冬の京都。全国三万社のお稲荷さんの総本宮【伏見稲荷大社】の圧巻な千本鳥居と、圧倒的観光客

冬の京都。全国三万社のお稲荷さんの総本宮【伏見稲荷大社】の圧巻な千本鳥居と、圧倒的観光客

いよいよ今年も残すところわずかとなりました。
このブログでは年末年始スペシャルとして、冬の京都旅行記を書いていきます!
温泉には入れなかったのですが、色々な神社仏閣を巡ってきました。京都の素晴らしい神社仏閣で、時折神様からの歓迎のサインもいただきつつ、ありがたく拝見させてもらいました。京都って食べ物もおいしいし、見るところも多いし、いいところですよね。

今年も残すところあとわずか。みなさんは、充実した一年を送れましたでしょうか?
今年って何をやっただろうと思い返すと、色々あったようななかったような気がしてならないmariです。こんにちは!
というわけで、20年弱ぶりに京都に行ってきました!
今回の目的は神社仏閣巡りなのですが、今までだってそんなに京都に行ったことのない私は、行ったことのない神社仏閣がたくさんあるので、少しでも多くの京都のお寺を回ろうと頑張ってきました。(一部京都じゃない場所もあります)
私の大好きな桜井識子さんが京都の神社仏閣について書いた本があるので、行き先はそちらを参考にして決めました。

今回の京都は行きは深夜バス、帰りは新幹線で行ってきました。
平日23時台のバスタがあまりに混んでてびっくり。

深夜のバスタ

東京~京都間の高速バスって色んな種類があって、値段もピンきりなんですね。取りあえず何か粗相があると怖いので、トイレ付の3列、女性専用高速バスにしました。値段は5,000円と、新幹線に比べれば大分安いです。

リクライニングシートで寝やすいと言えば寝やすいのですが、高速バスで爆睡できるほど私の神経は図太くないので、寝られることは最初から期待していません。

バスタを出てから途中、何カ所かの高速のSAに停まりました。

丑三つ時の浜松SA。停まっているのは同じような高速バスかトラック位です。
こんな時間だし、食べる場所はみんな閉まっているのかと思ったら、いくつかは開いていました。

その後もバスに揺られ、ウトウトしながら6:30前に京都に到着。京都駅のイオンの近くで降ろされました。
やっぱりあんまり寝られなかったです。(・∀・) とはいえ初日ですし、「やったー!念願の京都に来たぞ!」とテンション高めなので、今日一日くらいは大して寝てなくても大丈夫でしょう。
まだ夜が明けてなくて、ほっつき歩く気力がなかったので、とりあえずバス停の横にある、高速バス会社が提供しているラウンジに立ち寄りました。

京都VIPラウンジ

コーヒーが飲めたり、ちょっと休憩できたり、女性はパウダールームが使えたりするので便利です。
身支度が終わったところで、空も明るくなってきたので、そこから徒歩数分のところにある宿泊予定のホテルに荷物を預けて、早速行動開始です。

朝の京都駅

それではレッツゴー!(`・ω・´)
まずは京都に来て真っ先に行ってみたかった場所、伏見稲荷大社に行きます。
伏見稲荷は全国三万社のお稲荷さんの総本宮です!ということは、ここのお稲荷さんに挨拶しておけば、色んなお稲荷さんに融通が利くかもしれません。(果てしない下心)
識子さん曰く、他のお稲荷さんとの間で何かトラブルがあった場合も、ここなら確実におとりなしを頼むことができるんだそうです。とはいえ、きちんとお祀りされているお稲荷さんなら、そういったこともないとか。

JR奈良線に乗って稲荷駅で下車すると、すぐ目の前に伏見稲荷の大きな鳥居があります。

稲荷駅
稲荷駅に背を向けると伏見稲荷の鳥居が

伏見稲荷大社の創建は和銅年間(708年-715年)で、メインのご祭神は御稲荷さんということで宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ)ということになっております。

まだ朝7時台ということで、参拝客もまばらです。が、そこそこいるのに驚きました。

参道の横にある摂末社
二の鳥居と立派な楼門

境内はとても広々としています。さすが日本のお稲荷さんの総本宮、朱塗りの鳥居や建物が、明るくなりはじめた空にまぶしいです。
京都に着いた日の朝と、帰る日の昼に伏見稲荷に行きましたが、昼は観光客でかなり賑わってました。日本人もいたのですが、中国人観光客が圧倒的に多かったです。

手水舎

楼門をくぐると、本殿が見えてきます。

外拝殿(げはいでん)と本殿

目の前の建物が外拝殿(げはいでん)で、その向こうで人が拝んでいるところが本殿です。
本殿の目の前には「撮影禁止」と書いてあったので写真は撮れませんでしが、拝殿の横一杯にお賽銭箱があって、鈴がついた紐がたくさんぶら下がっています。
最終日の昼にここでお参りした時は、横で中国人観光客が、紅白のひもを引っ張ってこれでもかというくらいに鈴をガランガランガラン!!!と鳴らしていました。うるさい~(@_@;;
静かにお参りしたいのであれば、ここに来るのは早朝をお勧めします。ちなみに早朝であってもその半数は外国人観光客です。

境内案内図
上末社

この時間は神職さんが外を歩いていて、本殿や他の社にご挨拶しているようでした。

そして、この鳥居の先から、有名な千本鳥居になります。

少し進むと、左右二手に分かれます。

この先は一つ一つの鳥居が小さく密集していて、良く写真で見る千本鳥居の風景です。

この写真……

なんかこういうの見るとつい……

遊んでしまいました(JR風)

反対側から見たところ

これぞザ・伏見稲荷!
静まり返った境内に響く鳥の声。視界を染め上げる、朱色の鳥居……。
なーんて、写真を見る限りだとそんな感じにも映りますが、実際は賑やかでした。人のいない千本鳥居取るのは、難易度が高いです。最初の二枚、一番奥に写真撮ってる人が入り込んでますし。

いろんな国の人が、ここで熱心に写真撮影していました。インスタ映えしそうなこの景色ですから、夢中にもなりますよね(´∀`)
ただ、撮影している横をすり抜けた時に、舌打ちするのはやめてほしいです。

この鳥居を抜けると、奥の院に着きます。
そしてなぜか、奥の院のエリアの写真撮るのを忘れてました……(ノД`) もしかしたら奥社も撮影禁止だったのかも?(うろ覚え)

正面に奥の院、左手に小さな手水、右手にお守りや御朱印などがあります。ちなみに奥の院の御朱印は、書置きです。
奥の院でお参りをしてぐるりと回ってみたら、後ろに「おもかる石」というものがありました。

願い事を思いながら石を持ち上げて、思ったより石が重かったら叶い難く、軽かったら叶いやすいというアレです。伏見稲荷にもあるんですね。

私は……結構重かったです……(´ω`)‥トホー
じゃあお願い事をしないで持ち上げたらどんなんだろう?と、何も思わずに持ってみたのですが、更に重かったです。と、いうか、持ち上がりませんでした。
トータル3回お願い事をチャレンジして、ただ持つだけだと1cmも持ち上がらなかった石ですが、「次の仕事、いいところに決まりますように」と持ち上げた時が一番軽く持ち上がりました。あんなに重かったのに、ひょいひょいっと持ち上がったのにびっくり。
いろんな神社にこのような石がありますが、本当に不思議ですよね。なんで軽く持ち上がったり、持ち上がらなかったりするんだろう?

とりあえず、次の仕事は見つかってくれそうなのでよかったです。(まだ探してないけど)

奥社のお守り売り場

一番手前の「白狐守」は奥社のみで手に入るものだそうです。
御稲荷さんだけあって、狐のモチーフのものが多いですね。絵馬も狐の顔でしたし。

更にこの先にも、千本鳥居が続いていて、歩いていくと新池に着きます。

横には能鷹社があり、更にそこを抜けていくと、一ノ峰という稲荷さんの山頂に行くことができるんですが……道がよく分からなくて、今回は行けなかったです。次行く時は、ちゃんと調べてそこまで行ってみたいですね。
山頂まで行って戻ると、ペースにもよりますが3時間弱位かかるようなので、そこそこ準備して行った方がよさそうです。

と、伏見稲荷大社に行ってきましたが。
なんでこんなに?と思う位、中国人観光客がすごい多かったです。楽しんでくれるのはいいんだけど、マナー悪いから、たまにイラっとしちゃうんですよね。(そうでない人も、もちろんいます)
大きな声で騒ぎながら歩くのはもちろん、人通りのある狭い鳥居の中で、ど真ん中に立って写真撮影してたりとか。何より一番感じるのが、彼らにとって神社はあくまで観光の場所であって、そこにいる神様に敬意を払ってなさそうなところですね。

なかなか……心静かにお参りするのは難しいのかも。明治神宮の方がまだ静かにお参りできます(;・∀・)
社務所で御朱印を頂いて、後にしました。東京は御朱印が500円のところが圧倒的に多いのですが、京都はほとんど300円で、良心的でした。

狐がくわえているのは何だろう?

色々とびっくりすることが多かった伏見稲荷大社でした。
華やかで素敵な神社でしたが、もう少し日本人観光客が多い神社がいいです~……。
参考までに、下の写真は旅行最終日、平日午後の伏見稲荷の写真です。大変賑やかです。

千本鳥居の前にて。目と目が逢う~

最後に本のご紹介です。
こちらは、今回私が京都を歩くときに参考にした桜井識子さんの本になります。神様とコンタクトがとれる識子さんがここだ!と思った選りすぐりの神社仏閣を載せています。
以前は単行本でしたが、少し前に文庫化されたので、持ち歩くにもちょうどいいです。私も旅行中、ずっとカバンの中に入れていました。

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お次は、北野天満宮に向かいます。
さて、北野天満宮では、のんびりゆっくりとお参りできるのでしょうか……?

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