諏訪大社四社巡りと、自然に包まれた極上の白い濁り湯【山水観湯川荘】

諏訪大社四社巡りと、自然に包まれた極上の白い濁り湯【山水観湯川荘】

長野は大好き県です。温泉はたくさんあるし、自然はとても美しいし、諏訪大社、戸隠、善光寺など有名な神社仏閣もあります。
今回取り上げるのは白骨温泉です。行ってきたのは昨年です。(書こうと思いつつ……)
白骨温泉は私の中でかなり好きな温泉の一つですし、上高地はこれ以上ない位の美しさを感じさせる場所で、今まで見てきた観光地の中で一番のお気に入りスポットです。

長野に行く時は、まずほぼ高確率で立ち寄るのが諏訪大社です。
この時は上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮と諏訪大社の四社巡りをしてきました。四社巡って御朱印を集めると、最後に御朱印をもらったところで記念品がもらえました(今はコロナの影響で、やっているのかどうかわかりませんが)。最後に御朱印をいただく所で、巡ってきましたアピールをしましょう。

上社は諏訪湖の下の方、下社は諏訪湖の上の方にあって、上社同士、下社同士は一応歩いて行けます。(ちょっと距離はありますが)

こちらは前宮。おそらく諏訪大社4つの中で一番訪れる人が少ない神社で、静かです。

それから本宮へ。上社本宮は左上の写真よりもっと大きな鳥居が建っている場所があるのですが、ルート的にはこちらの鳥居から入った方が、参拝順序はスムーズです。ちなみに、この鳥居の左側にも駐車場があります。
本宮と秋宮には、温泉が湧いています。
神様パワーの加わったこの温泉の手水は熱めなので、勢いよく手を突っ込まないようにしましょう。

それから下社春宮に。春宮に来たときは、左にある浮島社をお参りして、万治の石仏を見に行くのをおススメします。
私はここの万治の石仏(もしかしたら、石仏の隣にいる浮島社の神様かも)に、身体の不調を治してもらったことがあるので、以後諏訪を訪れる時はお参りをしています。

最後は下社秋宮。春宮に比べて、こちらの方が大きいです。

下社と上社が車で移動しても30分はかかるし、4社を巡ると時間がかかるので、普段は本宮と春宮、余裕があったら秋宮にお参りに行っています。時間がない時のベストは、本宮と秋宮参拝なのだと思いますが、私は春宮の浮島社の雰囲気が好きなので、本宮と春宮に良く行っています。

お参りを済ませ、いざ白骨温泉へ!
いつも思うのですが、白骨ってなんつー怖い名前を付けたんだろうって。もともとは湯船に温泉成分が付着して白くなるので、白船温泉だったそうですが。
でも確かに白骨温泉のあのお湯の白さ加減は、そう名付けられてもわかるような気がする白さです。白骨の白いお湯って、本当綺麗なんですよね。白くてほんのりブルーにも見えて、本当に素晴らしいです。
まだ秋田の鶴の湯には行ったことがないのですが、あそこもこんな感じなんでしょうか。行ってみたいです。

前回は新宅旅館に泊まったのですが、今回は「山水観 湯川荘」に宿泊しました。つり橋の宿というだけあって、車でつり橋を渡っていくのが面白かったです。丈夫なつり橋だったので、全然怖くないです。大きめセダンでも大丈夫です。

湯川荘(写真撮り忘れたので、お借りしました)

チェックインしてお部屋に。

本館和室8畳

窓からは緑一杯の自然が見えます。

新しくはないけど、綺麗に掃除されてピカピカです。自分の部屋もこんなにピカピカできたらいいのに。

ここの宿は貸切風呂が4つもあって、なおかつ空いていればいつでも何度でも入ることができるので、白骨の白のお湯を贅沢に独り占めできます。客室も14室とそんなに多くないので、そういった意味でも快適です。

内湯の貸切風呂

このお湯の色。最高ですよね~。
ふちに着いた白い温泉成分が模様になっています。すごい。中に入ると、硫黄の匂いもぷんぷんしてきます。
ここの内湯は、一人入ったらいっぱいになる、プチ貸切風呂です。小さかったからかもしれないですが、ここのお湯はちょっと熱かったです。

露天貸切風呂「ほお」 見てくださいこの雰囲気の良さ!

お湯が出るところに桝が置いてあるように、飲湯できます。
試しに飲んでみましたが……やっぱり硫黄のお湯っておいしくない……。整腸作用とかあるようです。

貸切露天風呂「うりが」 こちらは屋根付き

お湯加減ですが、熱すぎず温すぎずで本当に気持ちよかったです。温泉って熱めのところが多いので、あんまり長湯できなかったりしますが、ここはのんびりと時間をかけて白いお湯を楽しむことができます。

内湯の大浴場
こちらも浴槽のふちが芸術的なことに

普通白い温泉というと、那須の鹿の湯や福島の高湯温泉みたいに、結構強めの酸性だというイメージがありますが、こちらの白骨温泉はph6.5と、水道水と同じphです。鹿の湯や高湯ではかぶれてしまった私でも、ここはそういったことを気にせずに入ることができました。

成分表
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温泉の後には一休み

それからご飯タイム。
お食事処でいただきます。

お品書き

お品書きには「滋養八菜」とありますが、滋養四菜、滋養六菜と予約時に選べます。普通に食べる人ならこの八菜でいいと思います。
というか、滋養八菜でも腹八分目位でした。

乳白色鍋
お刺身
長野だし真澄をいただきます

 

デザートは甘いスイカでした。
味付けは美味しかったのですが、旅館にしては珍しい位に量が控えめです。働き盛りの男の人は足りなそうな気がします。

朝ご飯はこちら。

朝ご飯

自分が普段食べる朝ご飯に比べれば全然多いのですが、旅館の朝ご飯にしてはかなり控えめです。この鮭だかマスだかも美味しかったのですが、普通出てくる切り身の三分の一くらいの薄さで、よくこんな薄く切れたなーという厚さでしたし、隣の黒ニンニクも高級なのはわかるけど、スライスされたのが一つでした。
味付けも品数もいいけど、一つ一つの量がかなり少ないです。見方を変えれば、身体のためには食べ過ぎを防いだ丁度いい量ともいえます。
確かにちょうどいいけど、旅館ってたっぷりご飯が出て「おおー!」っていう感じを味わうのも醍醐味なような気もしますので、なかなかそのあたりの加減が難しい所です。逆に、旅館のご飯は多くて食べきれないから少なくていい、という人にはベストな宿だと思います。

食後にも、白くて綺麗に濁った白骨の湯が名残惜しくて、もう一風呂。
この白さ。本当に好き。

チェックアウト後は、上高地に。善光寺から戸隠が至近なように、白骨から上高地もかなり近いのでおススメです。

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