【甲子温泉大黒屋】レアな足元湧出!名物の大岩風呂でのんびりリラックス

【甲子温泉大黒屋】レアな足元湧出!名物の大岩風呂でのんびりリラックス

もう一回行きたいなーと思っていた、甲子温泉旅館大黒屋に再び行くことができました。大黒屋さんは、日本秘湯を守る会の宿です。
こんなご時世だけど、この宿は相変わらず人気のようで、さすが実力のある宿は、こういう時でもお客さんが集まるんだなーと、嬉しく思います。

こんにちは!やっぱり温泉に入りたいmariです。
いいお湯にいいご飯。最高。
今回は両親と一緒に温泉小旅行です。

さて、チェックインの前には、那須どうぶつ王国に。
特筆すべきはここのバードショー。頭上をかすめて飛ぶので、なかなか迫力があって楽しいのです。

バードショーのステージ
ダルマワシ
フクロウじゃないよミミズクだよ

バードショーのお兄さんが客席も巻き込みながら、楽しくステージをすすめてくれます。

翼を広げて獲物を隠す
ハクトウワシは大きい!

ショーの間、観客先の左右から鳥を飛ばしてくれるので、この鳥たちが頭上をかすめていくのですが、真上を飛ばれるとかなりの迫力。
ハクトウワシが本当に私の頭上を通り過ぎたのですが、通り過ぎざま、足についているゴムのバンドみたいなのが、私のおでこにベチっと当たりました……。
ちょっと面白かったw

どうぶつ王国なので、他にもいろんな動物と会うことができます。
ガラス越しの展示もありますが、ウェットランドなど、すぐ目の前に動物が歩いているエリアがあるのも、このどうぶつ王国ならでは。(でもそのエリアは触っちゃダメ)

母は100円でエサをあげることができる場所ではエサを買って動物たちに与え、馬に乗馬できるとなれば行列に並んで馬に乗ったりと、とても満喫しているようでした。

手すりを舐めるラクダ
舌を出すレッサーパンダ

マヌルネコもいました~。写真を撮るには競争率が高すぎたので、端っこからちょこっと覗き見。

オットセイのショーも見たのですが、こちらも楽しかった~。
久しぶりにお腹の底から笑ったかも。

動物に癒やされてからの、宿へのチェックイン。
那須どうぶつ王国から大黒屋までは車で30分くらいです。

山の中の一軒宿

東京方面からだと、長めのトンネルを出てすぐ左折すると宿に着くのですが、気を付けないと行きすぎます。そして行き過ぎると、しばらくUターンできる場所がないという。

フロント

今回のお部屋は2階でした。

和室+広縁

今回はお布団がすでに敷いてありました。コロナ対策かな?
最初からお布団があると、窮屈な感じになりますが、まあ、仕方ないですね。

洗面

洗面台には蛇口が二つあって、一つは阿武隈のおいしい水が出るようになってます。まろやかで美味しかった。天然水がいただけるというのは、いいですね。

トイレ
窓からは一面の緑

相変わらず完璧に掃除が行き届いて、静かで居心地の良いお部屋です。

お風呂は一階の食事処の脇から行きます。

大岩風呂は長い階段を下って行った先にあります。
基本的には混浴で、夜6時から8時までと、朝5時から7時までは女性専用にかわります。
夕飯が夜の女性時間と丸かぶりなので、チェックイン当日に大岩風呂に入りたいなら、夕飯を食べ終わったらすぐに入らないといけないです。

取りあえずは、恵比寿の湯に。こちらは男女別で、洗い場もあります。
大岩風呂と恵比寿の湯で泉質が違うので、両方楽しむのがいいと思います。もちろん両方とも源泉掛け流しなのは、言うまでもないこと。

恵比寿の湯

洗い場は4つと、そんなに広くはありません。

露天もあるよ

露天は4人も入ればいっぱいになります。周囲を緑に囲まれていて、気分爽快。
もちろん、ここも手入れが行き届いていて、気持ちよく温泉を楽しむことができます。

夕飯はお食事処で。

いただきます

前菜5品(5つ映ってないけど)と、ぜんまいの一本炒め、川鱒と桜鱒のお刺身、夏野菜の冷やし鉢。
ぜんまいの味付けに、母が感動してました。
「ちょうどいい味付け。薄くもなく、かといってこれ以上濃くしては素材の味がなくなるというところまでは濃くしていない云々……」
と、まるでどこかの料理番組のように。
煮物が美味しいのというのは、ポイントが高いようです。

和牛の源泉せいろ蒸し
野菜の天麩羅三種

コーンと、ニンニクと……あとなんだっけ。
ニンニクって揚げるとホクホクして美味しいですよね。

岩魚の塩焼き

山にある旅館といえば定番の岩魚の塩焼き。
横に添えられているピリ辛のごぼうの味噌が美味で、お酒がすすむものでした。
そういえば、父が岩魚の骨酒が飲みたいというので最初に頼んだのですが、岩魚の焼けた香ばしい匂いがぷんぷんとしたお酒なんですね。
これはこれで美味しいけど、岩魚の塩焼きを食べながら日本酒飲んだ方が私はいいかなー。

ごはんとお味噌汁と香の物

お味噌汁にはキノコがたっぷり入っていて、ボリュームも味も良し。

栃餅とさくらんぼ

完食して、お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした~。

その後急いで岩風呂へ。

この写真は前回訪問時のもの

先客も何名かいて、みんなのんびり思い思いの場所で湯あみを楽しんでいました。
確かここのお風呂はぬるめなんだよね~と思っていたのですが、熱くもないけどそこまで温くもなかったです。(翌朝入った時は、少し温くなってて、長く入りやすい温度になってました)
立ち湯で深い所だと120cmあります。縁に腰掛けるか、立って入るかはその時の気分に応じて。歩いたら水中ウォーキングできますが、下がデコボコで足を擦るかもしれません。

こんなに綺麗に底まで見える透明のお風呂なので、混浴タイムと言っても、女性はまず入ってません。ごく稀に(冬に二日とか)、女性宿泊者だけが泊まれる日があった気がするので、大岩風呂を心行くまで楽しみたい女性は、そこを狙うのもいいかも。今もそのプランがあればですが。

この岩風呂。本当にいいです。
のーんびりと入ることができます。お湯も柔らかめで、長く入っていても気持ちいいです。鳥居の右側の湯面を見ていると、たまにポコポコっと下から泡が出てきます。まさしく足元湧出の印。数少ない足元湧出の湯で、しかもこれだけの湯量があるという贅沢な温泉環境です。
出た後はお肌もすべっとしてました。やっぱり温泉最高~!
朝は外からの光が入って、お湯の澄み具合が見えて綺麗なので、朝風呂もおすすめです。

翌日の朝ご飯。

朝ご飯

最近朝食抜きの生活をしてたので、これだけ食べたらかなりお腹いっぱいになりました。

ぎりぎりまで温泉を堪能して、チェックアウト。
天気が良かったら五色沼に行きたかったのですが、微妙だったので、帰りがけに御岩神社と大洗磯崎神社をお参りし、大洗で海鮮丼を食べて帰宅。

やっぱりいい宿、甲子温泉大黒屋。
若い人もちらほらいるけど、基本的には温泉が好きな人たちが集まる宿なので、落ち着いて過ごせる宿です。

また行くぞー。

前回大黒屋に泊まった時の記事はこちら

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