今回はちょっと足をのばして、行ってまいりました。雰囲気もお湯も良くて、とっても素敵な日帰り温泉施設でした(*´ω`*)
東京から関越自動車道に乗って、嵐山小川の近くにある「おがわ温泉 花和楽(かわら)の湯」にやってきました!
この宿、口コミの評判も良くて、訪れる前からワクワクが止まりません。
昼前に着きましたが、既にお店入り口にある駐車場は満杯にちかい状態。と、いうか、最後の空き1つに滑り込みました。駐車場は190台と書いてあるので、ここ以外にも駐車場があるんでしょうね。
入り口からして、和風で落ち着いた感じの建物が、すでにいい雰囲気を醸し出しまくっています。
中に入って靴を脱いで、目の前の下駄箱に入れてから、エントランスで手続きを。
受付でカギを預けて、手続きを済ませると、バーコードとロッカーキーつきのリストバンドを渡されます。
そのまま道なりに進むと、浴衣が置いてある場所がありますので、そこで自分の好きな浴衣を選び、タオルセットや岩盤浴も頼んでいたら岩盤浴セットも受け取ります。
館内着が浴衣なんて初めてです(゚д゚)!
旅館みたいですね。さすがここのコンセプトが「泊まれない旅館」だけあります。
柄がたくさんあってちょっと悩みましたが、マイブームの渋めの柄を選びました。
お腹が空いていたので、お食事処へ。
お昼過ぎだったので、待ってる人が4組ほどいました。食事処の手前が休憩スペースになっていて、食事待ちの人がそこで待っている模様。
待っている間に、施設をぐるりと見て回ることに。
お食事処の入り口横から中庭に出ると、畳3畳分のスペースがあります。
今日などは外に出ても丁度良い、気持ちいい陽気でしたので、ここでごろんとするのも楽しそうです。
右に折れてその先を行くと、通路の左手に仮眠室とマッサージ機の置かれている部屋があります。
仮眠室はそれほど広くはないですが、入ると男女すぐ分かれており、部屋の中には漫画も置かれているので寝っ転がりながら読むこともできます。
足湯が一番奥にあり、ぐるっと回って食堂の一番奥のに繋がるのですが、その途中にカフェリアがあって、コーヒーをただで飲むことかできます!
ご覧のとおり、どこも綺麗で、落ち着いていて、とってもいい雰囲気です。
リクライニングソファこそないですが、一日のんびりくつろぐには十分ではないでしょうか。
探索を終えて戻ってしばらくすると、テーブルに案内されました。奥には個室もあります。
一緒に行った人たちは、名物の「バーベキュー瓦焼き膳」(1,880円)を、私は「初夏のにぎわい天重」(1,580円)を頼みました。
瓦焼き膳は、ちょっとしたステーキみたいな厚さの肉が切り分けられて出てくるので、熱された瓦の上でそれを焼きながら食べるもので、お肉は柔らかかったと言ってました。
天丼は微妙……。瓦焼き膳や隣の人が食べていたトンカツはメニュー通りのボリュームだったのにw
うーん、まあ、こんなものなんでしょうかね。∩(・∀・)∩
その後お風呂に。
女湯ののれんをくぐると、直進すると女性専用の岩盤浴、左がロッカールームになります。
ロッカールームがあまり広くありません。
たまたまかもしれないけど、私はお風呂場に一番近いところのロッカーだったのですが、背後にもロッカーが並んでいてそれを利用する人とで、お互い譲り合わなければいけないような感じでした。
ドライヤーのある鏡台は12ほどで、アメニティはクレンジング、化粧水、乳液、ヘアケアスプレーなど。もちろんブラシもあります。
浴室に入ると、屋内は洗い場が20弱、内湯、ロウリュが行われるサウナ、水風呂などがあり、露天エリアは、循環の温泉と、炭酸泉、掛け流しがありました。
ここの寝湯は独立してあるのではなく、一部浅くなっている場所があるので、みなさんそこで思い思いに横になって寝湯を楽しんでおりました。
一番奥にある掛け流しは、4人も入れば満員になってしまう広さなのですが、他のお風呂は透明で塩素のにおいがちょっとするのに対して、ここのお湯はほのかに白く濁っていて、湯の花が水の中に漂っています。知らない人は、ゴミが浮いているように見えるかもしれませんが……。もちろん、塩素のにおいもありません。
こちらでは全量総入替方式を採用しているとのことで、普通の掛け流しのようにお湯を上から足していくのではなく、全部お湯を捨てて入れ替えるのだそうです。
新鮮な温泉を味わえるわけですね。入ってみたのですが、隣の循環のお湯よりもお肌がツルツルとします。さすがph10の強アルカリ単純泉です。
温度はこういった施設にしては、少し高め。熱いのが苦手な方は、循環ろ過の方はそこまで温度が高くなかったので、そちらがいいかもしれません。
炭酸泉にも入ってみました。
炭酸泉といっても、施設によって泡の付き方がまちまちなのですが、ここは結構いい感じに自分がソーダになることができます。個人的には、「ひたちなか温泉 喜楽里別邸」の次位の炭酸度合いでした。
ロウリュにも参加してみました。サウナがそれほど広くないので、ロウリュの定員は18名ほど。ですので、すぐに満員になってしまいます。
アロマは回によって変わりますが、私が参加した回はレモン、次はローズマリーでした。
ここでは、ロウリュが始まる前に、係の人が氷を配ってくれます。これは他の所ではない、ナイスなサービスですね。氷を口に含みながら、襲い来る熱波に耐えるわけですw
アロマもしっかり使われていて、部屋中にレモンのいい香りが充満して気分爽快になりました(*´Д`)
そしてロウリュが終わった後、露天で火照った身体を冷ましていたら、ロウリュを担当した人が、クーラーボックスを持ってお風呂場で飲み物を販売していました。これもまた、他にはないサービスですよね。
温まってから岩盤浴に。
女性専用の岩盤浴のほか、男湯と女湯の間に共用の岩盤浴がありますので、そちらに行ってみました。
大体上の岩盤が各3床くらいあったような気がします。
室内の温度は50度強と、熱め。岩盤の温度も高めですね。
玉石の岩盤の上でゴロゴロしてましたが、その前に炭酸風呂に入っていたからが、入ってすぐ汗がぼたぼた出てきたのには驚きました。
私はもう少し岩盤浴を楽しみたかったのですが、今日は一人で来たわけでもなかったので、あんまり岩盤浴ができなかったのがちょっと心残りです(´・ω・`)
そういえばここは、冷凍ルームがありませんでしたね。
あと、岩盤浴エリアにおかれている床が温かい休憩スペースなどもなかったです。
岩盤浴自体は日曜日の昼なのに結構空いていましたし、のんびり好きなだけ入っていられそうなのはいいですね。
その後温泉にもう一度入ってから、キウイの酸っぱいスムージー(おいしかった)でビタミン補給をしてから、帰ることに。
いやー、いい日帰り温泉でした。新鮮な温泉もとっても良かったし、とっても気に入りました。
ご機嫌で施設を出たそこには、紫の綺麗なラベンダーが咲いていて、蜂が一生懸命蜜か花粉か集めてました。
その蜂が蜜蜂より二回り位大きくて、真っ黄色で、全身花粉まみれなのかと思ったくらい。身体中黄色い毛に包まれて、もふもふしてて可愛い~。しかも、一匹や二匹じゃなくて、5、6匹ラベンダーの花の周りをぶんぶん飛んでいました。
一緒に行った人が、この蜂は刺さないんだよと教えてくれて、名前はコマルハナバチ♂といって、今の季節しか見られない蜂なんだそうです。
この写真じゃ見づらいと思いますが、それでも黄色の毛で覆われているのがなんとなくわかるかと。
このラベンダーの紫と、コマルハナバチ♂の黄色のコントラストがとても綺麗でした。
ぜひ「コマルハナバチ オス」でググって、その蜂のかわいらしい姿を見てみてください。
蜂は苦手なのですが、この蜂は可愛かったなー。
そんなわけで、最後にまたほっこりするものが見られて、大満足の日帰り温泉でした。
天丼以外はどれも満足でした。
日曜の訪問だったけれど、順番待ちしたのは昼ご飯くらいで、岩盤浴も空いていたし、ロウリュもぎりぎりで潜り込めたし、施設自体も人でぎっちりという感じでもなく、程よい混み具合でよかったです。
建物の雰囲気も良かったし(中庭を通っるので、冬は移動が少し寒そうだけど)、そしてなにより、掛け流しのお風呂が素敵。
口コミ評価が高いのも納得です。
皆様もぜひ行ってみて、全量総入替方式のph10ツルツル温泉を堪能してみてくださいヽ(´ー`)ノ
コメントを書く