今回泊まったのは、じゃらんで「お風呂の良かった宿関東1位」に輝いたこともある、新潟のロイヤル胎内パークホテルです。
今回は北陸応援割とクーポンを使って、一人一泊18,000円弱のところ、一人8,000円弱で泊まることができました。(実際はさらに貯めてたポイントを使ったので、もっと安く泊まりました)
こんにちは!家の周りからジャスミンの香りが漂ってきて、あ~早くも晩春になってきたんだなと感じるmariです。
さて、折角北陸応援割という超お得なクーポンがあるならば、是が非でも使ってみたくなるというもの。
慌ててクーポンをゲットして宿を予約して、一泊二日の新潟旅行に出かけてきました。
まずは関越道~。
登山で沼田ICまではよく行くので、そこから先になると、旅行に来たんだ~!と自動的にテンションが上がる私。
まずは上里SAで朝食を食べた後、谷川岳PAに立ち寄って、おいしい水を汲みます。
雪解け水が六年かけて出てきた水、ということで汲み放題!
早速飲んでみましたが、まろやかな感じで美味しかったです。
ちなみにここのPAモツ煮が有名なんですよね。ホントはここで朝ごはん食べたかったんだけど、朝からモツ煮なんて食べたくないと反対されたので、泣く泣く諦めました。
仕方なくコーヒーを買って、PAを後に。
それはそうと、ここは谷川岳PA。
谷川岳かー。「谷川岳」という言葉を聞くだけで、嬉しくなる私。
空の谷川ブルーが美しい、標高は高くないものの、眺望がすばらしい山。
もう一度登りたいな~。今年は登れるかな。登山を始めた年に初めて登って足がガクガクになったんだけど、今ならどうなんだろう。
トンネルを抜けてもそこは雪国にはなってませんでしたが、残雪があったり、東京ではすでに散っている桜が満開だったりと、新潟県にはまだ春の初めが残ってました。
まずは高龍神社へ。
神社の中に上がってお参りできるのが、珍しい神社です。(翌日行く、旦飯野神社もそうですが)
ここの神社のおみくじは、オリジナルなのか両側に龍のデザインが入っていて珍しいので、引いてみました。最近末吉とか小吉ばかりだったけど、吉だったので、少しは運気が上がってきたのかも?
そのあとは長岡の「江口だんご 摂田屋店」へ。ここのお団子が美味しいらしいです。お店の前の桜が満開でした。
あとで食べるように五色団子を購入。こういうところに来ると、イチゴ大福とか他にもいろいろ買いたくなりますが、今日中にそんなに食べられないしな~。
お店の中には雰囲気の良い喫茶スペースもあって、時間があったらここでのんびり甘いものとお茶を楽しむのもいいですね。
時間があまりない我々は、次の目的地青島食堂へ。
長岡ラーメンといえば、名前が挙がってくるお店。生姜醤油ラーメンの老舗なんだそうです。
12時半くらいに到着で、前に5人くらい並んでいましたが、そこまで待つことなく中に入れました。宮内店はカウンターのみで、そんなに広くないです。
はす向かいにある、曲新町店の方が広いみたい。
私オーソドックスに青島ラーメンを注文。事前に食券を買って、カウンターで提示すると、ほどなくして運ばれてきました。
そぎ落とされたチャーシューと、メンマ、なると、ほうれん草、海苔がトッピング。生姜醤油ラーメンというから、めっちゃ生姜の味がするのかと思いきや、あとからほんのり生姜の風味がするなといった感じ。脂身しかないチャーシューが混ざっているのはご愛敬。
昔からあるラーメンといった風情で、味もザ・醤油ラーメンです。
隣にいた年配の女性は、大盛りを頼んでいました。あっさりしているので、大盛りでも食べられちゃうんでしょうね。わかります。
久しぶりに醤油ラーメンいただきました。なんというか、素晴らしく美味しいっ!というよりは、コンスタントに通っていても飽きなさそうな感じの味でした。
ごちそうさまでした~。
宿は胎内と、まだまだ先は長いのですが、まだ一つ行くところがあります。
お次は、雪国植物園へ。
googlemapで「何か近くでいいところないかな~」と探していたら見つけた、この植物園。
濡れると透明になる花で有名な「サンカヨウ」が咲いているとのことなので、是非この目で見てみたい!
入園料も大人500円とリーズナブル。
入園料を払い、サンカヨウがどこで咲いているかを教えてもらい、レッツゴー!
まずは入口付近から、シラネアオイがお出迎え。
名前は聞いたことがあるけど、見たことがなかった花の一つ。
意外と大きいんですね。これは少しでも咲いていたら目立つ花。
「山野草の女王」と言われるのも納得な存在感です。
今回はあちこちで女王陛下が、その美を競っていらっしゃいました。
園内は細い道がたくさんあって、その中で「雪割草」はこちら、の看板がでていたので、誘われるようにその方向へ。
雪割草って見たことないな~どんなのだろう?と思っていたら、シラネアオイ様とは全然違って、小さなかわいい花でした。
いろんな色があるみたいで、可憐な花です。
早春の花なので、そろそろ終わりみたいでしたが、それでもまだその可愛い姿を見せてくれていました。
ニリンソウは山でもよく目にしますね。
あとこのイワカガミも。
そしてようやく、係の人の教えてもらったサンカヨウのもとに。
もっと可憐な感じの花なのかと思っていたら、そーでもない!?
葉っぱはフキの葉みたいな感じで大きいし、全長70cmくらいある。
山の中にあったら、まあまあわかりやすそう。
この日は雨も降ってないし、花弁が透けるには雨だけが降ればいいってものでもないらしいので、透明な花は期待してなかったですが、この白いサンカヨウが見られただけで満足です。
というわけで、お目当ての花を見られて満足して、ようやく本日の宿へ。
でもここはまだ長岡市。そして宿は胎内市…遠い!広いよ新潟!
車を飛ばしてホテルの近くまで来たところに、千本桜ウォークを発見!
約2km続くこの桜並木。折しもちょうど桜は満開!これはいい時に訪れました。
下にスイセン上はソメイヨシノと、美しいツートンカラー。
私たちが車を停めて桜に見惚れていると、あとから数台それに続いて車を降りてきて撮影する人がいるくらいで、東京の激混み桜スポットと違って、ここならゆっくりと桜を楽しむことができます。
思いがけずちょっとしたお花見を楽しんだのち、ようやくホテルに到着。
お城みたいな外観がインパクトあります。
チェックインの時にウェルカムドリンク。ビールなども選べて、私はスパークリングワインをチョイス。
で、後ろを振り返ったらこんな看板が…。
チェックインから17:30まで(ラストオーダーは17時)、上でお酒飲み放題だった!?
ちなみに今の時刻は17時数分前…。
もっとと早く来てれば、もっとお酒が楽しめたようです。
他にも一階にはお土産などを売ってる売店や、おいしそうなパンを販売してるパン屋さんもありました。
今回泊まるお部屋は和室です。
この冷蔵庫の中の飲み物は、なんと自由に飲んでいいそうです。やったね!
シャンプー類はPOLAでした。
この日は、食事の時間が前半は団体客がいるとのことで、19:30~でした。
まだ時間があるので、まずは買って来た五色団子でも食べましょう。
そういえばこの宿、ウェルカムドリンクはあったのに、ウェルカムお菓子は置いてなかったです。ある意味、お団子を食べるからちょうどよかったかも。
左からあんこ、ずんだ、ごま、みたらし、いそべかなー。
みんなで分けっこして一口ずつ食べました。甘さ控えめです。
そういえば、こういうお団子ってお洒落なものをあまり食べたことがなかったなぁ…。あんことか、庶民的なもう少し甘めのものになれていたせいか、少し物足りなく感じたけど、これはこれでいいんでしょうね。
お団子自体はもちもちしていて、上品な美味しさでした。
それからお風呂。お風呂は2階で、男女入れ替えなしのお風呂です。
内湯は広くて、露天もまあ広かったです。それとは別に、宙の箱舟という階段を少し登って入る露天風呂があります。こちらは二人入ればいっぱいなくらいの広さ。下にある露天風呂から比べれば、幾分眺めはいいですが、まあ別に、下の露天風呂でもいいかなーという感じです。
サウナと水風呂もついているので、サウナ―の人も楽しむことができます。
シャンプーバーもあるので、好きなシャンプーリンスを選べるのもいいですね。
肝心の温泉ですが。
確かに評判のとおり、お湯がめっちゃぬるぬるつるつるとしています。
温泉成分で床も滑るので注意です。
今まで入ってきた温泉の中でも、このぬるぬる加減はかなりの上位に入ります。
普通のお湯と違うと、温泉に入ってる感が増していいですよね。
泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、循環なのはちょっと残念な所。
つるつるしている温泉だから高アルカリなのかと思いきや、弱アルカリ(pH8.4)というのが、ちょっと意外でした。
それでもこんな、ぬめつるな温泉あるんですね。
温度自体も適温に管理されていて、ある程度長く入ることもできるので、この温泉を満喫することができます。
やっと来た夕食タイム!
食事は一階のレストランでいただきます。
和洋食と洋食が選べるのですが、今回は洋食にしました。
今回は少し奮発して、村上牛や胎内ワインがいただけるコースです。
中にサーモン的なものが入っていて、ソースと絡めて一口ずつ味わって…って、顔を上げたらもう他の二人は食べ終わってる!?
どうやら洋食コースの、会話を楽しみながらワインを飲みながら、のんびり食べる…というのを久しぶり過ぎて忘れていた模様。
ワインはライトボディかなー。軽めの口当たりです。
あまり生産されないレアワインなんですが…あんまりワインに詳しくない私には、フツーのワインでした…。もともと赤ワインは、もう少し重めのものが好きだからかもしれません。
でも料理の内容的には、軽めの赤でいいのかも。
まずは、一個じゃなくて半分の姿になって出てきたことを、みんな驚いてました。中はジャガイモやホワイトソースなどが入っていて、これでまずいはずがないですね。美味しかったからこそ、もうちょっと食べたいなーみたいな。
コーンスープ好きなので、一気に飲み干したくなるところを、上品にスプーンですくって口に運びます。
この間に、パンも出てきました。米粉と全粒粉のパンみたいです。米粉はこの辺りが発祥なんだそうで。実際米粉パンは、もちっとしていて美味しかったです。
お次は鯛ですね。こういうの美味し~。鯛は和食でも洋食でも美味しくなります。余ったソースをパンにつけて食べるのが幸せ。
ここでメインの村上牛が登場。厚さは1.5cmくらいかな。和風、洋風ソースと塩、どれかをつけて食べるスタイル。
肉好きな友人曰く、ソース付けなくてこのままでも美味しいって言ってました。
確かにお肉は美味しかったです。
料理に厳しい友人は、和風ソースがイマイチあってないと、私がちらっと思ったことを口にしていました。
こういうのは、お塩つけて食べるだけでも美味しいですね。
最後はデザート。もうお腹がいっぱいになったので、シュークリームは友人に食べてもらいました。
苺のムースは、口の中でふんわりとムースが溶けて、なかなか美味しかったです。アラザン(ムースに乗ってる銀色の玉)とか久しぶりに見た気がする~。
沢山食べる人には少し物足りないかもしれないですが、私たちはいい感じにお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。
で、翌朝の朝食。
ビュッフェ形式だったんですけど、私たちが行った時にはオムレツ焼いてるシェフともう一人で後片付けとかビュッフェの補充とか色々対応しているみたいで、色々と追い付いてないみたいな感じでした。
食べ物を取りに行ったんだけど、品物が売り切れてる…ってものもあったりで、品数もそこまで多くない+そもそも品が出てないで、選択の幅があんまりなかったです。
バイキングがはじまってすぐに来れば、また違った状況だったのかもしれないですね。
みんな食べたいものがない~って言ってました。
朝のバイキング回してるのが表は二人しかいないとか、さすがに人少なすぎでしょ。そこがちょっと残念だったかな。
チェックアウト後は、旦飯野神社に。
駐車場では枝垂桜があでやかにお出迎え。
ところで、旦飯野神社の駐車場が増設されててびっくり!
数年前に比べて、神社に来る人が増えてるんだなぁと、実感しますね。
最近そんな神社が増えてて嬉しいです。
ここの神社の無料攻撃には、いつきても頭が下がります。
というか、近くにいたらもっと来たい。
ここは福の神様がいらっしゃるということですから、是非その福をわけてほしい!といつもお札を買っています。
参道にシイタケの原木があると思ったら、自由に採ってよかったみたいですが、一本もありませんでしたw
シイタケくれる神社とか、ここ以外絶対ないに違いない。
今の私には、必要ないってことなんでしょう。
途中でのお昼ご飯は、廻鮮丸寿司へ。
本当は新潟と言えば佐渡弁慶に行きたかったんだけど、あんまり並ぶ時間もなかったので、そこそこ評判の良いこちらにしました。
これにお味噌汁、サラダと茶碗蒸しがついて1,815円となかなかリーズナブルです。
生サバって珍しいですね~。あんまり食べたことないけど、脂があって美味しい。大トロは言うまでもなく最高です。
ただ、見た瞬間「あ、ウニ美味しくなさそう!」って思ったわけですが、案の定美味しくなかったです。
ある程度高いお店じゃないと、やっぱりウニって外した方がいいなーと、改めて学習しました。ウニ以外はよかったです。
お腹も膨れたところで、本日の最終目的地、彌彦神社に。
ここも新潟に来たら欠かさず立ち寄る神社です。
参道も広々としていて、気持ちいい~。
時間があったら、下から上まで登りたいけどなー。でも今確か、木が倒れたとかで、登山道行けないんだっけ…。
既にもう3時前と、ここから東京に帰るにはまだ先が長いので、あまりのんびりもできずに神社を後に。時間があったら、パンダ焼き買いたかった~!
後ろ髪を引かれつつも、東京への帰路につきました。
というわけで、ロイヤル胎内パークホテルですが…。
ウェルカムドリンクとか、冷蔵庫の飲み物無料、ぬるつるの温泉、ホテルの人がニコニコ対応してくれたなどがよかった点です。
食事がもう少し頑張ってくれるといいかなぁ…と。
もう少し華やかな感じがあるといいかも。
そうしたら、今より映えるホテルになるんじゃないかなぁと思います。
コメントを書く