鎌倉から箱根へ。鎌倉では咲いていた紫陽花も、こちらではまだ咲きはじめといった様子です。
とはいえ今日は箱根も熱い(;´Д`)
ポーラ美術館への直通バスまで少し時間があったので、駅のそばの湯本富士屋ホテルのパン屋さんに寄ったり、川をぼんやり眺めたり。
橋の下にはツバメが巣をかけていて、忙しく飛び回っておりました。
すいーっと空を滑っていく姿は、このシーズンならで夏の到来を思わせますよね。
時間になったのでバスに乗って、ポーラ美術館へ。
美術館に向かう直通バスは1日3本しか出ておらず、1時台がラストになります。
40分ぐらいバスに揺られて到着。ピカソとシャガール展をやっていました。
シャガールって名前は知ってたけど作品はあまり印象がなかったのですが、色鮮やかな色彩を使う人だったんですね。
しかも、写真では仲良さそうに映ってますが、晩年は仲が悪くなったようで。
前回は車で来ていたので気づきませんでしたが、入口にコイン返却式のロッカーがあって、荷物を預けてゆっくり見ることができるので、とても助かりました。(´∀`)
のんびり絵やほかの展示物を見ていたら、チェックインの時間も過ぎていたので、タクシーで本日の宿まで。
ところが、タクシーの運転手さんも宿を知らずに、少し迷いながら到着しました。
確かに小さな宿だし、保養所の中にぽつんとある宿だったので、あまり知られていないのかもしれません。
タクシーで到着すると宿の人がすぐに迎えてくれて、チェックイン手続きを。
その際、ウェルカムドリンクを提供してくれるのですが、なんとそこに「スパークリングワイン」の文字が。( ^ω^)おっ
もちろんそれを頼みましたとも。
案内されたお部屋は、そこそこ広くて外には半露天風呂がついています。
机の上にはCDプレイヤーが置いてあって、ヒーリングミュージックのCDが入っていました。のんびり過ごすBGMにはうってつけですね。
少し休憩した後、半露天風呂に入ってみました。お湯は少し熱めですが、浴槽の横に蛇口がついているので自分で温度を調節することもできます。
掛け流しの温泉はやっぱり気持ちいいです。(´Д`)
お湯は透明で、さらりとしています。こちらのお湯はメタケイ酸が235mgということで、美肌の湯となっています。
お風呂を楽しみ、ベッドでうつらうつら。
何とも贅沢な時間の使い方。
夕飯は下で出されるということだったので、会場へ。
食べる場所は小部屋で仕切られており、部屋の片隅には寒い時用のブランケットが用意されている気遣いの良さ。
出てきたお食事たちはこちらになります。
私はお肉は食べませんでしたが、一緒に行った母が食べてみたところ、口の中で牛肉が溶けるようで、とても柔らかくておいしいお肉だったとのことです。写真の豚の幅のある脂身の部分、いつもは脂身が好きじゃなくて取って食べていた母でしたが、脂身も食べてみたところ、さっぱりしていておいしかったそうです。
宿の人曰く、特にこの豚肉は評判がいいのだといいます。
金目鯛のソテーも、皮はパリッとしていて美味しかったし、最後のご飯って白米だと食べるのに困ったりするのですが、ここは生姜ごはんということでうっすら味付けされていて、ご飯だけでも食べやすくなっていました。
全体的に、ここのご飯はどれもおいしかったです。
量も結構あって、のんびりお酒を飲みながら食べていたら、八寸を食べたくらいでもうお腹がいっぱいになってきていました(;´Д`)
部屋に戻って少し休憩してお風呂に入ったらすぐ……もう爆睡(;´Д`)
歩き回って疲れたのかなー。
翌朝も朝ごはんの時間近くまで寝ておりました。
朝ごはんも美味しかった!
昨日の夕食の間に、おさかな二つのどちらがいいかを選べ、ご飯も白米か卵粥かを選べるのです。いいですね(´∀`)
朝ごはんも普段食べない量出てくるので、お腹がはちきれそうになりながら完食です。
お腹いっぱいでも、最後に食べたプリンは美味しかった~!
チェックアウトも11時とゆったりできるので、最後にお風呂に入ってみたり。
温泉は存分に堪能できましたし、お部屋も綺麗でご飯美味しくって、いい宿でした。
チェックアウトした後は、ガラスの森美術館へ。
天気がよかったら、湿生花園に行きたかったのですが雨だったので。
6月の湿生花園って一年の中で一番いろんな花が咲いているそうです( ;∀;)
ガラスの森美術館に到着~。
花とガラスのオブジェがさっそくお出迎えしてくれます。
庭にはバラとかガラスのオブジェがいっぱい!
晴れていたら、ガラスがキラキラ輝いてとっても綺麗なんだろうなぁ……。
綺麗に晴れてる時に、もう一回来たい!o(`ω´*)o
バラも綺麗でした。東京はもうバラの季節は終わってるけど、ここはまだ綺麗に咲いているんですね。
階段を下りて川沿いには、ラッパみたいなものがたくさん立ち並んでいました(@_@
一通り見終わってから館内へ。中にはいろんな時代のガラスの工芸品が展示されています。
なんとこれ、1世紀中ごろのガラス!!
綺麗ですよねー。1世紀中ごろとか……想像できません。
こちらは砂糖菓子みたいですよね。
これがガラスだとは。
そして、風にそよぐグラス!
このグラス、本当に風が吹くと上の部分が揺れるんですよ。
動画を見たときびっっくりしました!
何で折れないの!?!?
目を疑いますよね。これ作った人、本当にすごい……。
館内では、馬頭琴のコンサートも行われていました。
聴いてみたのですが、馬頭琴って三味線とかと違って、すっっごい大きな音が出るんですね。奏者の方曰く、モンゴルでは2km離れていてもその音を聴くことができるのだとか。
なるほど、草原の民の楽器なわけです。
一通りまわってから小腹がすいたのでレストランへ。
それぞれシフォンケーキとパスタを注文したのですが、パスタはまあまあだったのですが、シフォンケーキがものふっわふわでした。
すごい軽いシフォンケーキだったので、3つくらいいけます。
ソースはブルーベリーかイチゴが選べるのですが、オーダーを聞きに来たお姉さんに、どちらがおいしいか聞いてみたところ、そのお姉さんはブルーベリーのほうが好きだと答えたので、ブルーベリーソースにしました。
付け合せの生クリームは甘さ控えめで、ブルーベリーソースととっても合います!
果物もおいしかった(*´∀`)
食べていたら、レストラン内でカンツォーネが始まりました。
食事中に生歌が聞けるってのは、贅沢なものです。なんとなく盛り上げてあげたいと思うので、手拍子したりして、その間食事はできなくなりますが……w
中には、聞いたことあるなって曲も歌ってくれましたよ。(´∀`)♪
帰る頃になったらものすごい暴風雨。
バスで箱根湯本まで戻ったのですが、ガラスの森美術館の入口で雨がっぱを着て交通整理していたおじいさんが、戻るならハイランドホテル前(降りたバス停)より、次のバス停のほうがいいといわれて、逆側に歩いて行ったら、そこのバス停は屋根がついていて、待っている間、ずぶぬれにならずに済みました。おじいさんありがとう!(*´ω`*)
ガラスの森美術館ですが、今までは素通りしてたのですが、思っていたより面白かったです。
色々催し物をやっていたりするのもいいし、庭を歩くのも楽しいし(きっと特に晴れてる時)、ガラスの展示物も意外とじっくり見てしまったり。
リピート率が高い美術館だというのも、なるほどと思えたわけです。
湯本でお土産を買って、帰りは箱根ロマンスカーに乗りました!
いつも新宿経由で帰らないから、乗らないんでよすね。
中は広々
駅で買った駅弁を食べつつ、箱根を後にしたのでありました。
色々歩き回って大変でしたが、楽しい鎌倉・箱根旅行でした。
次は秋に、仙石原のすすきを見に来るのもいいですね(*´∀`)
前の記事:鎌倉の紫陽花を求めて【明月院・長谷寺】[箱根鎌倉1]
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