古事記の天岩戸伝説の地って全国にいくつかあると思うんですが、この石割神社もその一つと言われているんだとか。この石割神社には、大きく二つに割れた岩があって、それがご神体とされています。ご祭神が、「天手力男命」ということで、天岩戸をぶん投げた神様ですね。
パワースポットでもあるということなので、今回は軽登山がてら行ってきました。
桜の花があっという間に満開になってきて、急に春の訪れを感じたmariです、こんにちは!
今回は、山梨県の山中湖の近くにある石割神社に参拝に行きました。
駐車場は、道の一番奥にあります。
平日なのに、そこそこ車が止まっていました。
トイレは、ジムニーが止まっている方にあります。
鳥居をくぐった先にあったのは……。
やばい!これはやばいw
この階段、約400段あるそうです……。鬼すぎる。
一気に登るなんてとてもとても無理なので、休み休みこの400段を登っていきます。
しかも途中で、そろそろ終わりか~?と思った先はまた階段だったりと、参拝者の心をへし折ってきます。
疲れて立ち止まって周囲を見ると、草の上に雪が。この辺りでは、昨日雪が降ったみたいです。
ようやく、階段が終わりそうな気配。
よっしゃ、神社来たか!?
まだまだ続くみたいです。
階段を登ったらそこにお社があるのかと思っていたら、実際お社があったのは8合目あたりでした。
と、いうわけで、山を登っていきます。
階段じゃないだけマシです。道も砂利で慣らされていて歩きやすいです。
ところどころ急な場所もありつつ、階段を登り切ってから20分ちょっと。
桂の木の奥には、しめ縄をかけられたそこそこ大きい岩があって、水が湧き出てるんだそうです。
少し先に、ようやくお社を発見!
お社の横には、大きな大きなしめ縄をかけられた岩があります。
まずは神様にご挨拶。
祝詞を上げ、神様こんにちは~mariです、と心の中であいさつした次の瞬間、
どんっ!と、お社の屋根から大きな音が。
どうやらお社の上の木から屋根に、雪の塊が落ちたみたいです。
びっくりした~。神様が歓迎してくれたみたいです。
この岩の隙間を、奥から手前に時計回りに三回通ると、開運するということで、私も試してみました。
とりあえず一回通って満足しました。
参拝の後は、山頂に向けて歩きます。ここから先は、急に登山道ぽくなります。
雪解けでぬかるんで滑るところも多くて、ちょこっと大変でした。
20分くらいかかって、ようやく山頂に到着。
もっと快晴だと、更に綺麗に富士山が見えそうですね。
山頂でご飯を食べたのち、来た道とは別のルートを通って下山します。
帰り道は、横に鹿のネットが張られていました。
「鹿でもいるのかな?」と思っていたら、遠くから、
「ピーーッ!!」
という声がして、そっちの方を見たら鹿が一目散に逃げていくところでした。
この辺りは害獣駆除で定期的に鹿とか猪とか狩っているらしく、私たち人間の気配を感じて、慌てて逃げだしたみたいです。
その後も何度か、遠くに鹿の警戒音が聞こえました。
ここの鹿は大変だなー。それに引き換え、丹沢大山の鹿は気楽なものかも。人間の横でもご飯をむしゃむしゃ食べてましたからね。
下山後は、近くにある「石割の湯」に。
駐車場は八割がた埋まっていて、結構人気なのかも。
料金は大人800円です。
廊下の突き当りに温泉入り口があります。
温泉は、pH10.2と結構なアルカリ性の単純泉です。
ってことはかなりヌルヌルしてるのか?と思いきや、普通のお湯よりちょこっとぬるっとしてる?くらいでした。
あとで調べてみたら、高いアルカリ性でも、お湯にヌルヌルを阻害する成分が多いと、そこまでぬるっとしないんだとか。
温泉でもいろいろあるんですね。
ここの温泉は、部屋の中に、ジェットバス、内湯、源泉ぬる湯、外には露天が二ヶ所ありました。露天は36度のぬる湯と42度の二つがあります。
私が気に入ったのは、内湯と源泉ぬる湯の交互浴です。
源泉ぬる湯は28度と低いので、内湯で温まったらしばらくぬる湯に浸かり……と繰り返すのが、気持ちよかったです。ずっとお風呂に入ってられそう。
お風呂に入った後は休憩所で一休み。
ご飯を買って食べることもできます。値段もそこまで高くなくて、リーズナブルです。
源泉ぬる湯が気持ちいい温泉でした。
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