観光仕様の一畑電車と、心安らぐ一畑薬師

観光仕様の一畑電車と、心安らぐ一畑薬師

ホテル一畑をチェックアウトして、一畑電車に乗って一畑薬師に向かいます。
一畑薬師(正しくは一畑寺、通称は一畑薬師)は創建894年、漁師が日本海で薬師如来を引き揚げて祀ったのが始まりとされています。
こちらのお薬師様は「目のお薬師」、「子供の無事成長の仏様」として有名です。

電車で行く場合は、一畑口から「生活バス」というものが出ていて、一畑薬師まで行くのですが、1、2時間に一本と本数が少ないのです。
本当は一本早い電車に乗って一畑口に行こうとしていたのですが、朝食をもう少しゆっくり取りたかったので、電車を一本遅らせました。
一畑口からタクシーを拾っていけばいいかなと。

松江しんじ湖温泉駅で切符を買おうとしたら、一畑口は途中下車「可」と書いてありました。
私たちはその後出雲大社に行く予定だったので、出雲大社までの切符を買えばOKでした。
一応駅員さんに確認したところ、一畑口から一畑薬師に行くバスはしばらく来ない事を教えてくれました。
それは知っていたので、一畑口からタクシーで行こうと思いますと言ったら、驚きの一言が。

「一畑口に普段タクシーは来てませんよ」
えっ……(;・∀・)
東京の考えで、大体どこの駅でもタクシーはいるだろうなんて考えていたのが甘かった……。
ど、どうしよー!?と焦っていたら、駅員さんが親切に、じゃあ一畑口にタクシーを呼んでおきましょうか、と言ってくれました。
ありがとうございます!!親切な人で本当に助かりました。

二両編成で、手前の車両は普通の横並びの座席でしたが、奥の車両がちょっと変わってました。

こちらの車両は、全席窓側を向いています。観光仕様の車両ですね(*´∀`)
一番前だけは、こんな感じになっています。

運賃箱がこんなところに置いてあります。ワンマン電車で無人駅もあるので、超過料金などはここで精算するみたいです。
そして運賃箱の右側の座席。列車の前がよく見えます。

前の座席からの眺め

これは男の人が好きそうな席だな~と思っていたら、やっぱり途中から乗ってきた男性二人組が、嬉しそうに座ってました。

列車が走りだしてすぐに、窓向きの座席の前には宍道湖の景色が広がります。

一畑電車の車窓から

いいですね~この車両(*´∀`) ずっとこんな景色を眺めていられます。
宍道湖って水鳥がすごい多い気がします。気がするというか、多いと思います。何故なんでしょうね。

一畑口に到着。
電車はここで前と後ろが入れ替わってスイッチバック、次の駅に向かいます。

一畑薬師にちなんでか、目玉のおやじが
一畑口駅

駅の前には、松江しんじ湖温泉駅の駅員さんが呼んでくれたタクシーが一台待っていました。もちろんそのほかにタクシーなんて待ってません。
駅員さんに感謝です!もしそのまま一畑口に行っていたら、バスもタクシーもないところで、親子そろって途方に暮れていたところです。

一畑駅からしばらくまっすぐ道を進みますが、タクシーのおじさんが、昔はこのまっすぐな道に電車が通っていたのだと言っていました。
家に帰ってから調べてみたところ、昔は一畑薬師まで電車が通っていたとのことです。こんな平らなところでスイッチバックしているのも、そのせいなんでしょうね。

まっすぐな道を次は左に曲がると、一畑薬師までは、山をうねうねと登っていきます。
タクシーで十分くらいで、一畑薬師に到着です。山の中にぽつんとあって、空気が気持ちいいです。
タクシーの運転手さんが、30分くらいならメーターを止めて待っていてくれるというので、お言葉に甘えました。

お寺って、独特の雰囲気がありますよね。
神社よりも心の深いところが癒されるような、そんな気がします。神社も癒しは癒しですが、パワーチャージといった気がします。
こちらの一畑薬師も境内に足を踏み入れた途端、心が安らぐのを感じました。

境内の横には、お茶をいただけるところや、お土産を売っているところがありました。

お茶湯がいただけます

お茶を頂きましたが、寒い中身体が温まって美味しかったです(*´∀`)
1個500円で売っているトックリも、味があっておしゃれなデザインです。

本堂

びんずる様

訪れる人もそんなに多くなかったので、ゆっくりご挨拶させていただきました。

御霊水がありました。空のペットボトル持ってくれば良かった~

本堂の横には御霊水と、八万四千仏堂があります。

このお薬師様の数!

社務所には、お守りなどがたくさん売ってました。

招き猫のおみくじ、かわいい~
御朱印 ちらっと見えてる御朱印帳もキレイ

一通り見て、御朱印をもらってタクシーに戻りました。
心が落ち着いて、いいところです。もう少しのんびりできればよかったんですけれどね。
そしてその後は、出雲大社に。

出雲大社の次は、いよいよ念願の玉造温泉に泊まります+(0゚・∀・) + ワクテカ +

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