大菩薩嶺は、車があれば東京から日帰りで行きやすい日本百名山の一つです。
初心者でも安心して登れるルートもあり、標高も高いので涼しくて、しかも眺めも良いと、人気が出ないわけがない山となっています。
今回の登山コース
スタートから反時計回りに、大菩薩峠に向かい、そこから大菩薩嶺に向かい戻ってくるコースです。
大菩薩嶺からゴール地点までの下りは、結構急な場所もありました。反時計回りの方が、楽だと思います。
駐車場情報
行ってみたいけど、土日だと混んでて駐車できるかなぁ……と、頭を抱えることが多いわけですが、その点ここならまず大丈夫です!
第1から第4までの駐車場があり、ハイシーズンでも満車になることはまずないそうです。第4は登山口から徒歩10分と少し離れていますが、それでも駐車場がたくさんあるというのはすごくありがたいです。
ちなみのこの日は、勝沼ICを下りて上日川峠目指したのですが、当初ルートにしていた県道201号が通れなくなっていて、途中で気付いてぐるりと反対側の県道218号に回ったというタイムロスがありました。
市街のようにどこかダメでも近くに別の道があるわけではないし、ちゃんと来る前にそういうところもしっかり調べないとですねー。
218号から上日川峠に入っていくと、まず左脇に駐車スペースが見えてきます。
平日でしたが、そこそこ車がありました。
この写真のすぐ右にトイレがあって、山のトイレにしては綺麗です。綺麗なトイレはありがたいですね。
登山開始
登り始めるとすぐに、登山道と舗装された車道が並走します。
行きは登山道、帰りは車道を使いましたが、どちらを通っても同じなので、あえて狭い登山道を行かなくてもいいような気がします。
しばらく歩いて行くと、福ちゃん荘が見えてきます。
外では、果物や飲み物食べ物を売ってました。
大菩薩嶺と大菩薩峠への分岐の部分にあり、近くにはキャンプ場もあるので、賑わっています。
まずは大菩薩峠を目指します。
こちらの道は全般的に道幅もあって歩きやすいです。
たまに「急だな~」と思う場所はありますが、基本的にそこまで急な場所も少なく、緩やかに登っていく感じです。
登山開始から一時間ほどで、大菩薩峠に到着。
大菩薩峠には、山小屋があって、食べ物やお酒など売っています。こんな場所なのに、思いのほか賑やかでびっくりしました。
ここからは尾根を歩いて行きます。
天気が良くて、見晴らしが良くてとっても気持ちいいです。
都会では見ることのできないこの清々しい景色。
日差しは強いけど、涼しい風が吹きつけてきて、夏山登山の気持ちよさですね。
賽の河原に着きました。
賽の河原ってすごい名前だなーと思っていたら、周囲には石を積み上げられた痕跡が。
この標識が見えたら、雷岩は近いです。
雷岩あたりが特に見晴らしがいいとのことだったので、そこのあたりで持ってきたお弁当を食べます。
ダム湖の左あたりに富士山が見えるんだそうです。この日は全然見えなかったですが。
ここから唐松尾根を下ってスタート地点に戻るのですが、その前にもう少し先にある大菩薩嶺に行きます。
ここまで来たら、山頂に行きたいですしね。眺望が良くないにしても。
歩いてほどなく、山頂に到着!
初心者でも登れる日本百名山です。
やったー山頂だ~!と、喜んで写真を撮っていたら……。
5mくらい離れたところで、鹿がご飯を食べていました。
周囲の人たちがそーっと近づいて、必死にカメラに収めているのを知ってか知らずか、逃げることもなく悠々とあっちをフンフンこっちをフンフンと鼻息を鳴らしてご飯を探してます。
登山中にこういった野生動物と会えると嬉しいですね。
いいモノが見られたな~とご機嫌で、雷岩まで戻って唐松尾根沿いに帰ります。
結構急で、こっちから上ってきたら大変そうです。
帰り道にも、鹿二匹が少し先を走っていきました。
へー!こんなに鹿に会うんだ。と驚きでした。
無事に下山した後は、汗まみれの身体をさっぱりさせたいので、温泉に行きました。
県道218号から来る途中に、数カ所温泉を見かけたので、その中の一つ「やまと天目温泉」に行きました。
見た目何かの施設っぽくて温泉って感じじゃありませんが、温泉です。
料金は市外の人は3時間520円と、お手頃です。
塩素の匂いは感じなかったかな。掛け流しではないんですね。
ph.10.3とはかなりなアルカリ性の温泉です。
奥にも座敷の休憩スペースがあって、横になってお昼寝している人たちがいました。
こちらの温泉ですが、お湯に入るとお肌がつるっつるになります。
ph.10.3は伊達ではありません。
内湯だけではなく露天風呂もあるので、のんびり外の景色を見ながら温泉を楽しむこともできます。
強アルカリ温泉の感覚って面白いので、登山帰りに、ぜひこのつるつるを体験してみてはいかがでしょう。
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