肌に感じる風、緑滴る渓谷の大自然を楽しむ!黒部峡谷トロッコ列車

肌に感じる風、緑滴る渓谷の大自然を楽しむ!黒部峡谷トロッコ列車

JTB旅物語のツアーを利用して、黒部峡谷トロッコ列車と立山黒部アルペンルートに行ってきました。一番の目的は「雪の大谷」です。左右雪の壁が聳え立っていて、その中をバスが走っている写真を、皆さんも一回くらいは見たことがあると思います。あれです。
ツアー初日は黒部峡谷をトロッコ列車で、雨風に吹きさらされながら、美しい黒部の大自然を見てきたので、そちらをご紹介!富山も長野も、本当に美しいところですね(*´Д`)

会社で仕事、家でも仕事のmariです、こんちには!神様もうちょっとブログを書く時間を下さい(>_<;;
今回は前々から行ってみたかった黒部に行ってきましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

ツアーって慌ただしいので、使うとしても飛行機+宿だけの全日フリープランとかが多いのですが、黒部であちこちを見るとなると、ツアーを使った方がかなりお得だったのでそちらにしました。利用したツアーはJTB旅物語の「立山黒部アルペンルートと黒部峡谷トロッコ列車2日間」です。

まずは東京駅に7時50分、八重洲北口改札口を出たところに集合。
その前に、東京駅で朝ご飯と昼ご飯を調達すべく、駅弁屋さんに。

朝7時半なのに、この人の多さ!

他にもパンなど購入して、待ち合わせ場所に。
八重洲北口を出たところって、他の旅行会社のツアーの待ち合わせ場所でもあるんですね。
簡単に見つかるだろうと思っていたら、色んなツアー会社の人が旗を持っていて、あれ……JTBどこ(´・ω・`)と、ちょっと探しました。

みんなが揃ってから新幹線ホームまで。ツアーだと、新幹線のチケットなどはもらわないんですね。代わりにこんな紙をもらいました。

新幹線のホーム。新幹線って久しぶり!
こちらのMAXときに乗っていきます。

新幹線は二階建てでした。
しかし……一階って外の景色が全然見えないです(ノД`)
旅行の楽しみといったら、東京にはない窓外の景色を楽しむこともあると思うのですが、それが横を見ても壁しか見えない。
それもそのはず、一階席って高さ的にホームの床と目線が同じ高さになりますからね。スカートはいてるおねーさんのパンツが覗けそうだとそんなことを思ってしまいました。

9:44に越後湯沢に到着。一時間半弱で着くとは、意外と早いんですね。

越後湯沢の駅前は、お土産やさんがいっぱい!

そこからはバスに乗って富山の宇奈月まで。
新潟の越後湯沢から富山の宇奈月ですから、結構距離があります。途中サービスエリアで休憩をはさみながら、宇奈月に到着したのは、13時前くらい。

人がいっぱい!ほとんどツアー客の様子

宇奈月の駅は大混雑!
1Fはこんなに混んでいるのに、2Fの展示スペースはがらんとしています。

トイレもありますので、トイレに行くなら絶対2Fがおススメです。1Fの外にあるトイレより新しくて綺麗です。

行列になってしばらく待ち、13:25発のトロッコ列車に乗り込みます。

私たちが乗ったのは真ん中の、全部窓なし車両でした

黒部渓谷のトロッコ列車ですが、もともとは電源開発のための輸送手段として作られたものです。昭和12年に終点の欅平(けやきだいら)まで開通し、その後は黒部の秘境感あふれる渓谷美を楽しみたい一般の人のために運行されて今日に至ります。

写真のトロッコ列車ですが、小さいです。小さいけど、ここに4人座ります。前の席との幅もないので、寿司づめ状態になりました。(@_@;

そしてこのトロッコに乗るときの、最大の注意点があります。
欅平方面に行くときは、進行方向の右側に座るとすぐ横に絶景を楽しめます。帰りの宇奈月方面は、左側です。
反対側に座ると、ほとんど景色が望めません。カメラで綺麗な景色を撮りたい方は要注意です!
両方とも壁、或いは人の頭越しの景色を眺めることになると、本当に凹みます。

個人で行くならば、ハイシーズン以外ならそういった目にあうこともないかもしれません。個人で行くなら、少しお金を出して「リラックス車両」か「特別車両」に乗るのもいいかもしれません。
自然の風を楽しみたい方は、普通車両がおススメです。

普通なら風を受けて気持ち良く景色を楽しむところなのですが……。
本日の天気は雨!しかも雨足もそんなに優しくないじゃないですか!
トロッコ列車の普通車両は窓がないので、雨風が直接吹き付けてきます。
いくつものトンネルを抜けるのですが、そこが特に寒く感じます。
雨がっぱをかぶりながらの観光になりました(´ω`)

私たちは終点の欅平までは行かず、そのひとつ前の「鐘釣(かねつり)」までの往復でしたが、左側の席でビューポイントがありました。両方とも橋です。

宇奈月を出てすぐのところにある橋、やまびこ遊歩道
跡曳水路橋(あとびきすいろきょう)昭和2年に作られた、コンクリート製の水路橋

これらは左側の方が間近に見ることができます。(´∀`)
右と左、両方座ってみるのがいいかもしれませんね。

トロッコ列車の先頭車両。背景の緑とオレンジが、いいコントラスト

いっぱい人を乗せて、渓谷を走っていきます

赤い布が巻かれているのが仏石。昔ここを訪れる入山者が、安全を祈願していたそうです

出し平ダム(だしだいらダム)「拝砂ゲート」を備えた日本最初のダム。(黒部川は土砂排出量が多い河川なのだ)

途中途中に駅があるのですが……。なんか、いくつかの駅では駅名の看板は出ていても、ホームがなかったような??降りるときどうするんだろう?それとも、前の方にはホームがあったのかな(*´Д`)

黒部川第二発電所。昭和11年(1936)に竣工。山口文象のモダンな設計は、とても昭和初期の建物とは思えない。
途中にはバームクーヘンみたいな雪が

約一時間ほどトロッコに揺られ、鐘釣に到着です。

緑が雨に濡れて綺麗です(´∀`) でも、ちょっと寒い。
鐘釣の駅は小さいのですが、そこにはあふれるほどの観光客がいます。(;´Д`)
ここで小一時間ほどの散策タイムでしたが……そんなに見るものはないです。
万年雪と、川に湧き出ている温泉と、鐘釣三尊像とか。でも、一時間でならちょうどいいかもしれません。

まずは駅のすぐ近くから見られる、万年雪から。

こちらですが、階段を下りて万年雪を見る展望台のようなものがあるのですが、そこからよりも、温泉に行く途中の道から見たほうが、こんな感じで全体が見えます。(´∀`)

河原露天風呂へは、歩いて10分ちょっと

途中に鐘釣温泉のお店があって、甘酒などを売ってます。
その横を通って更に行くと、階段があり、下りていくと川の横に温泉があります。

急な階段の下にある温泉。(見えてるのはお湯です)
せき止められています。手を入れたらちょっと熱めでした。

これはもしかして……脱衣所!?

温泉に入るのにお金はかからないみたいですが……。観光客がひっきりなしに訪れて覗き込んでいては、おちおち入ることもできませんので、実際ここで着替えて入るのは、かなりハードルが高いかと。

ここにも雪が

駅まで引き返し、まだ時間はあったのですが寒かったり雨がひどかったりで、三尊像までは行きませんでした。

帰りのトロッコ電車の入線

電車を待つ間、鐘釣の駅員さんが「お撮りしましょうか?」と、観光客のカメラで写真を撮ってくれたり、説明してくれたりと、色々親切でした(´∀`)
上の写真を撮ろうとしてたら、前にいた駅員さんが「邪魔ですよね」と、慌ててどいてくれたりしました。いえ、こちらこそお仕事の邪魔してしまって申し訳ないです。

黒部峡谷トロッコ列車、これから紅葉シーズンまでとても綺麗です。
紅葉シーズンは訪れる人は更に膨れ上がるようですが、これだけの緑が紅葉で美しく染まるなら、それでも見に行く価値はあるんでしょうね。
今の季節も緑が大変美しくて、とても楽しむことができました。

宇奈月まで戻ってきてから、本日宿泊予定の長野の北安曇野まで行きます。これまた遠いです。
そして翌日は、立山黒部アルペンルートです。(`・ω・´)

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