浄化パワーで悪いものを追い払って開運も!三峯神社の奥宮登山

浄化パワーで悪いものを追い払って開運も!三峯神社の奥宮登山

三峯神社の奥宮は、軽い登山です。片道1時間~1時間半くらいで、ちょっと大変でありますが、その分最後には素敵なご褒美が待っています。最後には鎖場もあるので、スカートやヒールはもってのほか、動いやすい格好で行くことをおすすめします。

まずは三峯神社散策

と、奥宮の前に、前日と朝、三峯神社を散策したのでまずはそちらの写真から。

珍しい「三ツ鳥居」

左右にいる狛犬……ではなく、こちらは狼ですね。
スマートすぎて、近くで見るとちょっと怖いです。(;・∀・)

歩いていくと右手には石碑がいっぱい立っていて、ヒノキの苗拾万本寄付とか、そういったことがずらりと書いてあります。

この碑だけでも、計50万本くらい寄付されてそうで、花粉症で悩まされている方がこれを見たら、ちょっと青ざめるかもしれません。

開けたところに出ると、右手には奥宮を遥拝できる場所、もう少し先の右上には日本武尊の像が見えます。

日本武尊像

そして左手には、遠くからもものすごい存在感を放っていた、この随神門が。
とにかく大きい!そしてゴージャス!!

とても大きな随神門

最初これを見た時、山の中にこんな大きなものが建ってるのにびっくりしました。
こちらの狼さんは、入口の大神さんたちより可愛らしいカッコよさがありますね。こちらの「うん」が、私の買った張り子に似てます。

狼さんに
「撮らせてください。撮りますよー、はいチーズ!」
といって撮ったので、なかなか凛々しくいい感じの写真が撮れています。

随神門をくぐると、大きな大きな杉が二本生えていて、根元がくっついています。仲良し夫婦杉。

鳥居の龍がカッコいい
こんな豪華な手水舎、見たことないです!

そして拝殿。

拝殿の内側もちょっと見えると思いますが、そちらもとても華やかです。
そしてお賽銭箱の左側の床に、水を濡らすと出てくる龍の石があります。

うーむ……目が二つで、右側がたてがみというかそういうやつ?でしょうか。
違ってたら教えてください(>_<)
待ち受けにするといいことがあるとかないとか。横にいたおじさんが熱心に写真を撮ってました。

拝殿の右側には、摂末社がずらーーりと並んでいます。

摂末社の空間も静かで素敵でした(´∀`)

いよいよ奥宮登山

さて、お待たせいたしました?
奥宮の登山に移ります。
まずは下の写真をご覧ください。

駐車場

写真左に階段が映っています。いつもはこちらを利用するわけですが、写真奥、少し上り坂になって駐車場が続いていますよね?写真では見えませんが、駐車場の一番奥にも階段があるので、そちらまで車を持って行って、そこから必要な登山グッズをもって上に行きます。

上ると左手にこんな建物があります。

右手にはこんな入口がありますので、こちらから入っていきます。

道なりに上っていくと、鳥居があります。

鳥居をくぐって右に、登山するために名前を書いて入れるポストがありましたが、そのポストは大分長い間チェックされてないようで、紙がポストから溢れていました。
午前9:35。いよいよ登山開始です。

道はご覧のとおりで、いたるところに木の根っこが出ています。
登山する人には、眷属が道案内をしてくれるということですが、私たちにも案内がついてくれているんでしょうか+(0゚・∀・) + ワクテカ +
よろしくお願いしますと、狼さんに声をかけて、登っていきます。

鳥居再び (この時点で9:45)

段々道が狭く、急になってきます。

ちょっと歩いたところ。まだ1.4kmあります

ひたすら上ります (10:05)

木にネットが張られてました。目印みたいな?
調べたブログなどの記事では、道が分かりづらいと書かれていたのでそれの対策でしょうか。
ただこの季節なら落ち葉もなくて、踏み固められた地面が分かるので、人の歩いた跡をたどっていけば迷うことはないと思います。

登山道はすれ違う人もほとんどなくて、しーーーんと静まり返っています。
鳥の声も虫の声も、ほとんど聞こえません。不思議なくらい静かです。

この辺りになってくると、道が狭いだけではなく、片側が落ちたら真っ逆さまというくらいの急勾配になっています。もちろん手すりなんてありません。
比較的簡単に歩ける登山~(´∀`)と大した心構えをしてなかったので、落ちたらただでは済まないその斜面がすぐそこにあるのを見て、あっ、やっぱり登山なんだΣ(´∀`||;)と自分の心構えの浅さを知りました。

大分来ました(しかしここからも結構……)
さらなる鳥居(10:15)
差し込む光と緑のコントラストが綺麗
右も左も急勾配 でも雰囲気は素敵

もういくつも鳥居をくぐってるし、尾根みたいなところを歩いているみたいだし、もうそろそろ着きそうな予感……いや、そろそろ着いて……(ヽ´ω`)

甘かった/(^o^)\ またしても鳥居が(10:25)

しかも鳥居の根元がだいぶ腐ってて……大丈夫かな(;・∀・)
まだもう少し登山は続きます。

今までは途中少しなだらかだったところもありましたが、ここからはもう、狭かったり急だったりと色々です。

もたれ掛って、ラクしてる木

歩き続けることしばらく、こんなところに出ました。

階段・クサリ場は足元に注意しましょう(10:29)

この階段は最近できたみたいで新しかったです。
階段の下に鎖が見えたりしたけど、この階段がない時はその鎖を使ってたんだとすると、結構大変だったんじゃないでしょうか。

いくつの階段を上り下りした先に見えてきたのは……。

奥宮見えたけど……!?

何ですかこの断崖絶壁は!そして、なんでここは階段ないの!?
急すぎて階段つけられなかったんだと思います。

上るのも下りるのも一苦労

鎖と左右の手すりにしがみつきながら、なんとか奥の宮に到着!(10:35)
ジャスト1時間で到着です。

奥宮

狭いですが、とても気持ちがいいところです。
登りきれた達成感と、空の青さと吹く風の気持ちよさ(´∀`)
早速神様に祝詞をあげようとしたのですが……うまく出てきませんでした(>_<;;
やっぱり昨日の宝玉稲荷神社の時みたいにはいかなかったです(ノ´∀`*)

そしてこちらの木の根元が、桜井識子さんおすすめのパワースポットだということで、さっそく座ってみました。

ここの木の根元がパワースポット!

ただし、この木の根元より先は何もありませんから、十分にご注意ください。
ここから見る景色は、本当に清々しいです!

気持ちいい~。
しばらくぼんやり根元に座って、その景色を眺めていました。
そしてふと、そういえばさっき祝詞をうまく言えなかったなぁ……と、祝詞をもう一度復唱していたら、周囲にアカトンボが三匹くらい集まってきました。
終わったら「はい散会~」とばかりにいなくなっちゃいましたが(´・ω・`)

しばらく奥宮の雰囲気を味わい、帰ろうとした時、ひらひらとクロアゲハが飛んでいました。
どうも、私たちが来た時からずっと飛んでいたそうです。
来る途中の道では、トンボも蝶も全然いなかったのに、奥宮にはいるんですね。
きっと神様が「よくきたね」と、私たちを歓迎してくれたんだと思います。

ところで奥宮の壁に、奥宮登拝の御朱印が張ってあって……。
奥宮登拝の御朱印がもらえることを、ここで初めて知りました。゚Σ(゚д゚) 
社務所には奥宮の御朱印の見本はなかったんですよ。何も知らないで行った人は、登って初めて「あ、奥宮の御朱印も、もらえるんだ」と分かるわけですね。
しかし御朱印帳は車の中。ってことは、また駐車場からちょっと遠い社務所まで歩く……のか……orz

下山して足がふらふらになりながら、駐車場から社務所に行く登り階段が結構辛かったです(ノД`)
こんなことなら、登る時に御朱印帳持って登ればよかった~。
御朱印をお願いする時に、登ったかどうかを聞かれました。
「もちろんです!!」
一緒に行った人が『このボロボロ具合を見ればわかるでしょ!』と言わんばかりの語勢だったので、社務所の人が苦笑いしてました(;・∀・)

御朱印をもらって三峯神社を後にし、次の宿に移動する車の中でのこと。
ものすっっっっっごい眠くなりました。
昨日よりもさらに激しい、猛烈な眠気です。
いくら山登りで疲れたといっても、この眠気はちょっと異常です。
パワースポットに行った後は眠たくなるということを聞きますが、それなんでしょうね。とてもとてとも身体が浄化されたようです。
私は必死に眠い目をこすりながら起きようとしてましたが、後ろの席では爆睡してる人も……。でもこれ、寝てしまえるなら寝た方が正解なんだそうです。
結局その日はずっと眠たくて、夜は早めに寝てしまいました。

初めての三峯神社でしたが、三峯のパワーをいっぱい頂けて素敵なところでした(´∀`)
ただ細かいところまで全部見ることができなかったので、次回来た時はもう少しそういったところも見て歩きたいです。

お祓いに特化した狼の眷属に、身体に着いた悪いものを祓ってもらえば、開運効果も期待できます。
みなさまも山の神様と狼の眷属に会いに、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

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