秩父三社を巡る新年開運祈願の旅【秩父神社篇】と、美味しい秩父土産

秩父三社を巡る新年開運祈願の旅【秩父神社篇】と、美味しい秩父土産

年が明けて一発目の神社遠征は、秩父三社巡りでした。
というのも、三峯神社から新しくお札をいただきたかったのですが、前回は台風の直後で宿泊がキャンセルとなってしまい、今回ようやく行くことができました。

まずは秩父神社に行きましたが、その前に秩父駅の近くにある「祭の湯」に立ち寄りました。できて間もないようで、綺麗です。
ここには岩盤浴もある立ち寄り温泉があるのですが、今日はそちらではなくお土産を買うためです。

お土産売り場

そして秩父といえば「あの花」の聖地ということで……。

めんまのお酒
あの花化した地酒

他にも、ジュースとかでもあったような気がします。

人気No.1商品 ちちぶ餅

このちちぶ餅が目立つところに置いてあって……

触ってみたら、もっっっっちもち!!
この手触りヤバイ!心がとろける~。ずっと触っていたい。
触ってしまったのが運のツキで、どうしても購入したくなって買いました。恐るべし、ちちぶ餅の手触り。

こういうのは買った日に食べないと固くなってしまうので、その日の内に食べましたが美味しかったです。あんこは今風に甘さちょっと控えめで、おもちは本当に柔らかくて、これは近くにあったらたまに買いに行きたくなるなぁ、っていうお品です。
食べていて、熊野大社の入り口で売っていた「熊野もうで餅」もこのくらい柔らかくておいしかったなぁと、思い出しました。

その他に、八幡屋本店の梟サブレも購入。秩父神社のシンボルでもあるフクロウをサブレにしたものです。
友達にお土産として持って行ったのですが、少しザクっとした触感と、バターの風味が素朴で美味しいサブレでした。
原材料名の上の方にバターと書いてあったのはさすがですが、最後に「マーガリン」とあったのが残念。マーガリンは身体に良くないですからね。次買う時は、鳩サブレーみたいにバターオンリーでお願いします。

あと、別の友達に「カエデ山の玉手箱」というお菓子を購入。
たまたまお土産屋さんを歩いていたらふと見つけて、裏側をひっくり返して原材料を確認すると(洋菓子類を買うときはほぼ毎回確認します)、あぁ、これはもう見ただけで美味しそうだとわかる原材料。

カエデ山の玉手箱

モンドセレクションは色んなものにくっついているので、あまり信用していませんが、原材料に栗やブドウが入っていて(しかも秩父産!)、マーガリンなど余計なものが使われずにバターがしっかり入っているとなったら、女子受け間違いない美味しいお菓子に決まってます。
私は食べてないのですが、あげた友達たちが口々に「美味しかった!」と言っていたので、間違いなかったようです。
この三つのお土産はおススメです。秩父に寄ったついでに、買われてみてはいかがでしょうか。

温泉むすめ……?

さて、ようやく誘惑の多い祭の湯から脱出し、一路秩父神社に。

秩父神社

駐車場は、神社の右の道路を道なりに進んだところにあります。

手水舎

案内図(拡大できます)

秩父神社は創建が紀元前86年あたりと、古くからある神社です。
ご祭神は八意思兼命 (やごころおもいかねのみこと、天照大神を天岩戸から引っ張り出す方法を考えた神様)知知夫彦命 (ちちぶひこのみこと。秩父の国を作った人らしい) 天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ) 、秩父宮雍仁親王だそうで、秩父宮様までお祀りされてるんですね。

境内の様子

ドーンドーンと、太鼓の音が聞こえてきました。本殿の中で、ご祈祷がはじまったようです。
本殿の右側に足場が組まれていますが、今修復作業中のようでした。
この本殿には左甚五郎作といわれている彫刻がいくつもあるとのことで、本殿を正面にして右面につなぎの龍、後ろが北辰の梟、左面にお元気三猿、正面左に子育ての虎があります。左甚五郎が彫ったと言われているのが、つなぎの龍と子育ての虎で、龍が足場で見えなくなってしまっていたので、一緒に行った人は残念そうでした。

子育ての虎と、龍に囲まれた扁額や見事な彫刻たち
北辰の梟

梟は小さくて見つけるのがちょっと大変です。
梟はこちらの祭神に深くかかわりがあるのだとか。天岩戸から引っ張り出す方法を考案した神様→知恵の神様→梟なんでしょうかね。
梟は知恵を司ることはもちろん、不苦労(ふくろう)にもつながる縁起の良い生き物だともされています。

お元気三猿

お猿といえば日光の「見ざる聞かざる言わざる」ですが、こちらは「よく見よく聞いてよく話そう」なんだそうで。
自分的には、よく見よく聞いてよく話した方が、毎日楽しそうな気がします。

恵比寿様と大黒様

見事な彫刻を眺めたのち、社務所で御朱印をもらいます。

まゆみくじ

一緒に行った人たちは、さっそく御神籤チャレンジをしていました。

水占みくじ
ここで水に浸します
ご神木

御神籤は明暗分かれていたようです。私は次の神社で引こうと思っていたので、こちらでは見送りました。

秩父神社

秩父神社の鳥居をくぐった先はすぐ道路ですので、こういう構図の写真を撮る時には道路を渡って撮ることになります。
ちなみに渡ったところに、梟サブレをうっている八幡本店があって、こちらでは和菓子も売っています。

そして、八幡本店り対面には小さな物産店があって、その横には

めんま

こんなオブジェが建っていたりします。さすが聖地。
秩父駅から秩父神社は近く、温泉も楽しめ、お土産も美味しい、さらにあの花好きな人にもいいという、色々楽しめる場所です。
都心から日帰りで行けるというのもいいですね。のんびり温泉と神社なんてのいうは、私の好きな組み合わせです。

こうして秩父神社のお参りを済ませ、次は寳登山と三峯に向けて出発です。

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