温泉メインに、地ビールや梅も楽しんで。一人湯河原ぶらり旅

温泉メインに、地ビールや梅も楽しんで。一人湯河原ぶらり旅

友達と温泉に行くのもいいけれど、たまには一人でのーんびり、誰にも気兼ねせずに、好きな時に好きなだけ温泉に入りたい!
そんな時、私が目指すのは湯河原!
近いし、湯河原の温泉は気持ちいいし、なによりあの「源泉宿ゆっくり」があります。ゆっくりのお湯は最高だし、素泊まりだから食事の時間とか気にすることなく、一人でふらりと訪れるには最高の宿です。
とはいえ、最近全然行ってなかったなぁ…なんて思いながら、数年ぶりの再訪になります。

湯河原到着~

東海道線って、どこでもある程度人が乗ってるんだなぁ、と思いつつの下車。
平塚過ぎたら空くイメージがあったけど、今回はそうでもなかったです。

降りたらなんと雨!しかも結構降ってる!!
あーどうしよう、傘持ってない~。
でももう少ししたら止むみたいなので、少し歩いたところにある「珈琲ウエスト本店」で遅めのランチを。

いかにも喫茶店ですよ~な面構えの、珈琲ウエスト本店
店内

お店の中は、レトロな雰囲気。
がっつり食べると夕飯が食べられなくなりそうなので、軽くサンドイッチを注文。

ミックスサンド(1,400円)

お値段は少々高め。
肝心の味の方は、さすがに値段だけあってそれ相応のもの。おいしー。
2切れ食べたところで、空いていたお腹の半分は満たされるという、胃袋が淑女ぶった上品な反応を示しましたが、もちろん無視して全部食べ切ります。

お会計をしている時、後ろの席からめっっちゃおいしそうなカレーの匂いが!
やばい、あれは絶対美味しいに違いない!次はカレーを食べる!!
と、再訪を固く胸に誓いました。

お店を出て空を見上げれば、雨を振ろうか降らせまいか迷ってる感じの雲がどんよりと垂れこめていましたが、とりあえず降ってない模様。
いつもは駅からバスに乗って「温泉場中央」までささっと行くのですが、google先生によれば歩いて40分くらいで行けるとのこと。
40分か……。

ま、行けるね。
山歩きを始めてから、徒歩40分とか言われても、特に何も感じなくなるメンタルアビリティをいつの間にかゲットしてました。

道々には、湯河原らしいこんなものが

ついでに、五所神社行きたかったし~。
と湯河原駅から10分ちょっと歩いたところにある、五所神社を訪問。
ここ、いつもバスで通り過ぎてて、気になっていたところです。

五所神社

この神社には、ご神木クラスの大きな木がいくつもあります。

樹齢800年のイチョウ
ご神木の楠は樹齢850年

道路を渡った先にもある、この大きな木も。

楠 こちらも800年以上

今では道路に隔てられたところにぽつんと立つこの楠ですが、昔は神社の境内が広くて、ここも神社の境内だったようです。

五所神社本殿

神様にご挨拶して、おみくじを引いたら大吉をもらえました~。やった!
書いてあったことは、そんなにだったけどw

そのあとコンビニやドラッグストアに寄り道して、一人晩酌に必要なお菓子をお酒を買い込んで、宿へ到着。さすがに荷物が重くなった~。

源泉宿ゆっくり

チェックインで出てきた女将さんが、強風で電車大丈夫でしたか?と、心配してくれてました。
あ、そうそう、この感じ。このほんわりと優しい雰囲気の女将さん。これこそがゆっくりの宿を居心地よくしてくれる一因だよねーと、思い出しました。

今回案内されたお部屋は202号室。

6畳+広縁のお部屋
TVとDVDプレーヤー
本来は空の冷蔵庫

中に入ってるのは、私の持参したお弁当やお酒です。
冷蔵庫の上には、お茶と湯沸かしポット、コップや栓抜きなどがあります。

大きなクローゼット
窓から見える隣の宿

前回来た時まではここは「高すぎ」という、渋めの温泉宿だったのですが、なんかすっかり見違えてます。最初このお店を見た時、飲食店かなー?と思ったのですが、女将さん曰く宿なんだそうです。

ここもそうだけど、湯河原に数年来てなかったら、色々だいぶ変わって、アップグレードされてました。

このお宿、バストイレ洗面なしなので、ここで歯を磨いたり手を洗ったりするわけですが。

洗面スペース
タイルがお洒落になってる!
給湯器あったかなぁ…?

ゆっくり自体も色々アップデートされてました。

温泉に入ろうと下に降りて行った時も…

温泉横のトイレが超綺麗に
ここは前からこんな感じ
無料マッサージチェアが追加
卓球台の代わりにいろんなゲームが増えてました

日々進化している、ゆっくりさんです。

成分表 クリックで拡大できます

さて、では早速温泉に。
久しぶりにゆっくりの温泉を楽しめる~!
ここの温泉は昼と夜の二回、温泉を入れ替えているそうです。
どこかの、半年に一度しかお湯を変えてない老舗温泉宿とは大違いです。

当日は手前の温泉が女性用
脱衣所
二人入れば一杯の、こぢんまりしたお風呂

ここのお湯は最初少し熱めですが、入っていると、あれ?もう少し入れるんじゃない?と感じる微妙な絶妙な湯加減です。これも宿の人のこだわりみたいで、とてもありがたいです。

一人で入る温泉は最高に気持ちいい~。
誰かと話す必要もなく、お風呂を出るタイミングを気にすることもなく、ただただ自分のためだけに温泉を楽しみ、温泉に全集中することができます。

お風呂の中に、一段ステップが置かれていて、お風呂に入りやすくなってました。手すりもついていて、年配の方にも親切設計になってました。

すっかりほかほかになって、飲みたいと思のものは…。

お酒の自販機

お値段も親切です。

一っ風呂浴びて満足したので、ふらりと外に散歩。
近くには大きな万葉公園があるのですが、その入り口がだいぶ変わってました。
思わず二度見したのがこれ↓

湯河原惣湯

あれっ…!?なにこのお洒落な建物。
数年前はこの辺りに素朴な建物が建っていて、中にアヤメだかなにかが展示されててそれを見たような……。

それが今やこれです。
こんなお洒落な建物になっちゃって。予約制のお高目な日帰り温泉施設やカフェみたいになってるようです。
それにこの道路を挟んだ反対側も、以前はコンビニだったのに、今ではお洒落な甘味処に変身してました。
湯河原がソフィスティケートされてます…。(横文字使いたいだけ)

そして、ここもそう。前はなかったお店です。

ビールスタンドかどや

写真は夜行った時取り忘れて、帰る時に撮ったので、朝はお店は閉まってす。

ここは湯河原の地ビールが飲めるんだとかで、それなら一杯飲んでいこうかなーとふらりと立ち寄りました。

ラベルがお洒落なビールがいっぱい
木のぬくもりが漂う店内

写真の1~4の番号がついているビールを飲み比べができるということで、それを頼みました。

この時1階は地元の人たちがにぎわっていたので、2階を案内されました。

奥に舞台が

舞台で落語が催されたりもするんだそうです。

地ビール4種+おつまみ(2,200円)

ここはブログ書くんだから、一口ずつ飲み比べた感想でも…と、意気込んでみたのも数分で断念しました。お酒の味なんて説明難しすぎ。
ただ、左上のビールだけ、飲んだ瞬間味というか舌ざわりというか、全然違ってて、それだけは湯河原ではない、地ビールで金賞もよくもらってる伊勢角屋麦酒のものなんだそうです。
それもおいしいけど、ホップがいっぱい使われているという湯河原のビールの方が私は何となく好きでした。

静かな部屋で、のーんびりおつまみをつまみながらビールを飲んでたら、結構お酒が回ってきました…w

いいですねーこういうのも。
ただいつも思うのが、温泉は一人で入りたいんだけど、こういったご飯とかお酒は、一人よりはみんなで食べたりするのがやっぱり楽しいなーと。
まあ、一人もいいんですけどね。食に集中できて。

ほろ酔いになり、外もすっかり真っ暗になってしまったので、宿に戻ります。
部屋で一人晩酌の続きを再開し、温泉に何度も入って、就寝~。

翌朝。
ゆっくりはチェックイン時に別料金の朝食を頼めるようになっています。
頼めるものも、カマ焼きとか金目とかあって、品数が増えてました。
食べてもよかったなーと思ったのですが、みんながお食事処に集まって黙々と食事するのより、一人でのんびりしたかったので、私は昨日買っておいたお弁当を、宿のレンジでチンして済ませました。

朝風呂は、男女入れ替えになって、奥のお風呂になります。

広角で撮ったお風呂
二人はいればこちらもいっぱい

こっちの方が、心持ち温いかな~。
温いといっても、私のジャスト適温!なので、最高です。
はーーーずっと浸かっていたい~。
なんでゆっくりのお湯って気持ちいいんだろ。
帰りたくないなー。

10時まではこのお風呂に入れるのですが、だいたいここは温泉好きな人が集まるんで、9時過ぎても結構人が入ってきたはず。

ということで、9時前までに2回ほどお湯を楽しみ、部屋でちょっとゴロゴロしてからチェックアウト。
今回も、温泉を力の限り堪能しました。

精算時に、幕山の梅まつりの入園券と甘酒の無料券をもらったので、湯河原の駅からバスに乗って行ってみることに。
去年ちょうど梅の盛りの頃に梅林から幕山に登ったので、まだちょっと早そうだなーと思っていたら、やっぱりまだ5分咲きとのこと。

ブログup時の今だと、7分咲きみたいです。

幕山
すそ野がちらほらとピンク色
さっそく梅がお出迎え
地図

一応地図はありますが、梅林の中には無数の道があって、適当に歩き回ることにしました。

5分と書いてあったけど、体感4分くらいでした。
それでも木によっては綺麗に咲いているものもちらほらと。

薄桃色かわいい
青い空に映えます
しだれ梅も

梅を追いかけて気づいたら、だいぶ上の方まで上がっていたので、下まで戻り、甘酒をもらいました。

寒いから温まる~

陽だまりで飲む温かい甘酒に癒されて、ホッと一息。
梅も見終わったので、駅に戻って帰宅の途に。

もっとひたすら宿でのんびりゴロゴロしてるかなーと思ったけど、意外とあちこちふらふらと見物して時間が過ぎた、今回の湯河原一人旅でした。
そして一番に癒された、源泉宿ゆっくりの新鮮な温泉は最高!です。

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