日本建国の地に建つ、神武天皇を祀る広々とした神社【橿原神宮】

日本建国の地に建つ、神武天皇を祀る広々とした神社【橿原神宮】

橿原神宮は明治天皇により明治23年(1890年)に創建された、比較的新しい神社です。新しいだけあって、とても広くて立派な神社で、初詣の参拝者は春日大社に次いで多い神社です。
ご祭神は初代天皇である神武天皇と皇后の媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)となっています。
何故ここにこの神社が建てられたかというと、日本書紀で、日本建国の地と記されたのがこの橿原市だからなんだそうです。神武天皇の橿原宮があったとされる地にできたこの神社に、特別の意味を感じる人も多いのかもしれません。

長谷寺から電車を乗り継いでやって参りました、橿原神宮前駅。

橿原神宮前駅

駅を降りてまず目を引いたのが……。

黄色いポスト

黄色いポストって可愛いですね。幸せを届けてくれそうな感じです。

道をまっすぐ歩いて行くと、神社に着きます。

鳥居が見えてきました

見てお分かりの通り、整備されていて広々としています。

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こちらの神社の鳥居ですが、朱塗りとかではなく、木そのままを使ってるんですね。

一の鳥居

ピカピカの鳥居だなーと思ったら、これより一か月くらい前に改修工事で、カナダ産の檜で建て替えられたばかりなのだそうです。ご鎮座130周年に向けての境内整備の一環のようです。
鳥居の両脇には歩道もあります。まーーっすぐ参道が伸びています。

境内ですが、とにかく広いです。広い神社はいろいろありますが、すごく整備されていて広々としています。人工的な、手の加えられた広々感といいますか。

まっすぐ歩いて行くと、左手に手水がありその先に池、右手には南神門が見えてきます。

手水舎
南神門

神社仏閣には池がつきものですが、ここの池がまた想像を超えてました。

深田池

大きな公園に来ているんじゃないかという錯覚に陥るでかさです。

カメやカモなどの水鳥が悠々と泳いでました。

お昼ご飯を食べる暇がなくてお腹がすいていた私は、こんな池のふちでおにぎり食べたいなーと、考えたり。

南神門をくぐると、どーーーん!!とだだっ広い空間に出ます。

広ーーーい

とにかく広くて圧倒されます。
しかも足元の砂が綺麗に掃き清められていました。こんなに広いのに。

拝殿

この広さ。外拝殿から本殿までのこの距離……。
何かどこかで見たことあるなぁ……と思ったら、近江神宮もこんな感じでした。
そういえば近江神宮も昭和にできた神社で新しいですものね。新しい神社はこんな感じになるのかな。

鮎みくじ

こんなかわいい御神籤もありました。

この神社、一言でいうと「とにかく色々と広い」です。伊達に東京ドーム11個分の広さはありません。一つ一つが広いです。休憩所さえ広いです。
あと、夏の日差しとか突き刺さりまくるので、女性は日焼け対策万全で行くといいと思います。かくいう私は、暑い~日差しきつい~帽子も何も持ってない~と、フラフラしながら神社参拝してました。

そのように神社も壮観でいいですが、散歩気分で池をのんびり眺めるのも楽しそうでした。

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