金沢といえば兼六園。
庭園の何たるかを全く知らない私でも、その見事さに、
「すごい庭だなぁ、さすが加賀百万石は伊達じゃないな」
と思うくらいに見事な大名庭園です。
一歩園内に入れば、苔の敷き詰められた緑の絨毯が広がり、脇息に凭れるように松がうねり、大きな池や青い空を映し出し、小高い丘は小さな山のような雰囲気。庭だけで自然のもろもろを表しているかのようです。
兼六園は当然ながらかなり広くて、入場する場所も何カ所かあり、駐車場も色んなところにあります。
私たちはどこに車を停めようかな~とうろうろしていろ内にたどり着いた、石川護國神社の横にあるコインパーキングに車を停めて、小立野口から入りました。
入ってすぐ右に「山崎山」という小高い場所があります。
苔の絨毯が綺麗でした。
山崎山の横には……
トカゲが五匹くらいいました。
長いしっぽがかわいいです。
この塔、この写真からだと真ん中には丸い穴が開いていますが、反対側から見ると、丸く開いている部分が月の形をしています。
夏の朝は既にうだるような暑さでしたが、こういった場所は涼しくて気持ちがいいです。
わざわざかぶせていた土を掘り起こして、根を出しているんですね。
これ以外の松も、かなり立派で見ごたえがありました。
この松……支えがなければ絶対倒れちゃうよなぁ……と、他人(?)事ながら心配になる枝っぷりでした。
いかにも庭園の池といった趣ですが、この霞ヶ池を反対から見ると、このような感じです。
清々しく見えます。
木々や雲が池に映って、いい雰囲気を出してました。
兼六園の中に「成巽閣(せいそんかく)」という建物があり、江戸末期、加賀藩13代藩主・前田斉泰が母のために建てたものです。
ここでは「前田家伝来 夏衣裳と調度展」が催されていました。
一緒に行った人が興味津々だったので、入館料を払って中に入ると、前田家の女性が着た着物が数点と、調度類が展示されていました。
今の女の子でも喜びそうな、ミニチュアサイズの家具もあって、見ていて楽しかったです。
成巽閣の欄間には花が刻まれていて、女性が住むことを意識して作ったんだなーということがわかります。
あれこれ見ているうちにだいぶ時間が経ってしまったので、ホテルに戻ってチェックアウトをし、今度は金釼宮へ向かいます。
金釼宮は金運upのご利益があるそうで、ソフトバンク孫正義氏、船井総研の船井幸雄氏も訪れたとか。
金運神社と言えば真っ先に思い出すのが「新屋山神社」です。
あちらには何度か参拝していますが、ま~ったくもって金運が上がる気配すらありません。
なので、金運神社と聞くと「ホントに??」と思ってしまう私です。
で金運upには、どうやら末社の「乙剱社」のヘビの神様にお願いするのが良いみたいなのですが……、それは参拝した後に知りましたww
へー、ここがその有名な金運神社なんだ?とりあえず本殿でお参りしてみよう。
うーん?やっぱりよくわかんないや。まあ、金運神社なんてねー(どこにお願いしても金運全然上がらないし)。
みたいな感じで、摂末社はほぼスルーして帰っちゃったからです。
というわけで、私はものの見事にスルーしちゃいましたが、乙剱社にもお願いしてみると金運が上がるかもしれません。
一緒に行っていた人は御朱印をもらいたかったらしいのですが、ここはもう御朱印自体をやめちゃったそうです。しょんぼりしてました。
一方の私は、最近書置きのところが多いので、折角石川まで来たというのに、御朱印帳を持ってくること自体を忘れていましたw
ま、まあ、御朱印より参拝することがメインですからね。(強がり)
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