四条通から一本細い道に入ったところに、錦天満宮はあります。こんな繁華街の雑踏の中に神社があるんだ!とびっくりしましたが、街の賑やかさと同じように小さな境内には多くの参拝客がいました。
錦天満宮は「錦市場」の終点にあり、その「錦市場」は「京の台所」と言われており、色んなものが売られていて見て歩くと面白いです。(´∀`)
この錦天満宮の創建は長保5年(1003年)、ご祭神は天満宮ということで、菅原道真公となっております。
この背後に一の鳥居があるのですが、鳥居の先端が隣のビルの壁に埋まっています。
区画割の時にミスって鳥居の幅を考慮してなかったんだそうです。
興味がある方は是非後ろを振り返ってご覧ください。
小さな境内ですが、ところどころに可愛さとかセンスの良さが詰まっている神社です。
ここの手水はお水取できるんだそうです。
錦天満宮の境内には、からくり仕掛けのおみくじやロボット紙芝居などがあって、訪れる人が楽しめるようになっています。
なんでおみくじといい、かみしばいといい、こういった仕掛けものが多いのかなと思ったら、宮司さんが制作したものなんだそうです。(゚д゚)!
獅子舞のおみくじ、信玄神社でも見たことあります。このおみくじマシン、10台ほどあるということですから、信玄神社のもそれなんじゃないですかね(´∀`)
本殿の左側には、摂末社が並んでいます。
ここです。7つの摂末社が並んでいるここに来たかったのです。
境内の一番奥にあったので、あれ~?どこだろう?と軽く探していたら、写真の左に映っている小さな木の実が一つポトリと落ち、石畳のうえにカツンと響いた音で気づきました。
「ここだよ」と教えてくれたみたいです。(*´∀`)
こちらのお社sは櫻井識子さん曰く、他の神社から出張してきているとのこので、いないこともありますが、全員居ないことはないということで、どなたかは必ずいらっしゃるとのこと。
こご願掛けする人が少ないので、お願い事が叶う確率も高いかもしれないということですので、こちらでお願い事をさせていただきました。(*´Д`)
確かに、本殿の前は人が多いですが、こちらまで来る人は少なかったです。
摂末社の端と端に、お花が活けられていました。
神社でこんな素敵なおもてなしをいただけるとは、思わず顔がほころびます。
この神社いいなぁ……。
素敵なのはこれだけではなく、大願梅という絵馬みたいなものがまたオシャレでした。
小ぶりな実がぶら下がっているようです。
木には「大願梅の木(常緑ヤマボウシ)」と札がかかっています。実がついていて、大願梅と似ているのがまたカワイイかったです(´∀`)
境内は広くありませんが、見て歩くと何か楽しい気分になってくる神社でした。
仲のいい神様たちと、来る人たちに色々と喜んでもらおうという神職さんの優しさの、相乗効果かもしれません。
京都の観光でこの辺りに来ることは多いと思うので、その時にはぜひ立ち寄ってみて、楽しげな神社の雰囲気を感じてもらえればと思います。
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