ぴっかぴかのパーフェクト日帰り温泉【綱島源泉湯けむりの庄】

綱島に4/21にオーブンしたばかりの日帰り温泉ができたので、早速行ってきました！
湯けむりの庄といえば、宮前平の湯けむりの庄は評判が良くて有名なところですから、当然ここも期待が持てますね。

入り口の左に靴箱があるので、靴を入れて受付へ。
お店に来たのは10時過ぎですが、受付は少し混んでました。
タオルセット+館内着は料金に含まれていて、岩盤浴は別料金です。入浴用のセットのバッグと岩盤浴のセットのバッグ二つを受け取って、お風呂のある2Fに向かいます。
ちなみにここは、靴箱のカギは自己管理です。

2Fの階段を上がると、右手にスポーツクラブ、左は手前が男性の浴場、奥が女性の浴場になっています。階段も広くてピカピカ～。
脱衣所に入ってまず驚いたのは、脱衣所の壁が一部ガラス張りになっていて、女湯の露天風呂が見えるということです。なんかちょっと新鮮。
また、入り口すぐのところが畳敷きになっていて、3人くらい寝転がれるようになっていますが……入り口近くの人の往来があるところに、なぜ畳を……。もっと奥側に置けばいいのに。こんなところじゃ落ち着かないと思いますが。

ロッカーの数自体は多いです。この間行った「スパイアス」や「みなとみらい万葉の湯」ほど広大ではありませんが。
ここも縦長ロッカーがメインです。
奥には洗面台を含め髪を乾かす場所が約20席ほどありました。

まずはお風呂。入り口から右手側は手前から、シャワーが2つ、水風呂、ロウリュも行われるドライサウナ、洗い場が約35スペースとなっています。洗い場の個々のスペースはちゃんと広いです。
入り口から左側は手前から、掛け湯、内湯の温泉、露天風呂への入り口、アトラクションバスとなっております。

そして、ちょっと嬉しかったこと。今の施設だとシャワーやお湯は蛇口の栓を押すと一定時間出てきて止まる仕組みになっているところがほとんどですが、ここはお湯の出ている時間が他より長い。
他のどこよりも長い！です。
いやーすばらしい。
最初は他の施設なんかよりずっとお湯が出続けているから、
「あれっ！？壊れた？お湯止まらないんだけど！」
と、びっくりしました……ｗ
すぐに給湯が止まるところだと、連打してないといけない状況になったりするものですが、ここはのんびり洗うことができます。ささやかなことだけど、結構ポイントが高いところでもあります。
お風呂場のシャンプーやボディーソープは、DHCかポーラのものが置かれていました。

アトラクションバスですが、色んなジェットバスがありました。片方は座りながらのもの、もう片方は寝るタイプのもの。私は寝るタイプのものをいくつか試したのですが、これが全部同じではなく、席によって水流のタイプが違うのです。一般的な背中に水流が当たるもの、ふくらはぎと太ももの付け根の横あたりに当たるもの、寝ながらにしてお腹にジェット水流が来るもの。など。
いろんなタイプが置いてあるなんて、これまたなんて新鮮な！
座るタイプのものは、背中はともかく、足の裏に水流が噴き出してきて、くすぐったすぎて早々に退散してしまいました。あれは絶対に何かの罰ゲームかなんかだと思う。

露天は全部温泉で、壺湯が2つ、炭酸風呂、立ち湯、スチームサウナ、源泉かけ流し、源泉岩風呂、寝湯とあります。
ちょうどお風呂場に入ったら、もう少ししたらスチームサウナでロウリュを行いますというアナウンスがあったので、これは参加せねばと、顔を出してみました。
スチームサウナの真ん中に塩が置かれていますので、まずは塩を塗りぬりします。それからお姉さんが大きなうちわであおいで、ロウリュの高温のアロマ水蒸気を部屋中に行きわたらせます。この時のオイルは、グレープフルーツとのことでした。
スチームサウナで行うのは簡易ロウリュとのことで、一人一人を仰ぐことはしませんでしたし時間も回数も短めです。が、すぐのぼせる私にはそれで十分です。

ロウリュの汗を流してから、外の壺風呂にどぶん。
おっ！？
こ……このお湯、めっっちゃ黒い！！
この間行った「湯快爽快くりひら」のお湯も黒くて驚いたけど、これはもっと黒いです。
壺湯の中で体育座りしても、自分の膝が見えません。それどころか、水面から10cmくらいまでしか見えません。
驚きの黑さです。お湯に入ると、肌がつるりとする感じがあります。
「湯快爽快くりひら」と同様に、ナトリウム-炭酸水素塩温泉のようです。「美肌の湯」とか「冷の湯」といわれるものですね。
壺湯はぬるめの温度で、炭酸風呂は38度と温度的にはぬるいのですが、お湯に浸かっていると身体がポカポカしてきて40度くらいあるような気がしてくるのが不思議です。
掛け流しは41-2度あたりでした。
新しくて、雰囲気もいいのも手伝ってか、しばらくかけ流しの所で腰かけて、露天風呂を満喫していました。は～幸せー♪

身体を温めたら、今度は岩盤浴着に着替えて、1Fへ。
1Fには、レストランと、岩盤浴、休憩所とエステ・マッサージルームがあります。

[左]エントランスより撮影。奥に見えるのはレストラン[右]岩盤浴入り口 — [左]エントランス付近から撮影。奥に見えるのはレストラン[右]岩盤浴入り口

岩盤浴が、これまた数が多くて、岩盤浴好きな人にはたまらない施設になっております。

写真のとおり、岩盤浴エリアは「潤」「岩」「風」「塩」の4つ。冷却ルームの「氷」と休憩スペース「和」になります。
「潤」はミストサウナっぽい感じで、腰かける部分に岩盤が11席分張られているので、岩盤浴とはちょっと違うかもしれません。
「岩」の部屋は、左の写真にある通り、各石が使われております。部屋に入って右側は岩盤というより砂利になっていて、トルマリン、アメジスト、ゲルマニウムが3床ずつ。左は緩やかに座れる椅子のようになっていて、そこは7席、木紋石、薬宝玉石、化石黄土あたりが使われていたのだと思います。
椅子の方も座ってみて、悪くはなかったのですが……最大の欠点に気づきました。それは……
うつ伏せになれない。
岩盤浴って最初はうつ伏せでお腹を温めてから、ひっくり返って背中を温めるのに、お腹が温められなきゃダメじゃないですか。
まあ、岩盤浴！って感じではなく、この部屋はリラックス用ってことなのかもしれません。
室温も41度と、「潤」と同じくらいの低めの温度でしたし、アメジストなんてありますしね。リラックスといっても、ここもじっくりいると、いい汗をかきます。

砂利のゲルマニウムとアメジストで寝ころんでいましたが、まずタオルを引こうと砂利の中に足を踏み入れると、ずぼっ！と足がハマってびっくりします。砂利が小さめなせいですかね。でも、その小さめなせいで、背中にゴツゴツした痛さは感じないし、身体を包み込まれるような感覚にもなれるので、いいかもしれません。
ゲルマニウムは身体がポカポカする感じ。アメジストは癒される感じがしますね。
私の隣で横になっていた女の子は、額にアメジストを2、3個乗せて目を閉じていました。
か……かわいい。っていうか私もやればよかった！ｗ
お嬢さんは、ちゃんとアメジストがヒーリングストーンだということをご存じだったのですね。

「塩」のエリアは岩塩の敷き詰められた部屋で、ピンクの岩塩と白の岩塩のスペースが交互に並んでいます。さらさらと水の流れる音がして、癒し度upです。
室温は55度の暑めで、16床。他と違い、レンガ状の岩塩で隣と区切られているため、それに幅をとられて、各スペースが少し狭くなっているっぽいです。
普通岩塩の岩盤浴って、女性に人気で、他の施設だと女の人で埋め尽くされたりしてるわけですが、ここの岩塩エリアはそういうこともありませんでした。というか、岩盤浴エリア全体、夕方くらいまでずっと空いてました。(帰るころになって少し人が増えてきたけど、それでも空き空きでした)

「風」エリアは、室温53度の18床。麦飯石と薬宝玉石の岩盤です。中央にはロウリュの石の施設が置かれていて、その周りの足元には水蒸気がもモクモクしてました。
ここは砂利ではなく、普通の岩盤です。岩盤の温度も高めで、いかにも「ザ・岩盤浴」という部屋です。
ここでゴロゴロしていたら、ちょうどこの「風」の中でロウリュが行われる時間になり、ついでだからここでもロウリュに参加してみました。

岩盤浴deロウリュって、どんな感じなのかしら？
寝っ転がってるところに、お兄さんが扇ぎまくってくれるのかしら？とか考えていたら、岩盤浴の枕のそばにあった、まな板みたいなものを取り出して椅子を作り、そこにみんな座ってロウリュをうけるとのことでした。
時間になると、アトラクションみたいに、部屋の明かりと音楽が変わり、ロウリュが始まりました。ロウリュ自体は普通のロウリュでしたが、途中で「でんじろう」さんが考えた趣向が凝らされたイベントがありました。微妙にディズニーっぽい感じ。ロウリュ×アトラクションはなかなか他では体験できない斬新さです。

岩盤浴をしたままロウリュに突入したので、終わるころにはフラフラになって、しばらく心臓がバクバクしっぱなし、汗ダラダラとまりませんでした。
やっぱりロウリュは強烈です～。