日本で最初に神様が降り立った地が熊野なのだと桜井識子さんが言っていたので、その地にある熊野本宮大社は行きたくてたまらなかった神社です。当然とても力の強い神様で、識子さんは、奇跡でも起きない限り無理だと思うようなお願い事を叶えてもらったんだそうです。
いつか行ってみたいと思っていた熊野本宮大社。ただ東京からだと遠いし、行きたいとは思ってもなかなか難しいだろうなぁ……と、本気で行けるとは思ってませんでしたが、意外と早い段階で行くことができました。
平日に訪れたのですが、神社の近くの駐車場は混んでそうでしたので、河原の駐車場に停めました。
広い!
とにかくひろーーい駐車場です。
土手を超えて、消防署の横を通り抜け、道路を横切った先に熊野本宮大社があります。
熊野本宮大社の創建は崇神天皇65年(紀元前33年)くらいといわれていますが、不明なようです。
この神社も大昔からある神社です。遥か遥か昔から神様がいらっしゃる土地なのですから、創建が不明なのも納得ですね。
鳥居
参道の左右には「熊野大権現」の幟がはためいています。
へー……大権現なんだ?神社なのに仏教みたいなんですね。
写真の先にちらりと映っておりますが、階段を少々(?)上る必要があります。
まあ、少々ですね、うん。
この後行った熊野那智大社に比べれば、全~然カワイイものです。
おーーーここが熊野の神様のいる神社!と、ワクワクしながら歩いていたら、クロアゲハがひらひらと飛んでいました。
そういえば、神社で見る蝶って歓迎してくれてるってことだっけか(黒い蝶だとなおさら)、と、蝶を見ていたら、そのほかにも何匹ものクロアゲハが忙しそうに周囲を飛び回って、来る人たちの歓迎に大わらわな感じでした。
階段を上った先に、拝殿や御社殿があります。
熊野神社のシンボル、ヤタガラスが目につきますね。
ここでは郵便ポストにヤタガラスがのっかっていたり、社務所ではヤタガラスグッズが売られたりしています。
拝殿ではちょうど祈祷が行われているようでした。この拝殿の横にも、ヤタガラスさんがいます。
この先が本殿になるのですが、ここから撮影禁止みたいなので、ここからちょろっと見える景色で想像してください。
門の先は開けていて、見えている本殿とおなじようなものがずらりと並んでいます。四殿あります。
御社殿は、最初は観光客で賑わっていたのですが、一旦お参りし終えてお守りとか見ていたら、今度は人っ子一人いなくなったので、ラッキー!と、誰もいない御社殿前で神様にあらためてご挨拶できました。
こちらでの参拝を終えて、今度は道路を渡った先にある「大斎原(おおゆのはら)」へ。
昔は熊野川の横に熊野大社はあったのですが、明治の大水で流されたので、現在の場所に移されたんだそうです。それまで神社があったその場所が「大斎原」で、ものすごーーく大きな鳥居が建ってます。
大きそうだけど、イマイチよくわからない……という人は、次の写真をご覧ください。
半端ない大きさです。
大斎原もこの先は撮影禁止になっているのですが、緑がとてもまぶしく花もとりどりに咲いていて、この空間がパワーにあふれ光り輝いているような印象を受けました。
なんかすごい!ここ、天国みたいな場所だなぁ……、天国知らないけど。
とてもこの場所が気に入りました。
時間が許すなら、何時間でもそこにいたかったです。
熊野本宮大社を訪れる時は、車を神社の駐車場に停めて、バスで発心門王子に向かい、そこから熊野古道を約8km(2時間くらい)を歩いて参拝するのがよいのだそうです。
今回は時間がなくてできませんでしたが、次回はちゃんと古道を歩いてからお参りしたいです。
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