最近は宿の値段などもお高くなってきているので、コスパの良い宿に行くことが多いmariです。
今回は伊豆の熱川にある「HOTEL&RESORT 伊豆の音」に泊まってきました。
とはいえせっかく静岡に行くので、今年まだ行ってない神社に参拝に。
富士山本宮浅間大社といえば、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)がご祭神。木花之佐久夜毘売命といえば、桜の木。
ということで、一回は、桜の満開の時期に訪れてみたかったのです。
お天気が下り坂だったのですが、雨が降らなかったのでとりあえずセーフ!
隣の公園からは、桜と富士山のベストショットを見ることができました。
その後、静岡浅間神社に。(どんどん伊豆から遠ざかってる)
静岡浅間神社の本殿はものの見事に改装工事中で覆われていて、社殿の一部も見ることができなかったのが残念。
なお、4年後に本殿の工事は終わる模様。
そこからは踵を返して、三嶋大社に。
こちらも桜のトンネルが綺麗でした。
いい時期に訪れることができました。
静岡のメジャーな中華料理チェーン店、五味八珍で昼食を済ませてから、本日の宿、HOTEL&RESORT 伊豆の音にチェックイン。
この頃には、雨が降ったりやんだりの空模様に。
今回は、じゃらんの3,000円クーポンを利用して、一泊二食で、一人11,400円(+入湯税150円)でした。
フロントでチェックインを済ませ、フロントの横にある浴衣or作務衣や、歯ブラシや化粧水などのアメニティを各自必要なだけ取って、部屋に向かいます。
フロント横には他に、コーヒーや紅茶、お茶などのサービスもあります。部屋にはお茶セット(コップやティーバッグ)が無いので、飲みたいものがある場合はここからティーバッグと紙コップを持っていって、部屋の電気ポットでお湯を沸かして入れるか、或いはこちらでお湯も入れて部屋に持っていくかになります。
今回泊まった部屋は、和室十畳。
部屋は一通り綺麗に掃除されていますが、畳が毛羽立っていたり、床やふすまにシミがあったりと、年季が入った感じも否めません。やはり畳はやはりいぐさじゃないと、安っぽい感じがしちゃいますね。
お布団がぶ厚い羽毛布団とかではなく、そこまで厚くない掛布団だったので、寝る時に汗をかいてひどい目に合うことがなくて良かったです。
先ほど述べたように、お茶セットは用意されてなくて、ウェルカムお茶菓子もありません。ポットに入った氷水とか、そういったものも勿論ありません。
その代わりに、ペットボトルの水が人数分用意されていました。
洗面台には、手を拭くタオルはありません。
拡大鏡が用意されているのは、珍しいです。あと、ドライヤーもありました。
広縁には空の冷蔵庫が用意されていて、上には小さな冷凍庫もついてました。ロックアイスの袋くらいなら入りそうなサイズです。
部屋での休憩もそこそこに、屋上の展望風呂をチェックイン時に予約したので行くことに。(3人だと50分の貸切でした)
以前はジャグジーだったんでしょうが、今では単なる風呂桶になってました。
あんまり風情はありませんが、大島や利島(としま)らしき島がよく見えるし、良しとしましょう。
シャワーブースも一つあるので、身体を洗ったり髪を洗ったりもできます。
温泉は他に4階に大浴場と家族風呂1つがあって、こちらの家族風呂は空いていれば好きな時に入ることができます。浴槽は家族風呂にしては大きめで、足を伸ばして二人入れる広さでした。
大浴場は、広めの内湯と二人入れば一杯のコンパクトな露天があります。
お湯の温度はちょうどよいかすこし温いかなといったくらいで、長湯できるのが良かったです。
温泉の方は、無色透明でほんのり土の香りがするかな~といった感じ。
大浴場と、空いてれば入れる貸切風呂は、掛け流しになってました。
お風呂に入ってのんびりするのが温泉宿の過ごし方だと思いますが、こちらの宿は漫画が5,000冊ほど用意されていて、部屋に持って行って読むことができます。
日帰り温泉のマンガコーナーほど、何でもかんでも最新コミックが揃っているわけではありませんが、それでも最近のマンガもあるので、のんびりとマンガを読んで時間を過ごせます。
夕飯は6時からで、食事処でいただきます。ふすまで仕切られた個室ですので、周囲を気にすることなく食べることができます。
飲み放題もついていて、日本酒、焼酎、ハイボール、ワイン、ビールなどが揃っていました。
飲み放題のお酒自体は、そこまで上等なお酒が揃っているわけではありませんが、飲み放題もインクルーシブなので、それは贅沢というものでしょう。
飲み物を席まで持って行って、いよいよお待ちかねの晩酌の始まりです。
リーズナブルなお宿で、料理長の名前がついたお品書きが出てくるのは珍しいです。大体バイキングだったりしますからね。
左手前から右に、金目鯛、マグロ、桜エビ、ブリ…で、一部地魚じゃなさそうなものも交じってましたw
山葵は、生山葵が添えられてました。さすが静岡。
おろし金のおろす部分が「わさびわさび」とわさびを連呼しているのは、ご愛敬です。
エビ焼売はよくあるけれど、なんとこれはブリ焼売!
陶板に皮がくっついて取れなかったので、クッキングペーパーとかキャベツとか敷いてくれたらいいのにと、友達が呟いてました。
味の方は…。普通の焼売でいいかな~w ミキサーで砕いた骨を少し感じたりしたので、骨は除いてからミキサーかけたほうがいいかもですね。
カジキマグロが枕にしているのはタケノコです。
真ん中の葉っぱはユキノシタというそうで、食べられます。(味はあんまりしなかった)
このカジキマグロですが、脂がのってて美味しかったです。
今回の食事の中で、一番おいしかったかも。
菜の花の座布団の上に、牛肉が乗ってて、とろろがかけられてました。
私は牛肉が得意ではないので、友達に食べてもらいましたが、見ている限り、柔らかそうではあるけれど、箸で千切るには難儀してました。筋とかかな。
大体最後のデザートをもてあます私には丁度いい量でしたが、甘いもの大好きな友達は、一口サイズのデザートに物足りなさそうでした。
ごちそうさまでした~。
この宿、食事時間以外でも20:30~21:30の1時間、一階のフリードリンクエリアにアルコールやおつまみが登場します。
一時間飲み放題だし、もっと多くの人がこのエリアを訪れるのかなと思ってましたが、我々のように、そこまで飲み放題を満喫する期の人たちは少なかったようです。
翌朝の朝食は、夕飯と同じ場所でいただきます。
そしてなんと、朝も夜と同じアルコール含めたフリードリンクがつきます!
さすがに朝から飲みませんがw
チェックアウトは11時と余裕があるので、食後にお風呂を楽しむ時間もあります。チェックアウト前にお風呂が閉まってしまう宿が多いですが、ここは11時のチェックアウトぎりぎりまでお風呂に入ることができます。
チェックアウト後は、来宮神社へ。
…の前に、熱海の美味しいお菓子屋さん、三木製菓へ。
三木製菓といえば、ネコの舌という薄いクッキーが有名です。
ミニネコは260円で7枚入っていて、ちょっとしたお土産にいいです。(7枚といっても、あっという間に胃袋の中に消えます)
ネコの舌はもちろん美味しいのですが、それ他にも何点か購入しました。
前回訪問時から気になっていた、銀紙に包まれた謎の物体、ラムボールを買ってみたのですが、これが…とっても美味しかった!(上の写真では、銀紙の欠片しか写ってませんが、一番下の右にありました)
お店の人は「ラム酒のスポンジがチョコに包まれたものです」と簡潔に説明してたけど、いざ食べてみたら、栗とかなんか他にも入ってた。
これは簡潔な説明が、説明不足だと感じるほどに美味しい。お店の人、もっと詳しく説明したらもっと売れそうなのに。
次来た時も、また買います。ちなみに、お酒はそこそこ入ってるみたいです。
で、ホクホクした気分で目的の神社へ。
ここの神社はとてもお洒落で、雰囲気がいいです。
拝殿の手前には、落ち葉がハート形に作られてました。
この白鳩は、神様のお使いかもですね。見れてラッキーです。
本殿でお参りの後は、弁財天でのお参り&足元の大きな岩にお金を付けて、白蛇様に金運upのお願いは欠かせません。
それから、樹齢二千年の大楠へ。
見事なご神木です。なんかこの木、好きなんですよね~。
一通り参拝を終えると、境内のカフェで飲み物を買って休憩するのもルーティンと化しています。
境内にテーブルと椅子がある神社って珍しく、気持ちいい空間で一息つけるのって至福です。普段アイスココアなんて飲まないのに、これは美味しい。
最後は伊豆山神社に寄って、帰宅の途へ。
久しぶりの伊豆旅行でした。
今回泊まった「HOTEL&RESORT 伊豆の音」ですが、値段を考えれば飲み放題などがついてコスパのいい宿だと思います。
必要最低限の人件費で、いろんな面のコストカットをして、その分飲み放題を付けたりして満足度を上げている感じです。
そういう点はよいのですが、でも部屋に飲み物セットがないのは、ちょっと不便かな~と。この辺りは人によると思いますが。
食事に関しては、口コミでなかなかの評判だったので期待してたのですが、自分の中でハードルを上げすぎていたのか…美味しい!と思ったものが、少なかったかな。八寸は色どりもよくてキレイだったです。
他には、宿は掃除されていて汚くはないのですが、もう少し清潔感があったらいいなーと思いました。
色々書きましたが、リーズナブルな宿ですし、温泉に浸かってのんびり過ごすには十分なんじゃないでしょうか。
チェックアウト後にには、車で数分のところにバナナワニ園もありますし、ふらりと立ち寄るのも面白いと思います。
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