の他の温泉地は、ここほどの名湯ではなくても繁盛しているところも多いんだから、川湯温泉にも頑張ってほしいです。
星野リゾートがオープンしたら、少しは賑やかになるかもしれませんね。
コメントを書く