圧倒的な美しさ!真っ白な珊瑚の島と、魚にあふれた西表島のダイビング【石垣島2】

圧倒的な美しさ!真っ白な珊瑚の島と、魚にあふれた西表島のダイビング【石垣島2】

朝だあーさーだー!
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ベランダから、目の前の朝の公園を眺めおろしていたら、公園の真ん中に二羽の真っ白なコサギが歩いていました。綺麗ですね。
コサギは東京でも見かける鳥ですが、石垣島だとそれはもう頻繁に目にするし、集団でいたりするから驚きです。

そーいえば前回かその前に石垣島に行った時、車から外を眺めていたら、ガードレールに大きな白い鳥が止まっていたのです。
でかっ!大きな鳥だなー、何の鳥だろ?こんな誰でも手の届くカードレールのようなところに止まってるとか無防備な。しかも頭ボサボサだし……とか、思いながら通り過ぎたのですが、今思えばもしかしたらそれは、カンムリワシの幼鳥だったのかも。
カンムリワシって特別天然記念物なんですよね。間近で見れて、ラッキーだったかも。

さて。今日はダイビングです(`・ω・´)
今まで12月の沖縄とか、3月の石垣とか、そーいったところでしかダイビングしてなかったので、寒さに震えながら「綺麗っちゃー綺麗かもしれないけど、寒いっ!寒いぃぃぃ!!」といった記憶しかないわけですが、今回の10月頭のダイビングはそんなことは無いはず!

しかも今回は、石垣島ではなく、西表島でダイビングです。
まあ、一番の問題は、一年に一度くらいしかダイビングしないので、私の本数がめっちゃ少ない超初心者だということです。

一緒に行く人は100本超えているのに、私はまだ十数本という(ノ∀`)
50本くらいまで行きたいのですが、先が長い。
なので私がいると初心者でもいけるコースになってしまうので、一緒に行く人には申し訳ないです。

朝二番目の8:30の便で、石垣島離島ターミナルから、西表島への船に乗ります。

船乗り場
船乗り場
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今回乗る船です

西表島は大きいので、大原行きと上原行きがあります。
大原港は島の南東にあって、マングローブツアーや由布島へ行く時に利用しやすく、またこちらは高潮でも欠航になりにくいです。
上原港は島の南にあって、島の南にはビーチやダイビングに良い場所がたくさんあるので、海で遊びたい人はこちらを利用します。ただ、天候が荒れるとすぐに船が欠航になるようです。

今回私たちが安栄観光を利用したのは、今回申し込んだダイビングの人に「安栄観光だと、船が欠航になった場合など融通が利きますので、いいですよ」とすすめられたからです。
つまり、帰りに上原からの便が何らかの都合で欠航になった場合、大原まで出ないといけないわけですが、安栄観光だと自分のバスで連れて行ってくれるけど、他の会社の観光船だと、場合によっては路線バスを使って自力で大原までたどり着かないといけなかったりすることもあるんだそうです。

ちなみのこのあんえい号98のスペックは
定員99名、最高速力:34ノット、コマツ 900PC×3、ハミルトンジェット推進×3
だそうです。
私には何のことか分かりませんが、一緒に行った人が「すごいな」とつぶやいてました。どうもとっても早い船のようです。

船は90人くらい乗れるようで、前の部屋は冷房が効いているのですが、後ろは冷暖房が一切ありません。
一番前の席は空いていたのですが、地元の方と思しきおば様に
「一番前は揺れるよ」
と、教えてもらったので、後部に移動。
しかし座ってるだけでさっそく暑いι(´Д`υ)

出発時刻には満席になりました。
人気ですね、西表島は。
船が岸を離れた時に、周囲がざわつきました。
何事か?と思ったら、虹が出てました。

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虹だー!
虹なんて、何年ぶりに見たことだろう?
なんか今日はいいことが起こりそうな気がしますよね(´∀`)

上原港までは約45分ほど。
沖に出てから、エンジン全開になったあんえい号98はぶっ飛ばします。
外洋に出てもすいすい快適~。
水面を蹴って船は爆走し、西表島の上原港に到着。

上原港
上原港

港につくと、さまざまな看板をもった人たちが立っていますが、私たちはそれを抜けて右に。
港のすぐ横にはダイビングショップの船が、スタンバイしてました。
今回利用させていただいたのは、TAKEダイビングスクールさんです。
オーナーと、アシスタントの女性が迎えてくれました(´∀`)

船はとっても綺麗で、きちんとしたダイビングボートです!
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漁船じゃないよ!ダイビングボートだよ!
ちゃんと温水シャワーもついてるし、後部にハシゴ付いてるー。
私が今まで行ったダイビングショップの船ってみんな小さかったから、ずっとバックロールエントリーでしたが、これはまさかのジャイアントストライドエントリーですね!

本日の参加者は私たちだけで、なんと貸切でございます!(・∀・)
沖に出て、これから行くポイントの説明を受けて、機材のセッティングです。
が……。やり方忘れた(;・∀・)
一年に一度潜るか潜らないかだから、BCジャケットとレギュレーターのつけ方をいつも忘れちゃいます(>_<;)

今日はたまに雲が出てるものの、晴れ間の絶好のダイビング日和。気温30度、水温27度と西表島はまだまだ夏みたいな陽気。
最初の一本目は、砂地のダイビングです。
砂地に珊瑚がところどころにあって、そこに色とりどりのお魚が群れているのは、珊瑚という木に咲く花のようでとっても綺麗です。
下が白い砂地なので、日が差し込んでくると明るくなって、水中をピクニックしているような気分になります。

1本目に訪問したアイドルは、トラフシャコ。世界最大のシャコの仲間で、40cmくらいあるものも。
ガイドさんが海底の砂地の小さな穴を指差します。
その穴を崩すと、中は大きな穴になっています。崩した砂を手に乗せると、少し粘りっけがあるようで、そのあたりの砂のようにさらさらと崩れません。シャコがなにか砂と分泌物を混ぜあわせて丈夫にしてるんでしょうかね。
しばらくすると、姿を見せますよ。というガイドさんの言葉に従って待つことしばらく、白っぽい大きなシャコが姿を現しました。
ガイドさんがシャコの前で棒をちらつかせると、強烈なパンチを放ってきました。

それからしばらく巣に潜ったシャコは、ガイドさんによって壊された巣を直し始めました。
一生懸命巣の周りの砂を手で持ち上げて、それこそシャコシャコと固めて穴を小さくしていきます。その姿がかわいいのです。
しかし毎度毎度、ここに来るたびに巣を壊されてたんじゃ、シャコさんも大変ですね。ごめんねシャコさん(;・∀・)

その他身体が透明で透けて見える、スカシテンジクダイの群れとか、普段は砂から目だけ出してるスナゴチの、あっというまに砂にもぐる芸当を見せてもらったり。(´∀`)
本当にカラフルなお魚がいっぱいで、天然の水族館ですよね。
それに今回はそんなに寒くならなかったし!海の中でじっとしていると、ちょっと寒さを感じたくらいですね。

1本目からあがった後は、港に戻ってお昼。
西表島は生ごみは自宅で埋めて処分するしかないんだとかで、食べきれないと思った分は、最初に取り分けておいてくださいね。とのこと。私はちょっとご飯の量が多かったので取り分けておいたのですが、これどうするのかなーと思っていたら、ガイドのお兄さんが食べてましたw
しかし生ごみをゴミに出せないというのは大変ですね。

その後2本目と3本目。
ポイントを変えて、違ったお魚や珊瑚一杯の地形を楽しんできました。
2本目のバラス東は、珊瑚もいっぱい、そしてその周りに赤い小さなお魚がいーっぱい群れてました。
ドロップオフのところもあって、そういったところには、ウチワヒラヤギのでっかいのがあったり!

2本目と3本目の間の休憩は、バラス島の近くで取りました。
バラス島といえば、西表島の超人気スポット。珊瑚が堆積してできた白い島です。
ここ来てみたかったんだけど、まさかダイビングついでに来られるなんてラッキー!

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誰もいないパラス島!

白い島!その下に広がる青のグラデーション!キレイ!!
フィンとシュノーケルをつけて遊びに行ってもいいよ、と言ってくれたので、さっそく島に上陸してきました。ビーチサンダルを持って行かないと珊瑚がゴツゴツして足が痛いとのことでしたので、ビーチサンダルを手に履いて、ボートから降りてバシャバシャ泳いでいきました。

泳いでいく途中、足元にイワシの大群を発見!バラス島の間近にこんなにたくさんのイワシ。
めっっちゃいるー。千匹とかいる?まるで動くイワシのカーテンのようでした。

上陸したバラス島はとっても小さい。一分でぐるりと歩いて回れるくらい。白い砂浜ではなくそこそこのサイズの珊瑚のかけらですので、ビーチサンダルを履かないと足に突き刺さります。
島を楽しむというよりは、この景色とその下の海を楽しむといった感じでしょうか。
何かのツアーでここで半日シュノーケリングとか書いてあったけど、まあ、半日もいらなさそうな?
島にはシュノーケリングを楽しむ観光客が数人。他には島で昼寝をしているお兄さんがいました。カヤックが島につけられていたので、西表島からここまで漕いできたんですね。まあまあ距離あるのに。
ガイドのお兄さん曰く、一度知り合いがそれで来ていて、潮の流れが変わって帰れなくなっていたのを拾ったことがある、と言っていました。

3本目は好きなところでいいよと言われたので、一緒に行った人がチョイスした場所に行って潜りました。
3本目の中野沖は、視界中にいろんな珊瑚が広がっていました。見渡す限りの珊瑚、珊瑚!!
石垣島より魚も珊瑚もたくさん~!西表島って素敵。(*´▽`*)
西表島はダイビングポイントがたくさんあってどこに行こうか悩むと、ショップのオーナーさんは言っていました。
ほんとに西表島のダイビングは良かったです!
また行きたいな。(´∀`)

ダイビング3本を終えて、石垣島に戻ってきました。
お腹ペコペコー。ということで、サンエーの隣の和風亭に行きました。石垣島の和食ファミレスです。立ち寄りやすいので、石垣島に行くときは毎回必ず一回は行ってます。

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天丼と季節のせいろご膳。
私はせいろご膳を食べたのですが、茶碗蒸しを食べようとしたら、茶碗蒸しの餡のなかにコバエがバタバタしてました(;・∀・)
店員さんを呼んで取り換えてもらったのですが、取り替えてもらった時に、店長さんが出てきて謝られました。蓋をする時には、ちゃんと蓋も確認して閉じているから、おそらく食べようとしてふたを開けてから、コバエが飛び込んだじゃいかと丁寧に説明してもらいました。
あ……いや……(;´Д`) ふたを開けた時にちゃんと見てなかったけど、ふた取ってから食べるまでに少し間があったから、たぶんそうだと思います。
これからはもっと気を付けますのでと、丁寧に謝られて、こちらの方が恐縮。しかも、会計の時に、ご膳の代金をただにしてくれました。
払いますからといったのですが、今後満足していただけるように、と店長さん。
逆にむしろなんだかすみません(>_<;) また石垣に来た時は寄ります。

そんなこんなで、充実した2日目の石垣島&西表島でした!

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