久しぶりに新潟に二泊三日で行ってきました。
まずは関東から近い新潟に、越後湯沢があります。越後湯沢といえば貝掛温泉!
貝掛温泉も久しぶりでしたので、楽しみでした。
貝掛の温泉は真冬は寒いですが、今の時期だと気持ちいいですからね。
久しぶりの秘湯の会の温泉にいくことができて、うきうきで出かけました。
新潟に行く前に、群馬で神社仏閣巡り。
今回はお菊稲荷と赤城神社に。どちらも久しぶりの参拝です。
久しぶりに来たら、手水舎が新しくなってました。
ますます参拝者が増えているのか、賑やかになってお菊さんもよろこんでいるのかな~?
参拝を終えた私たちの近くを、蝶がひらひらと舞っていました。
歓迎の印だね、と私が喜んでいると、蝶が嫌いな友人がいい顔をしていなかったのに気付いたのか、そのあとすぐにトカゲも見せてくれました。
優しいなー、お菊稲荷のお稲荷様はw
そのあとは赤城神社へ。
途中ふらりと立ち寄った台湾料理屋さん「龍府」でお昼ご飯。
定食880円に+100円するとラーメンがついてくるという。
小ラーメンなのかと思いきや、まあまあ普通サイズのラーメンが出てきてびっくりしました。
味はまあ普通だったけど、この値段でこの量はなかなか都心ではお目にかからないお得さですね。
お腹がはちきれたところで、赤城神社へ。
風は強かったけど、景色はとても綺麗~。
振り返ればドーンと赤い拝殿。
青い空に赤い拝殿がまぶしくて、美しいです。
周囲の景色が抜群のためか、うまく言えないんですが、行くといつも特別な感じがする神社です。
ここの授与所は立派で、お守りなど数も豊富なので、見ていて楽しいです。
にっこり笑ってる招き猫のおみくじを購入しました。福を呼んでくれるといいなー。福よこいこい。
それから貝掛温泉に。
この宿にたどり着くには、車一台が何とか通れる橋を渡ってこなければなりません。大きい車だと(大きくなくても?)、私ならこすってそうだなーといつも思います。
二年ぶりくらいの貝掛温泉。
自然に囲まれた一軒宿の秘湯。相変わらず素敵な雰囲気です。
チェックイン時に係の人に
「以前お泊りになられたことがありますよね?」
と聞かれて、あると答えると、
「以前、おひとり様お肉が苦手とのことで承っておりましたので、今回も対応させていただきます」とのこと。
これにはびっくり。
すごい!今回は特段そういったことは何も書かずに宿取ったのに、過去の宿帳を見てそこまで対応してくれるとは。
ここの従業員の人はいつもきちんとしているなーとは思っていたけど、そういう気配りまでしてくれると、また来たくなっちゃいます。
通されたお部屋は、本棟の二階にある「楓の間」。
二間+広縁という、ゆとりのあるお部屋でした。
すでにお布団が敷かれていました。最近はコロナ対策か、こういった形が多いですよね。
てるてる坊主を見て、そうそう!こういうのあったなー、と思い出してにっこり。いつもお迎えしてくれる、てるてるくん。
建物は明治のものなのに、中はリフォームされていてとても綺麗で快適です。
貝掛温泉といえば「目の温泉」で、最近ちょっと目にトラブルを抱えていた友人が、宿に入る時にこのお湯を持って帰っていいかどうか尋ねたら、それでしたら温いほうの湯口から出てるお湯をお持ち帰りくださいと言ってました。
温泉には浴槽が二つあって、温度が高い方は加温してるので、目にいいのは温いお湯のほうなんでしょうね。
ちなみに友人は持ってきた4Lくらい入るタンクに、しこたま詰め込んで帰ってましたw(私も2Lくらい持って帰りました)
ということでお風呂ですが、食事の前後で男女のお風呂が入れ替わります。
内湯に熱いお湯と温いお湯の浴槽が一つずつあるのは同じで、違うのは露天風呂です。一つは小さくて熱い露天が一つ、もう一つは広~くて温いお湯+小さくて熱いお湯の露天があるお風呂です。
当然、後者のお風呂の方がここのイチオシ!になるわけですが、その大露天風呂がついている温泉は、チェックイン~夕食までは男性が、その後チェックアウトまでは女性が入れるようになっています。
内湯は広い方がぬる湯で、小さい方があつ湯になってます。
ぬる湯は加温加水なしの、正真正銘の源泉かけ流しで、体温と同じくらいの不感温度です。
なので、いーーーつまでも入っていられる、温泉好きにはたまらない温泉です。長風呂を助長するかのように、温泉に木の枕が数個浮いているのがたまりません。ぬる湯は入っていると体に泡がついてくるので、それをぬぐうのも何となく楽しいです。
夏以外だと、お風呂から出るとき「寒っ」となるので、そしたら隣のあつめのお風呂に入ればいいわけです。
こちらは大きな露天風呂で、源泉がドバドバとものすごい勢いでかけ流されています。
緑を眺めながらいつまでも入っていられる温泉にのーんぴりとつかるのは、貝掛温泉ならではの至福の瞬間です。
貝掛温泉が昔から目にいい温泉ということで、お湯が目薬の成分と似ているそうなのですが、お風呂入っている時に目を洗っている人がほとんどいなかったのがちょっと残念でした。みんなあんまり知らないのかな。
お風呂を楽しんだ後は夕食。こちらは、新館のお食事処でいただきます。
左上は鍋の中身ですが、豚のところおさかなに変更してもらってます。
薬膳の玄米がゆは、いつも出てきます~。ゴマをすって入れるのですが、素朴な味でおいしいです。
こういった食べ物に合うのは、もちろん日本酒。
やっぱりド定番だけど、八海山は飲みやすくておいしいです。
鶴齢は本醸造の説明欄に「この味で成人式は盛り上がる」って書いてあるんだけど、この味で盛り上がれるのは、二十歳前から酒を飲みつけた人じゃないと盛り上がれないような気が…しますw
おいしくないとかではなく、ちょっとクセがあるというか。これを入門とするなんて、新潟の人はレベルが高いです。
写真じゃうまく撮れてないけど、出てきたご飯が光り輝いてました。
やっぱりおいしいお米は違うなー。
柿の種をのっけてうさぎちゃんになっているのは、定番です。
ごちそうさまでした。
部屋に戻って、力の限りお風呂に入って、翌日。
朝ごはん前に、ちょっと宿の周囲を散策。
そのまま少し歩いていくと。
川沿いには、きれいな花も咲いてました。
ちなみに、宿の周りには池があって、コイが泳いでいるのですが、流れているのは温泉のお湯なんだそうです。めっちゃ目がいいコイなんだろうな。
戻ってきて朝ごはん。
ここの朝ごはんと言って思い出すのは、いつもでてくる小さなのどぐろです。
こっちの印象が強すぎましたが、栃尾揚げも出てきて、そういえばこれもでてたなーと思い出し。
朝から十分お腹いっぱいになりました。
お食事処を出たところに、朝食後のコーヒーサービスがありました。
最近こういうサービス多いですよね。前は、なかったような気が。
朝からコーヒーが飲めるのは嬉しいですが、ドリップコーヒーだともっと嬉しかったなー。
朝食後は、あの広い温泉が貸し切り状態になることが多いので、もちろん温泉へ。
温泉の手前に、薬師如来様がいるので、ご挨拶。
お風呂は案の定貸し切り状態。
広ーい湯舟を一人きりなんて、最高の贅沢。
お風呂でぼーっとして、リフレッシュしてチェックアウト。
相変わらずいい宿です。
いつのまにかWi-fiも完備になっていたし、来ないうちに色々とアップデートしていて好感が持てます。
また必ず伺います。
コメントを書く