10日ほど北海道に帰省しまして、その間に泊まった宿など書いて行こうと思います。今回はあえて大洗からのフェリーではなく、仙台からの太平洋フェリーにしたので、フェリーに乗る前に、鳴子温泉に一泊することにしました。
こんにちは!たぶん10年くらい前に鳴子温泉に泊まったはずなのに、ほとんどその記憶が欠落しているmariです、こんにちは!
まずは、常磐道経由で、福島の高屋敷稲荷をお参りです。

高屋敷稲荷といえば~
そう、元気な烏骨鶏さんたちがお出迎えしてくれます。

なんか前より数が増えてるような。
そしてこの烏骨鶏さんにご飯をあげることができます。

ガチャになってますが、無料です。
そしてガチャガチャの横には、ジップロックに入ったパンの切れ端もあって、こちらは自分で小さくちぎって、手に乗っけると、烏骨鶏さんたちが我も我もと食べに来ます。
手がツンツンされますが、痛くないです。
前よりかなり広くなったおみくじ売り場。


少し高台にあって、いい風が吹いてきてとても気持ちのいい神社です。
久しぶりに訪れることができました。
今度は東北道に入って、宮城を目指します。

関東からだとこの辺りがちょうどいい頃合いなのか、だいたいいつもここで朝ご飯とか昼ごはんとか食べてる気がする……。


ピリ辛のラーメン食べましたが、これで!1,200円!
具があんま入ってないのに。さすがSAクオリティー……。
その後も順調にドライブを続け、仙台も過ぎて……鳴子温泉狂に到着。
今回泊まる宿は「鳴子観光ホテル」です。
今回は食事少なめのプランで、一人20,900円(内クーポン利用が4,000円分)になります。

今回の北海道旅行では3つの宿を紹介しますが、何故か3つともオールインクルーシブの宿になります。
最近流行ってますしね、オールインクルーシブ。
チェックインして、部屋に向かいます。荷物は自分でもっていきます。
部屋の鍵は二つもらえました。

部屋は清掃が行き届いていて、綺麗です。
ウェルカムお菓子は、オールインクルーシブのところはないことが多いですが、ここもそうです。




トイレの水が出るところ、硫黄の成分の影響で黒くなっていました。

あるあるですね~。
硫黄泉の宿の宿命といいますか。








一通り、ざっと目を通して、お風呂に直行です。
この宿は、貸切風呂があって、空いていれば自由に入ることができます。
別料金ではなく、予約制でもなく、空いてれば入れるっていうのがかなりの高ポイントです。
と、いっても、人気すぎて、大体埋まってましたね~。
大浴場は循環併用ですが、貸切風呂は掛け流しです。源泉は熱いので、自分で水を入れることができます。


すごいくつろげそうだけど、私が見る限り、終始無人でした。





弐の湯と参の湯に比べて、壱の湯は広くて、4人家族でも入れそうでした。


泉質は含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉、低張性中性高温泉です。
結局貸切風呂には、写真を撮るだけ撮って、入らなかったという。
入りたかった時には、埋まってましたので、仕方ないです。



女湯は、内湯二つ、露天一つで、露天の方が白く濁っていて、硫黄成分高そうでした。
露天はそこまで大きくなかったけど、内湯は広かったし、洗い場の数も多いので、込み合うことはなさそうです。
お風呂で温まった後の、オールインクルーシブの楽しみといえば……。
もちろんお酒です!
フリードリンクのコーナーは一階にあります。



おつまみの一つとして、玉コンニャクがありました。





夜のお茶漬けタイムになると準備中がひっくり返って、ハイボールが飲めて、ビールは飲めなくなります。

お風呂上がりのビール最高~。
一緒に行った父は既に二杯目で、結局三杯飲んでました。
食事前の軽くアルコールを入れてくつろぐ瞬間は、至高ですな。

夕食は二階の食事会場でいただきます。

フリードリンクの内容は……。





あとは、ご飯とお味噌汁お漬物、デザートがブュッフェスタイルです。




で、お酒はもちろん、日本酒をチョイス。

日本酒ですが、本醸造ではなくて純米酒クラスがそろってるのが嬉しいです。
どれも飲みやすくておいしかった~。
本日のお品書きはこちら。

お酒も準備したし、席に戻っていただきまーす。

給仕は、八十過ぎた父より二、三歳くらい年下のお姉さまが、ニコニコと担当してくれました。
父はもう隠居して長いけど、この女性はいまだに現役で元気に笑顔で働かれていて、素晴らしいです。

この左のマスカルポーネとオレンジを合わせたもの、父はとても気に入ったようで「美味しいな~」と言ってました。




ほんのりと甘い餡が上に乗っていて、中には栗が入ってました。ちょっと和菓子みたい……?

目の前で炊くので、もちろん炊き立て。
トウモロコシが甘くておいしかったです。


品数少な目のメニューでしたが、多すぎず少なすぎずで、ちょうどよかったです。もう少し高級な食材を楽しみたい方は、量は増えますが、牛タンなどついたプランがありましたので、そちらを利用するといいと思います。
夕食後、徒歩一分のところにある共同浴場「滝の湯」がいいらしいので、フロントで無料チケットをもらって、行ってきました。

営業終了30分前だったので、人は多くありません。
浴槽は2つに分かれていて、奥の小さい方が若干ぬるめ、手前の大きい方が、温かくなっています。両方の浴槽とも、ドバドバと上から源泉が掛け流されています。
まずここのぬるい方に浸かってから、温かい方に入るのがいいらしいです。
ここの滝の湯の温泉。入った瞬間に分かる、圧倒的に素晴らしい泉質。
なんでそう思ったかよくわからないけど、よくわかる。
ホテルの温泉とは全然違う!さすが鳴子温泉神社の御神湯、千年の歴史は伊達じゃないです。
パッと見、真っ白な硫黄泉で、鹿の湯とかみたいにガツンとくるのかな~と思ったけど、柔らかい感じでした。そこがまた良いです。
泉質は、酸性含明礬・緑礬-芒硝硫化水素泉 pH2.9だそうです。


私もここのお湯はとてもとても気に入りましだが、特に父が気に入ったようで、身体の調子が良くなったみたいだと言ってました。
父を一週間くらいここに置いておきたい。
滝の湯を堪能して戻ってきたら、フリードリンクエリアは夜食のお茶漬けが提供されてました。



お茶漬け……食べようと思ったら食べられるけど、でもさすがにお腹空いてないからな~……。旅行の時は二人分の胃袋があったらいいのに。
既にビールも日本酒も飲んだし、今更サワーを飲む気にもなれなかったので、そのまま部屋に戻って寝ました。
翌朝。
朝食は夕食と同じ会場で、ビュッフェスタイルです。品数もまあまああります。










気の向くままにちょこちょこと取ってきました。


朝からお腹がはちきれるほど食べるのもまずいので、ほどほどのところでごちそうさまでした。
その後は部屋に戻って、身支度を整えてチェックアウト。
本当はもう一度滝の湯行きたかった気もするんだけど、今日はフェリーに乗る前に何故が逆方向の平泉に寄ったりと、色々移動するのであきらめました。でも、いいお湯だったな~。
鳴子観光ホテルですが、何が一番よかったって、滝の湯が近いところ、ですね。
滝の湯があまりによすぎて、滝の湯に全てを持ってかれた感があります。
もちろん、宿の従業員の方も親切だったし、食事も悪くなかったです。食事少なめじゃなくて、スタンダードコースにしたらどんなものが出てくるのか、興味はあります。
コスパ的には、昨今の宿にしては頑張ってる方なのかもしれないけど、私的にはまあ、こんな感じ?……って位かな。
欲を言えば、フリードリンクが夕方まではビールで、夜はサワーだけだったのがちょっと残念といえば残念でした。
もう少し種類があったらなー。個人的にはスパークリングワインがあると嬉しいけど、なかなかないですよね。
以上、鳴子観光ホテルでした。
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