GWに長野に行って、旅館+温泉&観光を楽しんできました。
長野は上高地や霧ヶ峰など風光明媚で、温泉もたくさんある素敵な場所ですよね。
今回訪れたのは昼神温泉(癒楽(ゆら)の宿 清風苑)と、渋温泉(渋温泉 古久屋)になります!
癒楽(ゆら)の宿 清風苑
GW後半の三連休の初日……ということで、出発して当然巻き込まれました大渋滞。
東名も東北自動車道も関越も中央道もどこもかしこも下りは渋滞してないところがないという。渋滞といっても、多少は動けばいいのですが、まーったく動かない渋滞で、本当に参りました(ノ∀`)
昼神温泉って長野とはいえ、岐阜の近くの方なんですよ。なので、10時に出て、たどり着いたのが17時近くというw
旅館清風苑は阿智川の畔に建っていて、周囲にも、いくつもの旅館がありました。
新しくはありませんが、じゃ○んなどだと、なかなか評判の良い宿のようです。
……まぁ、今回はGW価格で、普通の値段より高めの設定になっていたので、その値段に見合うだけの何かがあるのかといえば、それは期待はしていません。
宿に着くと、真っ先に目についたのは入り口の「本日は日帰り入浴はできません」の看板。いつもは日帰り入浴もできるんですね。さすがに今日は満室とのことだし、宿泊客だけの利用なのでしょう。
チェックインを済ませると、元気な仲居さんに部屋まで案内してもらいました。
お部屋は本館の和室10畳+4畳に広縁。バス+洗面所と、トイレは別に。築年は経ってそうですが、手入れは行き届いていて綺麗です。
到着して少し休憩したら、早速2Fの大浴場に。どんな温泉か、楽しみです。
稀に見る 昼神温泉の美肌の湯
大浴場に入ると、ほんのりと硫黄のにおいがするような。お湯は透明です。
昼神温泉はアルカリ性単純硫黄泉で、ph9.7とかなりの高い値です。そのため「美人の湯」と言われているそうです。
普通、「美肌の湯」は「冷の湯」とも言われて、入浴後はさっぱり感があるのですが、ここの昼紙温泉は保湿には欠かせないナトリウムイオン、塩素イオンが豊富に含まれていて、湯上り後もしっとりなのだとか。入浴後の保湿ケアまで完ぺきとは、これこそ正真正銘の美人の湯ってことですかね!?
さてお風呂ですが、内湯と露天があって、内湯に掛け流しがあったので、そちらに。掛け流しと言っても、純粋な掛け流しではなく、循環も併用しています。
ちょろちょろと出ている掛け流し口に「飲料可」の文字が。
これはつまり、飲んでみろってことですね。
早速なめてみましたが、さほど味という味もない感じでした。(;´・ω・)←単に鈍いだけじゃ
掛け流しのお湯に触れると特によくわかるのですが、触れた手がつるりとします。いかにもお肌に良さそうなお湯です。
その他、旅館にしては珍しく、座湯もあったのですが……。
上からお湯が出てくるあたりに、何か黒く藻みたいなのがフサフサして、お湯になびいていました。「?」と思って、そのうちの一つをつついてみたら、ちぎれてお湯と一緒に下に流れていきました。他の場所は綺麗なのに、何でここだけこんなに掃除してないの……。もったいない。
気を取り直して、再び内湯に入りなおし。熱すぎず温すぎず。極楽極楽~(*´▽`*)
お風呂から上がった後、マッサージチェアの横に、フランスベッドのマッサージベッド「スリーミー」を発見。
これは……この間行った「かんなの湯」で、一緒に行った人が無料体験してみた後に、セールスされてたアレだ……w
その時は、私は一緒にいなくて岩盤浴に興じていたので、話しにしか聞いていなかったのですが、せっかくだしちょっと200円投入して試してみました。
なんというか……寝っ転がるので、マッサージチェアより無防備になった感がありますよね。
まあまあかなー。一番私が凝っている肩のあたりのマッサージが弱い気がするけど、腰とか伸ばしてくれるのでそっち方面のストレッチにはいいのかもしれません。あと、ふくらはぎあたりのマッサージは気持ちいいかも。
地元の食材をふんだんに取り入れた和会席を楽しむ
お風呂の後は夕食です。(*´▽`*)
お酒は、地酒3種の飲み比べセットを頼みました。長野は水がいいからでしょうか、どれも飲みやすくておいしかったです。
ところどころに山菜が取り入れられたお料理がでてきて、美味しかったです。
どんどん次のご飯を運ばれてくるので、私的にはもう少しゆっくり食べたかった気もしますが、食べるのが早い男の人にはちょうどいいペースなのかもしれません。(ただ私がのんびりしているだけかもしれなくて、それでもゆうに一時間はかかっております)
食事を持ってきてくれる仲居さんが、「○○さまは……」と、積極的に名前(姓)で呼びかけてくれて、今まで泊まったところって、あまりそういうことがなかったので、ちょっと新鮮だし嬉しかったです。
ご飯の後も、しばらく休んでからまたお風呂に。
湯上り後、ほっぺを触ると、いつもよりつるつるぷにぷ感があります。
夜は、ここの従業員の方も、大浴場のお風呂を楽しんでいました。仕事帰りにこの温泉が楽しめるなんて、うらやましいです。私も会社の帰りに、毎日温泉に入りたい~。
気持ちの良い仲居さんと、癒しの朝湯
翌朝。起きてから一風呂入り、それから朝食。
朝はバイキングで、浴衣の上に羽織を着て朝食会場に行ったら、昨日の仲居さんが飛び切りの笑顔で迎えてくれて、羽織の袖がバイキングをとるとき邪魔にならないように、髪留めのシュシュみたいなもので袖口を縛ってくれました。至れり尽くせりでございます。
バイキングは和食洋食とあって、結構品数も豊富で、お蕎麦もありました。こちらも美味しかったです。
一緒に行った人がご飯を取りに行っている間、私は一人でぼけーっとご飯を食べていたのですが、そんな時、仲居さんが「○○様は、昨日はよくお休みになられましたか?」などなど、話しかけてきてくれました。今日は昨日の夕食の会場みたいに各小部屋にお客さんの名前が張られているわけでもないのに、さすがプロですね。
チェックアウトの1時間くらい前に、再度温泉に。
朝は人が結構いたけど、さすがにこの時間は私以外誰もいませんでしたw
貸し切り~!と、掛け流し口から出てくる温泉に手を浸して昼神温泉を堪能し、宿を後にしました。
ここの温泉は、本当にお肌つるつる~になって、気に入りました。
こんな温泉が近くにあったらいいのに!
温泉が好きな女の人は喜ぶ泉質ですよ、これは。喜ばせたい殿方は、ぜひw
あとこの清風苑は砂風呂も売りのようです。私は利用しませんでしたが、お時間のある方は砂風呂と温泉とでダブルで身体を温めるといいかもしれませんね。
そして、仲居さんも気さくで、地方の旅館らしさがでていて、とっても良かったです。
かくして昼神温泉を後に、一路次の宿に予定している、渋温泉に向かうのでした。
地図を見ればわかるのですが、長野の左下(岐阜近く)から右上(群馬近く)まで移動という、これまためっさ長い道のりになるのでした……w
次回は、途中立ち寄ったパワースポットとして大人気の「戸隠神社」と、渋温泉に行ってきたことを書いていきます。
続きはこちら:GW長野温泉紀行2【2千年の歴史・戸隠神社】
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