いったぜ東北1 伊達政宗も訪れた源泉かけ流し宿【青根温泉 不忘閣】

いったぜ東北1 伊達政宗も訪れた源泉かけ流し宿【青根温泉 不忘閣】

2017年も半分が過ぎて、青ざめるmariです。こんにちは!
さて、今回はいつもより少し遠くまで足を延ばして、宮城県の青根温泉まで行ってまいりました。今回の宿「不忘閣」さんは、2015年に行くぜ東北のCMにも使われた宿なんだそうですよ。

というわけで、東北自動車道に乗って北上です(`・ω・´)
平日の高速道路はレンタカーやバイクが全然いないんですね。空いてるし快適~。
朝早く出たので、とりあえずSAでご飯を食べることに。

安達太良SA

私はフードコートでゆず塩ラーメンを食べてみました。

ゆずのほかに湯葉も乗っていて、さっぱりしていて塩味はしっかり目でした。サービスエリアのラーメンにしてはまあまあ美味しかったです。あとでちょっと喉が渇いたけど(*´Д`)

草津や伊豆に行くのより、やっぱり全然遠いなーと思いながら、チェックイン開始時間に宿に着きました。

宿自体は、青根温泉エリアに入って一番最初のあたりにありました。
さてこの「不忘閣」ですが、開湯が1528年と、それはそれは歴史がある温泉で、伊達藩のお殿様たちが訪れていた由緒ある宿だそうです。
15時より少し早かったとはいえ、フロントには誰もおらず、先に到着していたお客さんがうろうろしてました。

エントランス
エントランス

間もなく係りの人が出てきて、チェックインの手続きをすませ部屋に案内してくれました。
この「不忘閣」さんは、温泉に近い西の部屋と、階段を最大100段くらい登った高台にある部屋があるのだそうですが、そこは当然温泉に近い西の部屋にしました。
何度も温泉に行くつもりだもの、その度にそんなに階段往復するとか面倒くさいし!

通されたお部屋は、10畳と次の間のある和室。

庭からの眺め

落ち着いた和室です。部屋から見える緑の庭が素敵ですね。窓が木の枠でびっくり!いまどきまだこういった懐かしい造りの建物があるんですね。お風呂はありませんが、洗面台は広縁の横に、トイレと冷蔵庫は次の間にあります。

写真では写っていませんが、この右手には宿の名前の由来となった「不忘閣」があります。昭和40年代くらいまでは「不忘閣」も宿として使っていたとのことですが、現在では資料展示館となっています。
木々の生えている奥には池もあって、ずっとカエルが鳴いていました。
写真で見えている建物の1Fは休憩所になっていて、2Fは食事会場となっています。

この宿には6つのお風呂があって、そのどれもが源泉かけ流しなのですが、その中でも一番人気が「蔵湯」だそうで、これはぜひとも一番風呂に入らねば!!(`・ω・´)と、チェックイン早々、フロントに木札をもらいに行ったのですが……。

フロントに誰もいない(;´Д`)
まあ私はいいのですが、お客さんがチェックインできなくてフロントで立ち往生していました。
なんというか、のんびりしている宿ですね。
しばらくして係の人が出てきたので、蔵湯の木札をもらって「蔵湯」へGO!!

ひゃっはーーー!一番乗りっっ!

入口に木の札を置いて、廊下を通るとそこは……

なんか雰囲気があるところに出た!
石畳の廊下と、蔵。左手には、お社がありました。
その廊下の先の左手の蔵に、お目当てのお風呂はありました。

蔵湯の大きな檜風呂!

写真ではだいぶ明るく映っていますが、部屋はほの暗くて、いい感じにお風呂がライトアップされています。定員4名とありましたが、8名だって大丈夫な広さ。

この時はこの「蔵湯」以外に一つ、「入ると頭がよくなる!?」と言われている石の露天風呂が貸切になっていて、こちらは木札は必要なく、中から内鍵をかければいいようになっていました。時間は30分と短めですが、空いている時に何度でも入れるというのはいいですよね。(´∀`)

小さな宿なら、これだけで大浴場になってしまいそうな広さの湯船を独り占めできるなんて、なんという贅沢!これは気持ちいい~。源泉かけ流しでこれとは超贅沢!
ただちょっとお湯が熱めだったので、あんまり長湯はできませんでした。

部屋に戻ってしばらくしたら、身体が冷えてきたので、今度は大湯のほうに行きました。
こちらは時間によって男女入れ替えで、朝8時~夜8時まで「大湯」が女性で、「新湯」が男性、その後入れ替わるんだそうです。

大湯は少し前まで共同浴場として使われていた所で、新湯は石組みの2人くらい入れば満杯の小さなお風呂で、こちらは1500年代からそのまま使われているんだそうです。(゚д゚)!

この大湯がまた、雰囲気がとーっても良かったです。

こちらも写真だと明るいですが、実際はもっと暗くてライトがいい感じにお湯を照らしていました。
「蔵湯」と同じく、外からの光はほのかに入ってくる程度なので、雰囲気抜群。
どぼとぼと容赦なく注がれる源泉!泳げる広さ!
ほとんど無色透明の単純泉で、普通のお湯のようにさらりとしておりますが、しかし当然家のお風呂とはお湯のパワーが全然違うのであります。
は~(*´∀`*) 極楽~~!!
お湯はそこまで熱くなかったので、のんびり入ることができます。
貸切風呂のお湯は熱めで、みんなで入る温泉の方は適温にしてある感じでした。

このほかに二つお風呂があるのですが、そちらも時間によって男女交代になるのですが、そこにだけ洗い場があります。(つまりほかのお風呂にはない)
シャワーが一つしかないので、そこだけちょっと気をつけるといいかもしれません。

お風呂から出て部屋に戻る途中に休憩所があって、そこにはお茶やコーヒー、そしてなんと日本酒までがサービスされています!

横にはあげまんじゅうや、柿ピー、ミックスナッツ、田楽と用意されていて、これはもう飲むしかないでしょ!!

って、さすがに食事前なので一杯でやめておきました(未練)。 別に誰かが見ているわけでもないので、好きなだけ飲めるんですけどね。
日本酒が振る舞われているところなんて初めてです。(*´Д`)
さほど大きくない宿だからできることでしょうね。

お部屋に戻ってしばらくはポカポカしていたのですが、6月後半だというのに、冷えてきた!
さすが東北(しかも蔵王に近い)!まさかこの時期に暖房のスイッチを入れるとは思いませんでした。

お部屋でちょっとゴロゴロしていたら、あっという間に夕食の時間です。
さて、どんなごはんが出てくるのかな((o(´∀`)o))ワクワク

次:いったぜ東北2 伊達政宗も訪れた源泉かけ流し宿【青根温泉 不忘閣】

東北地方カテゴリの最新記事