ムーミン谷を見下ろしながら、美味しいビュッフェと掛け流しの温泉を【宮沢湖温泉喜楽里別邸】

埼玉の飯能といえば……ムーミンバレーパークを思い出す人が多いんじゃないでしょうか。
そのムーミンパークができる前から、宮沢湖のほとりにあるのが日帰り温泉の「宮沢湖温泉喜楽里別邸」です。

車で行くなら、東京からだと東関道で鶴ヶ島JCTから圏央道に入り狭間日高ICから6km。
電車なら西武池袋線かJR八高線で飯能か東飯能まで行って、路線バスに乗ります。宮沢湖温泉に停まるバスはあまり本数がないので、メッツァ（ムーミンパーク）に行くバスに乗ってそこから徒歩5分で「宮沢湖温泉喜楽里別邸」に行けるので、そちらを利用することになると思います。メッツァに行くバスはそこそこの本数が出ています。（土日は本数が増えます）

お昼ごろに到着。この日は平日でしたが、駐車場がほぼ満車でした。
もともと駐車場は広くないのですが、それにしても平日でこれということは、土日は車を停めるのも大変かもしれません。
ちなみに、ここの駐車場の隣に、ムーミンバレーの駐車場もあります。

靴を入れて受付に。

料金（平日／土日祝と特定日）は、温泉や岩盤浴、館内着やバスタオルセットと全部ついた「ゆったりコース」だと大人（1,390円／1,590円）。岩盤浴は大人の実の利用になります。
入浴のみの「シンプルコース」は、大人（1,030円／1,050円）、小学生以下（870円／970円）となります。シンプルコースでも、タオルセットはついてきます。

館内はお手入れが行き届いています。こういうところは、清潔感が最も大事ですよね。

: お休み処

: 女性専用エリアも

: マッサージマシン

まだお腹がそんなに空いていなかったので、お風呂に入ることに。
なんとなく湖畔に建ってるから大きな施設なのかなと思いますが、確かに小さくはないのですがすごい大きいわけでもない、といったサイズ感です。
内湯は、白湯、高濃度炭酸泉、水風呂、サウナと塩サウナがあります。洗い場は20か所くらい。
ここの高濃度炭酸泉は、入ってすぐに身体に泡がまとわりついてきて、いい感じの泡つき具合です。
高濃度炭酸泉はあまり熱くすると炭酸が飛んでしまうので、温いし、のんびり入るには気持ちいいです。

露天風呂には、寝湯、掛け流しの源泉風呂と、循環の展望風呂があります。全部温泉です。
ここの泉質はアルカリ性単純温泉（低張性・アルカリ性・低温泉）で、pH9.5。入ると肌がつるつるになる温泉です。
低温泉なので、加温をしている掛け流しですね。
掛け流しの方が少し熱めのお湯で、展望風呂の方は丁度いい温度になっています。展望風呂は広かったですが、掛け流しの方は五人入ればいっぱいになるくらいの広さです。
露天風呂からは、湖の横にあるムーミン谷が見えます。ムーミン谷の方も、ぼちぼち人がいるような感じでした。
目の前が湖なので、露天風呂も開放感があっていいですね。

ひと風呂浴びてからの昼食。
ここはビュッフェ形式です。ビュッフェが嫌な人は、お食事処に入ってすぐのところに、おそばなどが食べられるスペースもあります。ただ、そちらは席数がそんなにありません。

お値段は大人1,610円、子供950円です。90分思う存分食べて飲めます。

品数はそこそこありました。

: うどんやそばも

: ミニアメリカンドッグ

: 人気だった麻婆豆腐

おかず類も何種類かあり、サラダ類やカレーなどもあり、全部食べるのは無理だからどれにしようと悩むのが、また楽しかったりします。
飲み物もカシス入りの紅茶といったオシャレなものから、ソフトドリンクやコーヒーまで色々ありました。

パスタはやっぱり出来立てじゃないと、のびちゃってますね。後でできたてのを取ってきたら、やっぱり違いました。
おそばが美味しかったな～。天ぷらのっけて、天ぷらそばにして食べてました。
麻婆豆腐は本格的な辛さでご飯によく合う感じの味付け。ピザも焼き立てが提供されていましたが、あっという間になくなっていました。