三島に着いたら、さっそく富士三島東急ホテルにチェックイン。
チェックイン時にお金を払います。
あれっ?このホテルってビジネスホテル…なの…?
まあ、スパ&ホテル 舞浜ユーラシアも、チェックイン時に支払いだったし、ビジネスホテル=チェックイン時に支払うという、私の概念が間違っているのかもしれない…。
すっかりチェックアウト時に精算だと思ってた私は不意打ちを食らいましたが、すばやく体勢を立て直して支払いを済ませ、さも知った風を装って荷物を持って部屋に向かいます。
今回はミドルフロアに宿泊。
窓を開けるとそこには富士山が!
低い雲が邪魔をして、結局滞在中、富士山の全景を拝むことはできませんでした。
目の前は三島の駅なので、電車が好きな人はぼーっと眺めるのにいいかもです。ホームを歩いている人を見ているのも、なんとなく楽しかったり。
氷は最上階のお風呂の付近でもらってくることができます。
伏せられたガラスのコップをひっくり返すと、底には富士山が見える仕掛け。
一々そういうところが洒落てます。
洗面がバスルームの中ではなく外にあるのが、さりげなく便利です。
アメニティもしっかり一揃い用意されてました。
籠の中には、バスタオルやフェイスタオル、洗う時に使うボディタオルのようなものまで用意されてて、日帰り温泉などで渡されるものよりよっぽど贅沢。
しかもフェイスタオルは大浴場にも置かれていたので、手ぶらで行っても何とかなります。
上の大浴場を利用したので、結局お風呂は使いませんでした。
部屋を探索して、お茶を飲んで休憩したら、まだ時間があったので、ホテルのすぐ横にあった楽寿園をお散歩。
入場料は300円と高くはないので、ふらりと入ってお散歩するのにちょうどいいです。
どんなところなのか、あまりよくわからないで入ったのですが…。
遊園地?メリーゴーランドがあったり、豆汽車が人を乗せて走っていたりしました。
園の後ろに大きなマンションが建っているところがまた、不思議な感じ。
この横には、ミニ動物園もありました。
柵の近くで見ていたら、向こうから近づいてきました。
お目めがくりくりで、かわいい。
豚や鳥もいました。昔はキリンや象もいたようで、展示棟が残ってました。
動物に癒されつつ、更に歩いていくと、子供がアスレチックで遊んでいたり、更にその奥にはSLが展示されていたり。
なんか…色々ある!w
お客さんが車掌の格好をした人と、何やら車両の中でお話ししてました。
その後は、郷土資料館に立ち寄りました、2階で富士山と沼津の関係とか、千歯扱きや脱穀機や唐箕(とうみ)などを眺めていたら、閉園時間になったので、3階は見られずに撤退。
園内の溶岩を眺めつつ出口から出たら…別の出口だった!
仕方ないので、ホテルまでぐるっと歩いて回って帰りました。
ホテルのある建物の一階と二階には、いくつかの店舗が入っていて、干物を売ってるお店がありました。
明日家に帰るなら、買っていけるのになぁ~と、母が悔しがってました。
この干物屋さんの横には、小さな飲食スペースがあって、ここの干物を食べることができるみたいです。
部屋に戻って、食事に行く前に、お風呂に入るべく最上階に。
お風呂だけではなく、色々な設備がありました。
お風呂は内湯と露天があって、両方ともまあまあ広いです。
サウナがあるはず~と探していたら、露天の横に水風呂とセットでありました。
サウナと水風呂と露天で、一時間ほどかけて自らを整えます。
露天からは三島駅や三島の街を見下ろせて、ちょっといい気分。
夕飯は、二階にあるウナギ屋さんへ。
三島といえばウナギ!みたいなので。
問屋さん直営ということで、珍しいものがたべられるんだそうで。
まず注文したのが、磯自慢と他ではなかなか食べることのできない、ウナギの刺身。
ウナギって刺身で食べられるんだー!見た目フグ刺みたいな。
ウナギに紅葉おろしとネギをくるんで、ポン酢を付けていただきます。
味はフグのようにあっさりはしておらず、ウナギって弾力と脂あるんだよね~という感じで、それをポン酢でさっぱりさせて食べるという。
なるほどね~。話のネタにいいかな~と、頼んだ一品でした。
お次に頼んだのがこちら。
ウナギの部位ごとに串焼きにしてくれるというもの。
これも他のお店ではなかなか食べられないものです。
ウナギってそんなに大きくないのに、部位ごとに分けて串焼きってのが珍しいですよね。
そして母が一番絶賛した串焼きがこちら…
縁側ほど脂っぽくはなく、あっさりしていて程よい脂で、お酒に合います。
最後はうな重…ではなくて、ひつまぶし。
それまでに色々食べていたので、一人前をシェア。ご飯たっぷりで、二人で分けてちょうどよかったです。
肝心のウナギは、成田山の川豊のうなぎみたいにふわっふわというのではなく、ちょっと弾力がある感じでした。
ごちそうさまでした。
翌朝は、ホテルで朝食。
タイミングよく窓側を案内してもらえました。
ビュッフェスタイルで、手袋をして好きなものを選んでいきます。
ここの朝食ではアジの干物が美味しい、という口コミをチェックしてきたので、さっそくアジを釣り上げたよ!
っていうか、このアジ、旅館の朝食に出てくるサイズじゃない!
一人でこの味の干物を食べたらそれだけでお腹いっぱいになってしまうので、半分こにすることに。
アジの干物は適度な大きさで脂ものっていて、本当においしかった。
元漁師の娘の母親が、こんなおいしい立派なアジの干物食べたの久しぶり~と歓喜してました。
食後の腹ごなしに、三島神社まで散歩して参拝。
前回はすっかりスルーしてしまった、鹿園もしっかり見てきました。
時折ゴツ、ゴツっと音が聞こえて、角を突き合わせていました。
結構硬質な音がするんですね。
鹿島神宮や春日大社に鹿がいるのはわかるけど、なんでここに鹿がいるのかな~?と思ったのですが、この鹿さんたちは春日大社からやってきた鹿なんだそうです。
お参りしたしおみくじ引いてみよう~と意気込んで引いたら、まさかの末吉!しかもお金がなくて何にもできないとか、あんまりなことが書かれてました。
神様!これはお返しします~悪い運気を引き取ってください!
と、お願いして結び付け、二度目のチャンスで引いてみても、末吉でした…。
これは…しばらくは本当に末吉ってことなのか…。しかも内容もよくないやつや…。神様は本当に引き取ってくれたのだろうか…。
こんな時もあるよねーと、自分を慰めつつホテルに戻り、チェックアウト。
ここからはバスで箱根まで移動です。
ホテルのすぐ目の前に駅があるって、本当に便利ですね。同じ、〇時〇分のバスに乗らなきゃ!と思っていても、駅の目の前の宿からだと、精神的なゆとりができます。
東海バスの窓口で箱根2dayパスを買って、5番乗り場から出る元箱根港行に乗るのですが、その前に。
背後にあったお弁当屋さんで、こちらも三島の名物らしい「港あじ鮨」を購入。
隣のまだい寿司もおいしそう~。
まだ午前中で品切れになってませんでしたが、昨日チェックインしようとした時刻にはあじ鮨は売り切れてました。
お昼ご飯はこれ食べよう~楽しみ。
というわけで、バスが到着して一番に乗り込みます。
一時間に一本くらいしか出ないこのバス。
そんなに混まないだろうと、タカをくくっていたのですが、なんとなんと、ぎりぎりの満席!日曜ということもあるでしょうが、驚きました。
ここから一時間ほど揺られて、箱根を目指します。
バスに乗ってからのことは、次の記事で!
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