日本三大名瀑布の一つ、その滝自体がご神体【飛瀧神社】

日本三大名瀑布の一つ、その滝自体がご神体【飛瀧神社】

熊野の最後は、飛瀧(ひろう)神社です。
が、その前に飛瀧神社の近くにある熊野那智大社に行ってきました。
飛瀧神社の近くの駐車場に止めて、熊野那智大社まで歩いて行ったのですが、結構な階段を上ります。
これは足腰の悪い人にはきついだろうな~と思ってる私の横を、お年寄りの方々が元気に上っていきました。
素晴らしいですね。私はすぐに息が上がっちゃいますが。

熊野那智大社

結構来るのが大変な場所にあるのに、参拝客はたくさんいました。
拝殿も立派です。社務所の前には、大きな桜が咲いていました。


もともとは那智の滝の近くにあったそうなんですが……なら、わざわざこんな高いところに移さなくってもいいじゃん、とか思ってしまったり。
なのでこの神様は、もともと滝を祀っています。
熊野那智大社は飛瀧神社のついでに寄ったので、拝殿でご挨拶して御朱印をいただき、飛瀧神社の方向へと戻ります。

熊野那智大社から見た景色

いよいよ飛瀧神社に到着です。
近づくときから、後ろに大きな滝が見えていて、勢い良く流れ落ちていました。

飛瀧神社

風格ある佇まいです。
木々と滝。完璧な組み合わせです。

木々の中を通って、滝のそばまで行きます。
とても気持ちがいい空間です。

この神社は、ご神体がこの滝です。ここには滝の神様がいらっしゃいます。


300円払うと、もっと滝のそばまで行けます。
そりゃもっと近くで見たいよね!と、お金を払って中に入ります。

中に入ると、延命長寿の水をいただける場所があります。

延命長寿の水

竜が水を吐き出してます。横には素焼きの盃があって、それに水を取って飲みます。使った杯は持って帰ることができます。

滝を見られる舞台に行きます。

落差133mの豪快な滝を、結構近くから見ることができます。
飛沫を掛けてもらえるとラッキーなんだそうですが、この日は全然飛沫がかかりませんでした。

写真からでは分かりませんが、滝の落下口にしめ縄がかかっています。
毎年交換しているようで、その様子を想像すると……足がすくみそうですよね。あんな高いところまでよく上がるなぁ。

戻ってきて御朱印やらおみくじやらを。

巨大おみくじ

子供の背丈くらいあるでかいおみくじのインパクト!
もちろん、普通サイズのおみくじもあります。
他にはヤタガラスのおみくじなどあって、かわいかったです。

もう少し滝の下でぶらぶらしていたかったのですが、この日はこのあと伊勢まで移動しなければならなかったので、あまり長くはいられませんでした。

時間がある方は、滝の舞台でぼーーっとしているととてもいい気分転換になるのではないかと思います、滝の音って気持ちいいですよね~。
今回は一日で熊野三山を回ったので、どうしても駆け足になってしまいましたが、熊野に行けてよかったです。玉置神社は山の中、熊野大社は川の横、飛瀧神社は滝と、ぞれぞれ違う景色を楽しめるのも素敵です。
また、行ってみたい神社が増えました。

皆様もぜひ一度、熊野に行かれはみてはいかがでしょうか。

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