三峯神社は狼の眷属が守っている、お祓いに絶大な威力を発揮する神社です。最近では白い氣守が有名で、ほしい人が殺到しすぎて、しばらく頒布を見合わせているほどです。今回はその三峯神社の中にある宿坊に泊まってました。寝ている間も神社のパワーをずっといただけるなんて、ものすごくありがたいですよね。
寳登山神社のあと、しばらく車を走らせて三峯神社に到着。
駐車料金は500円ですが、宿泊することを告げるとお金は必要ありません。
駐車場はかなりの広さがあります!でも、参拝客が多いのでハイシーズンはこれでも足りないかもしれません。
駐車場から宿坊までは少し歩くので、荷物を持って歩きたくない人は、宿坊に電話すると迎えに来てもらいます。荷物を背負いながら三峯神社を見て歩くのもいいなぁと思ったのですが、一緒に行った人は速攻電話してました。(;´Д`)
こちら看板にありますように、日帰りで温泉も入れます。入口左のところに食堂もありますが、16時くらいには閉まってしまうようです。
チェックイン時に、朝のご祈祷(別料金)を受けるかどうか聞かれたのでもちろん受けることに!
ちなみに、ご祈祷は5,000円~なのですが、宿泊者はチェックアウトの料金から2,000円×祈祷を申し込んだ人数分を引いてくれます。つまり、ご祈祷を3,000円で受けることができます。これは嬉しい特典です。
チェックインカウンターの横の奥は、社務所になっているので、そちらで祈祷の内容を選びます。家内安全とか商売繁盛とかそういうお願い事を、一人につき二つ選ぶことができます。もらえるお札も選ぶことができて、一つは普通のお札、もう一つは眷属拝借のお札です。眷属拝借のお札は一年後に必ずここに返さないといけません。
これはいわゆる、裏のお札と言われているアレですか?裏というからもっとこっそり借りるのかと思ったら、結構堂々としています。
私は一年後に返せる自信がなかったので、普通のお札にしました。
そしてお部屋に。お部屋は5階でした。
お部屋の方はというと、宿坊というから必要最低限のものくらいがあるのかなぁ……と思いましたが、お風呂やトイレ、洗面台はありませんが、他は普通の宿と同じでした。冷蔵庫もついててびっくり。絶対冷蔵庫なんてないと思ってました(ノ´∀`*)
ちゃんと掃除されていて、きれいです。トイレもウォシュレットがついてました。
チェックインが遅かったので、すぐに6時の夕食の時刻になりました。
出てきたのは、普通に旅館に出てくるようなご飯です。
チェックイン時に、夕食に日本酒(冷or燗)かソフトドリンクをサービスするのでどちらがいいですかと聞かれたので、全員日本酒(冷)にしました。
全員席に着いたのを見届けると係の人が、しばらく無人になる旨を告げて去っていきました。
途中で飲み物のお代わりをしたかったお客さんがいたのですが、係の人がいなくなってしまったために、自分の部屋からビールをもって来ていました。別にここではそれも問題なさそうですが、これだけじゃ足りないと思った人は最初にもう一本注文しておくといいかもしれません。
味はまあ……こういうところの料理ですから、それなりのお味ということで。
お魚の下にあるもの(名称不明)が、日本酒にピッタリでした(´∀`)
それと最初からご飯をもらえるので(普通の旅館だと最後のことが多い)、それはありがたかったです。おかげで、お酒をそんなに飲まずにすみました。
その後3Fの温泉に。ここの宿坊には「三峯神の湯」という温泉があります!
そんなに大きいお風呂ではないですが、宿坊で温泉がいただけるとはこれはまた幸せです。泉質はナトリウム-塩化温泉で、身体が温まる温泉です。
手を入れるとぬるぬるとしていて、これはお肌によさそう(・∀・)
ただ惜しむらくは、塩素入りの循環なのですよね。確かにお湯に浸かると、塩素の臭いがしました。
部屋に戻ってごろんと布団に寝転び、何もない天井を眺めます。
桜井識子さんの本に、この三峯の宿坊では部屋ごとに狼の眷属が寝ずの番をしてくれると書いてあったので、きっとこの部屋も今頃狼の眷属さんが守ってくれていることでしょう……。ちょっとでも見えないかな~。
部屋に戻ってのんびりしていると、なんだかすごく眠たくなってきました。
前日確かに少し睡眠不足だったのですが、そういったものとは違う、強い眠気です。
神社などの波動の高いところにいると、眠たくなるって言うけどそれかなぁ……と思いながら、一緒の人たちも眠気を感じていたのか、いつもより早く寝ていました。
翌朝。
起きたらまずお風呂!温泉~!
朝からお風呂は入れますが、ただ、なんとここは朝7時で終了です。
朝ご飯食べてからもう一回温泉に……は、できません。
お風呂も入り身支度を整えて、朝のご祈祷を受けるべく拝殿に向かいます。途中、手を清める場所があるので、手と口を清めて中に入ります。
拝殿の中は椅子が置かれていて、好きな場所に座ってご祈祷が始まるのを待ちます。色んなところが開け放されていて、外からひんやりした空気が入ってきます。
夏とはいえ三峯の朝は涼しくて、上着を羽織らないと寒いくらいでした。
今これだけ涼しいってことは……冬のご祈祷とか……。。。
始まるまで少し時間があったので、きょろきょろと辺りを見渡すと、天井には綺麗な花などの絵がたくさん描かれてました。
豪華な空間です。随身門の大きさ見事さといい、本当に三峯神社は見所の多い神社ですね。
ほえーと見上げていたら、廊下の太鼓が大きく鳴って、神主さんたちが入ってきて祈祷が始まりました。
ご祈祷を受けたのは初めてなのですが、小ぶりな太鼓をドンドン叩きながら祝詞をあげるのが新鮮でした。木魚叩きながらお経上げるみたいな感じなんですね。
終わり近くに、祈祷する人の名前が呼ばれるので、榊を神前にお供えします。
やり方は事前に説明してくれたので分かりますが、最初に呼ばれたらどうしよう!とちょっとビクビクしていましたが、大丈夫でした。ε-(´∀`*)ホッ
ご祈祷が終わると、お札をもらい、出口でお神酒を頂きました。
ご祈祷が終わると、ちょうど朝ごはんの館内放送が。
そうそう、ここは夕食時も朝食時も、館内放送で「ご飯できたよ~」と教えてくれます。何となく合宿に来たみたいです。
納豆、味付け海苔、アジの開き!定番朝ご飯!だがそれがいい、みたいな。
お腹も満腹になったところで、チェックアウト前に興雲閣を出たところにあるお土産屋さんをチェック。
お酒や三峯オリジナルグッズなどいろいろ売ってました。
私は秩父張子の黒い狼(大)を購入。怖い顔をして威嚇してて可愛いです(´∀`)
って今、その写真ネットにあるかなぁ……って調べてたら、ヤフオクで小さい方の張子が3,000超で落札されてるのを発見。すごいなヤフオク……(;´Д`)
お土産をゲットして、御朱印をもらってチェックアウト。
帰りも駐車場まで送ってもらいました。
その送迎の間の話、昨日道を歩いていたら「ここで熊を発見」みたいな看板があったので、熊が出るんですねと聞いたら、送迎してくれたおじさまがこんなことを話してくれました。
「ちょうどここに来る途中の従業員で、道を歩いていたら熊がこちらに向かって突進してきたんだそうです。その人は咄嗟に身を庇ったんですが、後頭部を爪でざっくりやられて……。数日後に猟師が仕留めて、そこのビジターセンターで剥製になってますよ、はっはっは」
後頭部を爪でざっくり!? ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
熊って人を見たら逃げるんじゃなくて突進してくるのか!怖いっ!
これから奥宮に行くんです、って話をしたら、地図に書いてある入口より、こっちの方が近いよと教えてくれました。
どう行くかは次回は奥宮について書きますので、そちらで触れます。
ということで、次は奥宮まで軽い登山です。
軽い……!??
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