強烈な癒しパワーのある興福寺の薬師如来

強烈な癒しパワーのある興福寺の薬師如来

興福寺は天智天皇の時代(669年)に創建された寺院です。藤原鎌足の病気平癒を祈願して、夫人が釈迦三尊をなどを安置するために造営されたのが始まりとのことです。その頃はまだ「山階寺」という名前で、その後鎌足の子供の不比等が現在の場所に移して「興福寺」という名前を付けたのが710年のことです。
天智天皇とか持統天皇とか、この頃の名前っていいなーと思うのは私だけでしょうか。

東大寺、春日大社とめぐっての興福寺。この日は雲行きが怪しくなってきて、興福寺に着いた時には、今にも雨が降りそうな空模様でした。

興福寺で真っ先に目につくのは、中金堂です。

中金堂

去年300年ぶりくらいに建て替えられたということで、ピッカピカで目を引きます。

ですが私のお目当ては、桜井識子さんがここのイチオシと言っていた東金堂の薬師如来様です。
あの識子さんが興福寺のイチオシ!というならば、とってもすごい仏様に違いありませんから。

東金堂

ここは、建物ごとに拝観料を払うシステムです。
拝観料(東金堂は300円だったかな)を払って中に入ると、薬師如来と脇侍に日光菩薩、月光菩薩がいらっしゃいます。
識子さん曰く、薬師如来は右手か額にある中央のホクロみたいなところから癒し光線が発射されることが多いけど、ここのは目からその光線が出ているとのことで、薬師如来様を見てみれば……。

確かにそんな気がします。(思い込み)
前に立ってお参りしている間、薬師如来様がじーーっと見てくれてて、キラキラ光線を浴びることができるというので、私も前に立って般若心経とか真言とか唱えてお願い事もしました。
長めに光線を浴びるといいというので、長めにご挨拶。

そのほかの仏様も拝見させていただき、東金堂を出た時、身体がポカポカしてました。この日この時間は、薄着だと寒いくらいの温度でしたが、東金堂を出た時の私は軽く汗ばむくらい。もちろんお堂の中に暖房はありません。それなのに、身体が熱くなってました。不思議です。薬師如来様のスーパーキラキラビームのおかげかもしれません。

興福寺のメインの中金堂も見ようかな~と思ったのですが、時間があまりなかったのと、既に歩き疲れていたのと、東金堂を見ることでが来て満足してたので、そちらは行きませんでした。
時間があったらご本尊の釈迦如来や四天王像など見たかったです。
興福寺といえば阿修羅像が有名なんだそうで、こちらも次回のお楽しみです。

他にも広い敷地に建物があちこちに建っています。
なんか不思議な感じがするなぁ……と思ったら、普通、境内には色んな木々など植えられていて、あちこちに建物があっても一望することはできませんが、ここは見渡すことができるから、ちょっと不思議な感じがしたのかもしれません。

五重塔
南円堂

南円堂の向かい側に、お不動様がいらっしゃいます。

不動明王

こちらのお不動様も識子さんがおすすめしていた、パワーの強いお不動様です。
真っ黒くなっているということで、覗かせてもらいましたが確かに真っ黒で……、しかも部屋が暗いのと天気が悪いので、細かいところまでよく見えませんでした。

次は天気のいい日にお参りできるといいですね。

帰りは雨がパラパラ

お薬師様パワーを体感できた興福寺でした。

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