会津若松城とチャーシューが美味しい会津ラーメン!会津若松をプチ観光

会津若松城とチャーシューが美味しい会津ラーメン!会津若松をプチ観光

復興割を使って福島まで温泉の旅に行ってきました。今回は福島の、磐梯熱海にある「四季彩一力(しきさいちりき)」という老舗旅館に宿泊してまいりました。

今年は暖冬なのをすっかり忘れて、もしかしたら私は寒さに強くなったんじゃないか、と勘違いしていたmariです、こんにちは!
最近は復興割で関東近郊の宿がお安くなっていて、旅行好きの人にはいい機会ですよね。

東京駅から東北新幹線に乗って福島へ出発です。
車の旅も好きだけど、電車の旅もワクワクします。両方違う良さがありますよね。

朝の東京駅 新幹線乗り場改札前

この背後に猿田彦珈琲があって、新幹線の中で飲みたいな~と買っていったのですが、なかなか美味しい珈琲でした。
値段もそんなに高くないし、スタバよりいいですね。

やまびこ205号に乗っていきます~

もっと混んでるかなと思ったら、結構空いていました。

東北新幹線ってほとんど乗らないのですが、東海道新幹線より前後のゆとりがあって、座席が直角な気がします。
郡山までは90分くらいと、近いですね。あっという間に到着です。

郡山に到着

郡山からは、会津若松行きの磐越西線に乗ります。

磐越西線
車両の中

一時間に一本くらいと、本数は多くないのですが、中は結構にぎわいます。二両編成でしたが、もう一両くらい増やしてもいいんじゃないかなー。

いい天気の郡山

宿のある磐梯熱海は郡山から4駅目なのですが、時間もまだ余裕があるので終点の会津若松まで行ってみることに。
郡山を出てしばらくすると、あんなにいい天気だったのに……

吹雪いてる……

あまりの天気の変わりっぷりにびっくり。これは会津若松の天気はどうなっているんだろうと、戦々恐々でしたが……。

会津若松駅

こちらは着いた時はいい天気でした。が、この先晴れたり雪が降って来たりを繰り返していました。この日の会津若松の天気が「晴時々雪」だったのですが、まさにそうでした。北国の天気ってすごいころころ変わるんですね。

会津若松駅とバスの観光案内所

会津若松の観光には、巡回バスの「あかべえ」と「ハイカラさん」が便利です。どちらも30分に一本市内を巡回しており、ルートは同じなのですが、山手線の内回りと外回りみたいに、回る順序が逆になっています。
三回以上このバスを使うなら、フリーパスが便利です。フリーパスは写真の右に見える案内所で売っています。

バス乗り場

ちょうどハイカラさんが来たので、これに乗って「鶴ヶ城入口」まで行きます。
バス停を降りたところの近くには、和菓子屋さんの歴史を感じさせる建物が。

いいですね。歴史ある町って感じで。

鶴ヶ城

会津若松城こと鶴ヶ城です。

見事な天守閣

戊辰戦争の時に大砲などでボッコボコになったので、一度は取り壊されましたが、1965年にコンクリート造で復元されました。

色んなところで木に雪つりがしてあって、あー北国に来たんだなという気分になります。

歴代の城主

伊達氏と上杉氏が電光石火の速さ。蒲生氏の時に、今あるような天守閣が出来たそうです。

入場料を入ってお城の中に入ると、まずは売店があります。

売店
赤べこ
綺麗な蝋燭

会津塗などの伝統工芸も有名ですよね。漆器は美しいですよね。生活に余裕が出てきたら、一つくらいほしいと思いながら現在に至ります。

お城の中は鶴ヶ城の資料館になっていて、歴代の城主の紹介や会津戦争などの資料が展示されています。

動画上映
資料展示

会津戦争といえば白虎隊の話も当然出てきます。
白虎隊の一人一人が紹介されていて、中の一人の紹介分が「○○とお酒が大好きで云々」みたいなことが書かれていました。15歳くらいで元服する時代だから、17歳でお酒飲んでも不思議はないんですね。

最上階の天守閣からの眺めはこんな感じでした。

街が一望

上と下の写真、ほぼ同じ時刻に撮っているのに、この天気の差。天守閣から外に出た方角の差で、こうも変わるのがすごいです。

そのあとはまたハイカラさんに乗って、会津武家屋敷まで。

会津武家屋敷

中に入る前にお腹が空いたので、施設の横にあったラーメン屋さんに。

喜多方麺茶屋

ここのラーメンも美味しいと、Google先生が言っていたので。
ここはセルフサービスで、カウンターで注文して、できたら自分で取りに行きます。

喜多方らーめん 670円
メニュー

お店に来た人はみんな、喜多方らーめんを注文していました。
やっぱり定番なんですね。
麺は太めでもちっとしていて、醤油のオーソドックスな味が合っていました。母はちょっとしょっぱいと言っていましたが、私は特にそう思わず。チャーシューも柔らかくて美味しかったです。
安心して普通においしいラーメンという味でした。値段もお手頃でいいですね。

その後横に合ったお土産屋さんを物色。

広い店内
ワンカップ

ネタ的に面白そうなので買ってみました。
一緒に行った母は、会津塗のお箸を購入。

あれこれ見ていたら、そろそろ宿に向かわなければならない時間になったので、結局肝心な武家屋敷を見に行かなかったという……。
本当なら、七日町あたりをふらふら歩いてお土産などを物色したかったのですが、時間がないのと寒いので断念。
やっぱり東京より寒いですね。温かい格好はしてきたんですけど。

会津若松駅から磐梯熱海までも結構あって、一時間くらいかかります。

会津若松駅へ戻ってきました

観光バスは30分に一本、電車は一時間に一本と、なかなかスムーズに乗り継ぐのが難しいです。東京運航ダイヤに慣れると、7分電車が来ないだけで「遅いっ」と思ったりする、そのせせこましさがいけないですよね。

磐梯熱海駅に到着すると、「四季彩一力」の看板を持った人が立っていたので、宿まで送迎してもらいました。
駅から徒歩5分くらいなので、送迎を頼むまでもなかったのですが(というか歩いて行くつもりだった)、折角なので。

四季彩一力は本当に駅のすぐ近くにあって、大きな宿です。
丁寧にお出迎えされて、チェックインを済ませた後には、綺麗な庭を眺めながら、ウェルカムドリンクをいただきました。

お抹茶と手作り羊羹

お抹茶をいただくのって、何年ぶりだろう。何年ぶりどころか、もしかして十年くらい飲んでない……?
こういうのを体験すると、お抹茶を買ってきてたまには家でも点てたいなぁなんて思うのですが、最低でも茶碗と茶筅、棗(なつめ、抹茶を入れる器)は買わなくてもいいけれど、できたら茶杓くらいは揃えないといけないので、そういうのを考えると結局揃えないまま年月が過ぎていきます。

お茶を一服いただいたあとで、本日泊まる部屋に案内してもらいました。
昔からの旅館らしい、落ち着いたいいお部屋でした。

旅館の紹介は次回に続きます。

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