秩父神社をあとにして、寶登山神社へ。寶登山も私の好きな神社です。
その道すがら「聖神社」の看板を発見しました。私は行ったことはないのですが、この小さな神社は宝くじが当たることで有名のようですね。
金運かぁ………。新屋山神社といい、私は結局、どこの神様にお願いしても金運上がったためしがないからな~。
もはや諦めの境地に達しているので、今回もスルーしましたが、興味がある方は、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
そして寶登山に到着。
宝登山神社は本殿に神様がいらっしゃるので、いつも奥宮とケーブルカーはパスしています。
白い社殿が素敵ですよね、この寶登山神社は。
まずは神様にご挨拶をし、みんなでいそいそとおみくじチャレンジ。
おみくじはまあまあ引いているのですが、神様の言葉っていつも似たようなのが出たりします。
でも、今回はちょっと悩み事があったせいか、今まで見たことのないおみくじ番号で、おみくじに書かれている内容にはさっっっばり心当たりがないという。
あれ……?と思ってひっくり返して神の言葉を読んだら、あー……なるほど、こっちを神様は言いたかったんだろうな~と思う内容でした。
ちなみに「小吉」でした。とほほ。
御朱印をもらおうと思ったのですが、御朱印帳がさっきでいっぱいに。
そういえば、桜の季節には桜が描かれた綺麗な寶登山の御朱印帳があったけど、今もあるのかな?と思ってみたら、季節限定の御朱印帳が売ってました。
おおおおっ!!これはまたカッコいいっっ!
即購入。なかなか素敵な御朱印帳って見つけるのが難しいのですが、寶登山の御朱印帳は目を引くものが多いです。もっと近くに住んでいたら!
一緒に行った人が、お箸(300円)を買おうかちょっと迷っていました。
寶登山神社と書かれたお箸を使うと、ご飯のレベルが上がりそうな気がしますよね。
ちょうど神社の本殿では御祈祷が始まったようで、太鼓の音が聞こえてきました。
私たちは、奥にあるお稲荷様のところへ。
伏見稲荷からいらした几帳面なお稲荷様にも、祝詞を上げてご挨拶。
本殿の奥にあるからか、本殿前と違って人で賑わっている感じではないのですが、素晴らしいお稲荷さんですので、皆様も行かれた折にはぜひお参りください。
生水ということで、そのまま飲む場合は自己責任だそうです。
一口飲みましだか、大丈夫でした。神域のお水ですし、そうそうひどいことにはならないだろう、と信じている私。地元の神社でもお水取りできる場所があるのですが、そこでも普通に飲んでいます。
お水をいただいて帰ろうとした時、少し離れたところに、ぽとりと枝が落ちてきました。拾い上げると、手のひらよりもちょっと大きいくらいの、針葉樹の枝でした。
神様が歓迎してくれたみたいです。
そして、いよいよ本日の最終目的地である、三峯神社に。
本当は秋に行こうと思って三峯の宿坊「興雲閣」に予約を入れていたのですが、数日前の台風で三峯までの道路が塞がれてキャンセルに。
年が変わってから、ようやく行くことができました。
山の上なので、すごく寒いです。でも、今年は雪が少ないみたいで、ノーマルタイヤで来ることができました。もちろん、チェーンの用意はしてあります。
私一人なら周囲の景色を楽しみつつ、歩いて宿まで行っちゃうところですが、駐車場から電話をして宿の人に迎えに来てもらいます。ちなみに、迎えを待っている時間なども考えると、車で行っても歩いて行っても大差ないと思います。そのくらいの距離です。
チェックインの時に、宿泊者の特典である朝の御祈祷を受けるかどうか聞かれます。
もちろん受けたのですが、以前はフロントの横から入って御祈祷の受付ができたのですが、今はそこでは受け付けておらず、外から行かないといけないとのこと。
とりあえず荷物を下ろそうと、いったん部屋に。
館内は外から入ると、ものすごく暖かかったです。まるで冬の北海道の家の中のようでした。
バスとトイレは共用です。
今は閑散期ということで、普段は一泊二食付きで12,250円のところ、8,000円くらいで泊まれるというスペシャルプライス。
ただ値段が安い分、お布団はセルフになっていましたが、その位どうということはありません。
休憩した後、御祈祷の申し込みに行くべく外に。
三峯の大きなお札を返したついでに、他の神社のお守りとか、返し忘れていた酉の市の縁起ものとかまで、まとめて快く引き取ってくれました。よその神社のものだと断られちゃう所も結構あるんだけど、三峯は太っ腹です。
御祈祷ですが、私は普通の御祈祷にするつもりでしたが、一緒に行った人がどうしても「眷属拝借」をしたいらしく、私も結局押し切られて「眷属拝借」をすることに……。
眷属拝借の御祈祷4,000円と、初回は木箱を購入するので2,000円の、しめて6,000円也。
それから三峯の拝殿でご挨拶。
さすが三峯、水が凍って手が洗えなくなるなんて。
大神神社や大山阿夫利の登山口にもこんなのあったなーと、セルフお祓いをします。
ここでもご祈祷が行われていて、人がずらりと並んで座ってました。
三峯の社殿は本当に壮麗ですよね~。
明日御祈祷があるので、神様へのお話はその時するとして、今は軽くご挨拶。神様、オンガさん(狼の眷属をまとめるボス狼)、こんにちは。
そしてまた、みんないそいそとおみくじを引き始める……。
私も引いてみるかな~と、縁起物付きのおみくじを。他のところだと、縁起物が入っているおみくじって200円だけど、三峯はなぜか普通のおみくじと一緒で、100円でした。お得!?
このおみくじはキーワードが真っ先に大きく書かれているのだけれど、その言葉「力」で、後ろに続けて書かれていたことは、忍耐も必要で、辛いこと苦しいこともやがては血肉になる、みたいな内容でした。
まさに、最近ちょっと考えていたことに対するアドバイスのような答え。こちらも、私が今まで普段引いていたおみくじの結果とは、雰囲気がちょっと違う感じでした。
あーなるほど……心に突き刺さるわ~と思っていたら、それを覗きこんだ友達が「大吉じゃん」と声を上げていました。
まだ神様に去年の報告とか悩み事ととか何にも話してないのに、なんでわかったんだろう?
神様だからといえばそれまでもかしれないけど、もしかしたら、家のお札の効力が切れた後も、たまにうちに様子を見に来てくれてたのかなぁ?それとも、行きつけの神社に三峯から勧請した末社があって、たまにご挨拶してたから、そこ伝いに報告があったのかなぁ?
なかなかに、奥が深いですよね、おみくじって。
三峯といえば見事な随身門も見ておかなければと、さくさく雪を踏みしめて向かいます。
誰もいなかったので、夕日を背景に、誰もいない三峯の随身門をじっくりと眺めることができました。
最後に随身門の背後にある遥拝所に。
これは遥拝所の左方向の景色ですが、真正面に奥宮のある場所が見えます。
興雲閣に戻り、冷えた身体を温めるべく温泉に。
循環ですが、ご神域のある温泉ですから、ありがたい温泉です。しかも温度もちょうどよくて、シーズン柄そんなに混んでいなくて極楽極楽~。
温泉も脱衣所も清潔ですので、気持ちよく過ごすことができます。
食事の時間になると、館内アナウンスで知らせてくれます。
6階に行くと、名前が書かれている席が用意されているので、そこで食べます。
日本酒の熱燗を出してもらい、のんびりと夕食タイム。
男の人にはちょうどいいのでしようが、何気にしっかり量はあって、満腹すぎて苦しかったです。
ごちそうさまでした。
あとはお部屋に戻って温泉を楽しみ、のんびり夜を過ごします。
セルフでお布団を敷くときは、食事前に敷いてしまうのが、心地よく過ごせるポイントの一つだと思っています。
お酒を飲みつつ夕飯を楽しんで、戻ってきてからお布団を敷くのって、とても面倒くさく感じてしまうのです。
前もって布団を敷いておくと、あ~お腹いっぱいで動けない~と、そのまま布団にごろんとなれたりして、楽ちんです。
明日はいよいよ、宿泊者だけの特典の早朝参拝です。
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