2018年、平成最後の神在祭は11/17-24になります。神在祭が始まって2日目に出雲大社に行ってきたので、その賑わいのほどをレポートしていきます。
11/18-20で島根旅行に行っており、順番に書いていこうと思ったのですが、まずは神在祭の出雲大社を先に取り上げた方がタイムリーでいいだろうということで、まずは出雲大社に行った時の様子を書いていきます。
日本の神様が一堂に会すると言われている神在祭。櫻井識子さん曰く、本当は全ての神様ではないみたいですが、それでもかなり多くの神様が集まっているとのこと。
ここに出向いて挨拶をすれば、そこにいる神様に顔を売っておける!そしたら次に、その神様の神社に行った時に、少しは目をかけてくれるかもしれない!
という下心を丸出しにして、神在祭中の出雲大社に行ってきました。
一畑電車に乗って、お昼過ぎに出雲大社前駅に到着~。
一畑電車には面白い電車がいっぱいでした。鬼太郎やコナンの電車も見かけました。
さすが有名観光地なだけあって、出ているお店も老舗っぽいお店からお洒落なものまで、色んな種類のお店があります。あちこち冷やかして歩いていたら、それだけで結構時間を使いそうです。
まずはお昼の時間だし、出雲といったら「出雲そば」を食べてみたい!ということで、出雲大社からは一本細い道に入ったところにある「荒木屋」さんに行ってみました。このお店は江戸時代後期より200年以上続く、出雲そばで最も古い老舗中の老舗なんだそうです。
着いたらなんと……十数組待ち(;´Д`)
目の前には駐車場もあって、そこそこの台数が駐車できそうでしたが、そこも結構埋まっているような感じでした。
道の先には、こちらも食べログで高評価のお蕎麦屋の「かねや」さんが見えました。でもこの時はそちらは並んでいる気配がなくて、すんなりお客さんが入っていくのが見えました。
そっちも人気あるお店だし、そっちでもいいかなぁ。と、一瞬待つのをためらいましたが、でもやっぱりおいしいお蕎麦が食べたい!ということで、待ちました。行列=美味しいに違いない、みたいな。
1Fと2Fがあるせいか、思ったより待たずに済んで、30分くらいで案内されました。
出雲そばといったら「割子蕎麦」が名物らしいので、「割子三代そば」を頼みました。
それでは、いただきまーーす!ヽ(´ー`)ノ
つゆを直接そばにかけて食べるのですが、アゴダシ……なのかな。少し甘めのつゆが、細目で歯ごたえのあるそばに絶妙にマッチします。
これはこれで美味しい!卵とかとろろにまざっても、いい味になります。
結構好きな味でした。これはまた食べたいなぁ……遠いけど。
お腹がいっぱいになったところで、出雲大社に向かいます。
初めて来ました!+(0゚・∀・) + ワクテカ +
鳥居をくぐると、すぐに坂道になっています。
右の提灯の付近に祓の社(はらえのやしろ)があるのですが、ここでまず心身を清めるのだそうです。
私は混んでいたので素通りしました(;・∀・)
坂を下り終えると、松の参道になります。
参道の左右には、芝生の広場みたいな場所があって、公園みたいです。
広場のところには、うさぎの石像がいっぱいありました。
なんでうさぎが?と一瞬思いましたが、ここのご祭神は大国主大神。ということは、因幡の素兎(しろうさぎ)にちなんでですね。境内の中に他にもたくさん兎さんがいるので、探してみるのも楽しいかも。全部で46羽いるそうです。
松の参道が終わる頃、左右に大国主の大神の像があります。
手水舎で手を清めて、鳥居をくぐると、目の前に拝殿があります。
上の写真でもちらりと見えますが、拝殿の右にテントがあって、そこに「龍蛇神」が祀られています。
テントの横では神職の方が、お神酒とお米を振舞ってくれます。
お神酒は素焼きの杯で頂くのですが、その杯は記念に頂くことができます。
お米は、神職さんが葉っぱで掬ったものを掌に頂いて、食べます。こちらは神様のお供えしたものだそうです。生のお米なので、ぼそぼそしてますw
拝殿が独立しているんですね、出雲大社は。
神様方は本殿に集まっているので、本殿に向かってお参りした方がいいですが、桜井識子さんが神様の声がよく聞こえる場所として、本殿の真ん中に時計を置いたとして、8時から12時の間の方向をおススメしていました。(拝殿裏側から左手側)
左手側は西になるのですが、西にも参拝できる場所があります。ただ、小さいですので、行列ができています。
識子さん曰く、西側の参拝できる場所より少し後ろがいいと言っていたので、もう少し後ろに下がって出雲大社の神様にご挨拶&お願い事と、会議で来ている大勢の神様たちにご挨拶させてもらいました。
この木の横あたりとかいいかも?
本殿の真後ろは、お賽銭箱もなくて兎さんが数羽いるだけなので、周囲を気にせずゆっくり神様にお願い事をしたい場合は、こちらでもいいかもしれません。なんといっても、兎さんも後ろからお参りしているんですよ。
蒲の穂をくわえている兎さんもいてかわいいです(*´∀`*)
大体見たのでそろそろ帰ろうかなーと言う時。ふと気づきました。
そういえば、出雲大社の代名詞ともいえる巨大な注連縄を見ていない……と。
拝殿の注連縄は大きめだったけど、そこまで巨大ではないし……?
帰りの時間が近づいていたのですが、元来た道を戻るのではなく、なんとなく西側から出てみたところ……
ありました!
あの巨大な注連縄って神楽殿にかかってるものだったんですね。
こちらは注連縄の下に、網みたいなのが張られていました。お金を放り投げて、注連縄に差すのを防止する目的でしょうか。見ていていい光景ではないですしね。
写真に写っているご祈祷受付所で、神楽殿の御朱印をもらうことができます。私は出雲大社の方の御朱印の行列に並んでもらうだけで力尽きました。こちらは、また次回来た時にでも。
お賽銭を入れてお参りしていたら、ちょうど太鼓が鳴って、巫女さんが何やら舞いはじめました。
もっとよく見たかったのですが……ガラスの反射で中がよく見えませんでした。
あんまり東京では祈祷で巫女さんが舞うのを見たことがないのですが、さすが出雲大社ですね。
気になっていた巨大な注連縄を見ることができて、これで心置きなく出雲大社を後にすることができます。出雲大社の神様と集まっている八百万の神様にお会いすることができたので、大満足でした。
この日の宿は玉造温泉で、お土産を買って出雲市まで行くバスに乗ろうとバス停に並んでいたら、そのバスが遅れているのか、単に私が時間を間違えていたのかで来なくて、その前に玉造温泉行のバスが来ました。
へー……そんなバスがあるんだ。
ちょっと疲れていたし、丁度いいからこれに乗っちゃおう!と乗ったところ、このバスは玉造温泉駅ではなくて各自泊まる宿の近くまでバスで連れて行ってくれていったので、とても助かりました。(玉造温泉駅から玉造温泉まで歩いたら20分くらいかかります)
ラッキーでした(´∀`)
バス+電車で行くより少し高いですが、旅館の前まで連れて行ってくれるので、出雲大社から玉造温泉に行く時は、こちらを利用すると便利だと思います。
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