神仏を巡る旅、出雲奈良熊野伊勢旅行① 出雲

神仏を巡る旅、出雲奈良熊野伊勢旅行① 出雲

四泊五日で出雲、奈良、熊野、伊勢と駆け抜けてきました。
まずは、出雲での観光についてです。
今回は時系列的に、さらっと書いていきます。

3:30頃 出発

東京から島根まで車で行くとなると、10時間位かかります。
10時間ということは、普通の時間に出ると宿についただけでその日は終わってしまいます。
できるだけ1日目にも観光をしておきたい!ということで、なんと出発がこの時間になりました。。。まだ夜です。。。

深夜の高速は、もちろん空いています。不思議な雰囲気ですよね、夜の高速って。何気に好きだったりします。
ひたすら飛ばして、9時前には加西SAに到着。
そこで朝ご飯を食べようと思っていたら混んでいたで、少し先のPAで朝ご飯。

これだけ早く出発しても、まず第一の目的地、美保神社に着いたのは、お昼少し前でした。

11:45 美保神社

まずは美保神社にお参りします。ここの漁村の中にある神社ののどかな風景が大好きです。
駐車場もそんなに広くないし、土曜日だし、車停められるかなぁ?と少し心配でしたが、意外とすんなり神社前に車を停めることができました。

美保神社

前来たときは、結婚式やってたんですよね~。
今回は静かな美保神社でした。

参道
本殿

前はここで、福種銭というものをいただけたんですが、今回はやってませんでした。コロナの影響か?と思ったら、新品のお金が手に入らないとかなんとか書いてあったような。

前来て買おうかどうしようか迷った結果、買わなかった「鯛の絵馬」を今度は購入しました。
えびす様の総本宮と称するだけあって、ここの神社の絵馬は、釣り竿のように竹ひごに絵馬をつるすという変わったもの。
しかも絵馬の柄は鯛。などとなっており、見るからに縁起が良さそうです。

境内はそこまで広くないので、くるりと見て回ることのできる広さで、上を見上げればトンビが飛んでいたりする、心が落ち着く神社です。

13:30 一畑薬師

目のお薬師様としても有名な一畑薬師。
美保神社からは途中まで、左手に海を見ながら向かいます。海の向こうには、大山のカッコいい姿が浮かんでました。

一畑薬師は山の上にあるので、車でまあまあ上ります。

駐車場はとっても広く、土曜日のお昼でもかなりの余裕がありました。
境内に入ると、色んなところで目玉の親父がお出迎えしてくれます。
先ほど訪れた美保神社の近くには「水木しげるロード」がありますし、ここではそれに目のお薬師ということをかけて、目玉の親父がいるんでしょうね。

目玉の親父
寝そべり親父
座禅親父

階段の上から大きな音量で護摩祈祷の声が流れてきていました。

本堂

右側には、お砂踏みができる建物があります。

観音堂

本堂の左側には、お水取りができる「御霊水」があります。
私も少しいただきました。これで老眼が少し良くならないかなぁ……(切実)

こちらの授与所の近くには、お茶が自由にいただける場所があります。
ここで飲むだけではなく、お洒落な徳利に入れて持って帰ることもできます。

お洒落なのは徳利だけではなく、御朱印帳や、おみくじもかわいいです。

御朱印帳いろいろ
招き猫やかえるのおみくじ
アマビエみくじ

本殿のある階段を下りて駐車場へ向かう帰り道、横を見ればこんな景色が見えました。

いい眺め~

帰りに参道のお店でお饅頭を購入。
みんな同じなのかと思ったら、お店によって味も値段も違うみたいなので、迷ってみるのもいいかもしれません。

15:00 出雲大社

いよいよ本日のメインイベント!出雲大社参拝です。
出雲大社の周りには駐車場が色々あるので、適当な所に停めて大鳥居に向かいます。

出雲大社の大鳥居

下り参道は珍しいそうです。

下り参道

「下り参道って珍しいんだって~!」と一緒に来た人に言ったら、
「別に、前行ったとこ(貫前神社)だって下がってたし、ニワトリいたとこ(谷保天満宮)だって下がってたよ」と、あっさりと大して珍しくない認定をされてしまいました。むぅ。

大国主命とムスビの御神像

境内のあちこちに兎の像があるので、兎好きな人は一つ一つ探して回るのも楽しいと思います。

銅の鳥居
拝殿

まず目の前に見えるのは、拝殿です。
参拝客がずらりと並んでました。しめ縄の存在感が、出雲大社って感じです。
一番すごいのは、神楽殿のしめ縄ですよね。

その裏側に八足門があり、こちらからも参拝できます。

八足門 ここからちょこっと中を見ることができます

この西側からの参拝がいいと識子さんが言ってたので、私たちは西側の小さな参拝所からお参りしました。

西側 先に小さな参拝所があります
広~い境内

おみくじを引いたのですが……最近全然いいおみくじを引かないです。
今はそういう運気なのかなぁ……と。

八足門の手前の地面に、こんなマークがあります。

これは?

昔の出雲大社の柱の出土跡なんだそうです。
本当に50m近くもある巨大神殿があったのかもしれないと思うと、驚きです。

本殿の後ろには、素鵞社(そがのやしろ)があって、そこは行列ができていました。素戔嗚尊は人気者ですね。
出雲大社には兎の像が多いと言いましたが、本殿の後ろにも兎たちがいます。
その中でも私のお気に入りは、こちらの兎ちゃんたち。

お祈りする兎
ちゃんと本殿の方を向いています

参拝を終えて、さいごに神楽殿の巨大なしめ縄を見て帰ろうとした時のこと。

神楽殿
結婚式が

結婚式の写真撮影をしてました。
もしかしたら、少しは神様に歓迎してもらえたのかもしれません。

17:30 松江ニューアーバンホテル

この日の宿泊先松江ニューアーバンホテルへ。
ビジネスホテルですが、遅くまで駐車場の案内をする人がホテルの前に立っていました。
この辺りは宍道湖の近くで、宍道湖からの夕日が有名です。
この日も宍道湖からの夕日がきれいで、畔には一眼レフを抱えた人たちがずらりと並んでベストショットを狙っていました。
……車を停めてもらってでも、撮りたかったなぁ……と、めちゃめちゃ後悔しました。たぶんこの旅行の中で一番の後悔です。そのくらい、この日の宍道湖からの夕日は綺麗でした。

松江ニューアーバンホテル
別館入り口

チェックインは別館で。

女性は浴衣が選べます

私たちの宿泊は本館だったので、本館へ。
一階には、ラウンジとコンビニ、製氷機やコインランドリーがありました。

本館一階
和室

6畳の和室に3人はちょっと狭かったです……w

ユニットバス
部屋からの宍道湖

一応、別館の方に循環ですが温泉も付いています。

夕食までの間に、近くにあるPâtisserie J.KOWARIで焼き菓子を購入。前回来た時もここで焼き菓子を買いました。
おしゃれなお店で、ケーキを食べてみたいのですが、いつも訪れるのが夕方過ぎなので、あんまりケーキが残っていないという……。

Pâtisserie J.KOWARI

夕飯は、本館の上にあるレストランでビュッフェを。

夜のビュッフェ
ビュッフェ以外にこんなメインも付きます

味は普通においしかったです。
ビュッフェなので、パスタなんかは伸びちゃってますが、ワインのつまみになるようなものが多かったです。

食後にホテルの温泉に行きましたが、松江しんじ湖温泉は特徴的なものはあんまりない感じの、普通のお湯のような温泉です。泉質的には、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。とはいえ、温泉というだけでありがたいです。

翌日は夕飯を食べたところで朝食ビュッフェ。チョコレートブラウニーが美味しいとみんな言ってました。私も一口食べましたが、濃厚で美味しかったです。

もっとのんびり出雲を観光したいところですが、予定が詰まっているので、チェックアウト後はすぐに奈良に向けて出発です。

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