今回は知る人ぞ知る、人気がすごすぎて空室に滑り込めればラッキー!な、仙仁温泉・岩の湯にタイミングよく行くことができましたので、そちらをレポートしていきます(`・ω・´)
寒すぎて起きるのが辛くなってきたmariです、こんにちは!
今年も終わってしまいますねぇ……今年、何か成し遂げたことはあったかなぁ……(遠い目)
それはさておき、長野にある仙仁温泉・岩の湯に行って参りました!
この宿、知らない人は全然知らないのですが、知っている人には垂涎の宿なのです。
なにしろ、宿のホームページがない。予約も電話受付のみで、じゃ○んとか楽○とかそういったところからは予約ができないのです。
この宿の存在を知ったのは、今年の夏ごろで、そんなに素敵な所なら、ぜひ泊まってみたいなぁ……と思っておりましたが、一年先まで予約がいっぱいということで、無理かなーとあきらめもしていました。
ところが、冬は平日だと空いている日もあるようで、もしかしたら行けるかも……!?と、淡い期待を抱いて、宿に電話したのですが、折しもその日は1日で、11か月先の月の予約の受付開始日だったので、電話が全然つながりませんでした。
朝からぼちぼち掛けてみたのですが、つながったのはお昼過ぎ(;・∀・)
すげー……11か月先の予約がここまで殺到するのかぁ……。
希望の日に空室があったので、無事予約完了。一番安い部屋はいっぱいとのことで、真ん中のグレードの部屋(2名1室で¥70,000)にしました。
「初めてでしたら、まだ日がありますし、宿のパンフレットをお送りしましょうか?」
と、丁寧な応対をしていただきました。
宿のホームページを置かない代わりに、こういったサービスがあるのかもしれませんが、届いた冊子を見ながら、訪れる日を指折り数えて楽しみにしていました。
この宿のホームページはありませんが、クチコミなどを見る限り、ほとんどの人が絶賛していました。
こんな行く人行く人が素晴らしいという宿なら、いやがおうにも期待は高まります。((o(´∀`)o))ワクワク
待ちに待った当日。
スタッドレスタイヤに履き替えた車でレッツゴー!
幸い道中に雪はまだなくて、15時少し前に宿に到着。
この宿はお客さんにできるだけくつろいでもらおうとの配慮からか、チェックインは2時、アウトは12時と、のんびりすることができます。
決してわかりづらい宿の入り口ではないのですが、なぜか見落として車でウロウロしてたら、宿の庭のお手入れをしている方が走ってきて、教えていただきました(ノ´∀`*)
橋の先に宿があるので、宿の前まで車で乗り付けることはできないので、駐車場に車を置いて荷物を転がしながら宿に向かっていると、途中でとんびの外套を羽織った係りの人が走って迎えに来てくれて、荷物を持ってくれました。とんびの外套なんてお洒落ですね。(´∀`)
普通、このくらいの値段のする宿だと、駐車場でごそごそしているだけで、宿の人が飛んできたりするところが多いのですが、同じ時間に来た人たちが多くて、その対応に追われていたようです。
宿に着くまでに、東屋があったりと、のんびり宿の周りの散策ができるようです。
小屋の中には炭に火が入れてあったりと、ほのぼのとした光景。
宿のフロント前のロビーは広かったですが、お客さんもたくさんいました。
宿の雰囲気、置かれている調度、お洒落です。(´Д`)
宿帳を書きながら、まずはウェルカムドリンクをいただきます。
そば粉のクレープみたいなものに包まれた和菓子。
お抹茶が出てくるなんて、いいですね。
和菓子にはやっぱりお抹茶が合います(*´ω`*)
それから宿の説明をしてもらいつつ、部屋に案内してもらいます。
部屋に向かう途中に、いくつかの談話室があり、コーヒーやみかんなどが用意されていて、思い思いにくつろぐことができます。
私たちの泊まった仙郷亭の「松」の間は、2Fにありました。
露天付貸切風呂は3Fで大浴場は2Fなので、ちょうど良い所にあるといえばそうですが、この宿の構造上階段が多いので、ご年配の方にはちょっと大変かもしれません。
宿の人が部屋の説明などをしてくれたあとは、さっそく部屋を物色します。
部屋は床暖房で、あったかーい。
しかも加湿器も用意されている!そしてその加湿器は、スイッチを押しても水が全然減らない魔法の加湿器なのでした……。
押入れを開けると、色んなものが用意されています。あ、ダウンは用意されてないですよ。
和室の隣は広縁にしてはかなり広い板の間とベランダです。
このソファーがあるせいで、滞在中はずっとここにいました。
ミニキッチンもついてます。三角コーナーも完備。お茶は緑茶とほうじ茶、コーヒーなど色々用意されていました。
ミニキッチンの上には、フジとシャインマスカットが(*´∀`) ウェルカムデザートとでもいうのかしら。
冷蔵庫は二つあって、一つは自由に使えるもの、一つは飲んだらお金を払う者が入っている冷蔵庫です。
瓶ビール¥600、ミネラルウォーター¥150と、良心的な価格。
自由に使っていい方の冷蔵庫には、柿の葉茶と、たくあんのお漬物が入っていました。
ミニキッチンの横には……
本とCD。CDはすべてヒーリングミュージック。部屋に入った時も流れていました。
廊下は広く、洗面台やトイレも広々としたつくりになっていて、圧迫感がありません。
廊下も洗面もトイレも全部床暖房なので、廊下に出ても快適(´∀`)
洗面所には高級なアメニティというのではなく、ナチュラルな化粧水や乳液が用意されています。シャワールームのシャンプー類はPOLAですね。
しばらく部屋でのんびりしてから、貸切風呂に。3Fに露天風呂+内風呂の貸切風呂が3つと、1Fに内湯のみの貸切風呂があります。18室に対して計4つあるのですが、4時ごろに行った時はみんな入っていて、誰かが出てくるまで、貸切風呂の真ん中にある休憩室で空きを待ちました。貸切風呂は常時人気で、なかなか空きません。
貸切風呂は人気で混んでいるのですが、どのお風呂が開いているかは、その場に行ってみないとわからないので、ちょっと不便です。以前行った宿のように、各フロアの廊下に空き状態が分かるようなシステムがあればいいのですが。
とりあえず4つ全部の貸切風呂を覗いてきたので、以下にご紹介。
温泉はpH8.0の弱アルカリ性の、無色透明なくせのないお湯。自然湧出は275L/分と豊富です。温度は34度とちょっと低いので、大浴場の一部を除いて加温してあるようです。
まずは、「夢想の湯」。一番上にある貸切風呂です。基本的に露天+内湯の貸切風呂は、内湯は熱めで、露天は適温あるいは少し温いくらい。そして内湯にはジャグジーがついています。
そしてここの宿の素敵なところは、バスタオルとハンドタオルは貸切風呂の部屋に置いてあるので、手ぶらで行けてタオルは使い放題なところです。濡れたタオルを乾かさなくていいのはいいですね。
すごーい熱いわけではないんだけど、もう少し控えめな熱さだと良かったなぁ。
シャワーは水圧があんまり強くありませんでした。全体的にそうなのかな?( ・ω・)?
続いては、「野守の湯」です。野守は見ずや君が袖振る……(*´Д`)
野守と言えば、私の頭の中にはもうこれしか出てきませんw
広さ的には、ここが一番広いのかなぁ。
次は「風姿の湯」。こちらは、階段を上ってすぐのところ、休憩所の手前にあります。
こちらの特筆すべきところは、露天の横に寝湯があるところでしょう。
ただし首を置くところが高くなってないので、髪の毛がずぶ濡れになります。
寝湯が人気なのか、ここも大抵誰かが入ってました。
最後に1階にある内湯のみのお風呂。
浴槽が二つあります。
ここは見ただけで入らなったのですが、入りたかったなぁ。
露天がないので、一番入りやすそうではあります。
お風呂を出て部屋に戻ってのんびりしていたら、そろそろご飯の時間。
ご飯の時間は18時、18時半、19時と選べるので、最初は19時にするつもりだったのですが、うちはご飯が2時間くらいかけてゆっくり出ますので……と言われたので、30分早くしました。
さて。高級旅館の楽しみの一つに、美味しいご飯は欠かせませんよね。
露天風呂付き客室ではない普通の部屋で、これだけのお値段のする宿に泊まったのは初めてですが、おそらくきっとその分夕飯は期待を裏切らないものが……+(0゚・∀・) + ワクテカ +
一体、どんな素敵なご飯が出てくるのでしょうか?
壮大なフラグを立てて次回に続く。
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